《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》閑話 馴染として&馴染の親友として
閑話「馴染として」湊明日香編
「今日のことって夢じゃないよね⁉︎
本當だよね⁉︎」
と私は今までで一番と思うぐらいに
テンションが高かった。理由は簡単だ。
「ゆうちゃんが帰ってきたー‼︎」
そう私の馴染の筧優希こと
通稱ゆうちゃんが同じ學校に転してきたのだ。
彼とは10年前に転校するまで
一緒に遊んでいた。
そして彼のお母さんが仕事で夜遅い日は
私の家に呼んで一緒にご飯食べたり
寢てたりした。
10年前、突然転校した時はとても
寂しく3日ほど休んだ。
だが今は
「あ・し・た・から一緒に學校生活が送れる〜」
と、こんなじにテンションが上がっており
いつもより高めのシャンプーや
リンスを買ってきた。
「しかもとてもイケメン‼︎」
10年前からイケメンの兆しがあったが
まさか10年後にここまでなるとは・・・
・・あっ別にイケメンだから
好きっていうわけじゃないからね⁉︎
私は機の引き出しを開けて
どこにでもあるような髪留めを手に取る。
これは彼からとある出來事の後に
もらったものである。
「多分ゆうちゃんは覚えてないだろうな〜」
・・私が彼のことを好きになった出來事。
それは彼にとっては些細なことだろう。
ただ私が彼にするには充分すぎた。
「ここにゆうちゃんが
転してきたのは何かの縁。
目指せゆうちゃんの一番‼︎
目指せゆうちゃんの彼・・いや嫁‼︎」
・・・勝負は速攻‼︎一気に行く‼︎
でもとりあえずは・・・
「明日からのために味しいご飯を食べて、寢る‼︎」
そう決めた私はご飯の準備に取り掛かるのであった
閑話「馴染の親友として」守山三春編
陸上部の練習が終わり
家に著いたのは夜の9時だった。
この學校は陸上トラックに
電燈が點いているため
暗くなっても練習できるのである。
「今日の練習辛かった・・・」
・・今日はコーチの機嫌が悪かったのか
無駄に外周をさせられた。
その上、3年のいびりもり
と心の両方とも疲れた。
ただ今日は楽しいこともあった
「筧優希くんか・・」
彼は私のクラスに転してきた男子だ。
・・まぁ朝にあった事は忘れたいが
「彼が明日香ちゃんの馴染か〜〜」
彼は私の1番の親友である湊明日香の
馴染であるらしい。
彼はただの馴染と言い張るが
「あんなにただの馴染を10年も待ちますか?」
それだけではなく馴染の惚気を良く聞かされる。
しかも彼からもらった髪留めを
今も大切に持っているのだから
これは確証だろう・・・
「まぁ親友のため、お節介でもしますか」
・・彼は10年も待ったのだ。
しは彼の思いは報われてもいいはずだ。
彼はとてもモテる。
なからず學年1モテるだろう。
告白なんてしょっちゅう見るが全部斷っている。
斷る理由はあの馴染がいるからだろう。
だから私が彼にしてあげられる事は・・・
「明日から明日香ちゃんと
筧くんをくっつけるため頑張っちゃうよ〜〜」
・・そのためには今日は寢よう。
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