《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》出會い その1

「朝か」

時間を見ると6時だった。

まだ寢られたが初日に遅刻は

許されないと思い、起きる事にした。

そして朝飯を食べた後

制服に著替えて、學校に向かった。

「うわーん‼︎誰か助けて〜‼︎」

と聲がする方を向くと

の子が犬に追いかけられていた。

制服をみるとうちの制服だった。

「何やっているんだ・・・?」

と暫く見ていよう思ったが

流石に可哀想だと思い助ける事にした。

「よかった〜助かりました〜」

「いや、いいんだ」

と改めて助けた?相手をみると、中々可いかった。

「すみませんが貴方は名前は?」

「僕?僕は筧優希、2年生だよ」

「2年生なんだ!私と同じだね‼︎」とずずっと前のめりにこちらに來た。

「あ、あの近い・・」

「あ、ごめん‼︎私は守山三春もりやまみはると

言うんだ。よろしく‼︎」

「ああよろしく」と握手をわした。

・・あれ、まさかの異と初めての握手じゃね?

マジで‼︎やった〜‼︎

「じゃあさ、ここであったのも何かの縁だからさ

一緒に學校行こうよ‼︎」

「いいよ。丁度道もあやふやだったし」

・・・助かった〜。

「あれ、2年生だよね?」

「実は僕今日から転校してきたんだ」

「転校生‼︎この時期に転校なんて珍しいね」

「親の転勤で」

・・とりあえず當たり障りのない事を言っておく。

本當の理由は初対面の人に

言えるものではないだろうからね。

「へぇ〜部活は何かやるの?」

「いやらないかな。ちなみに守山さんは

部活にっているの?」

「私は陸上だよ。これでも特待生なんです!」

エッヘンという擬音語が聞こえてきそうな

ポーズを彼はとっていた。

「その割には犬に迫られて泣きそうだったけど」

と僕が言うと彼は顔を赤くし

「あれは忘れて‼︎私どうしても犬が苦手で」

「へぇ〜そりゃ半泣きになるよね」

「だから忘れてよ〜‼︎」

と僕らは賑やかに學校まで話しながら向かった。

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