《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》転校生はメイド⁉︎

り口で伊代と別れた僕とあーちゃんは

一緒にクラスまでいった。

「ゆーちゃんにあんな可い妹が

いたなんて驚いたよ〜」

「まぁ自慢の妹だからね」

自慢の妹だからね‼︎2度言うけどさ

「いいな〜私も妹しいな〜‼︎」

「・・絶対あげないよ?」

「ケチ」

とふくれっ面をしていた。

「おはよう〜」

「おはよう」とクラスに

挨拶をし自分達の席に座った。

だがあーちゃんの隣に席があるので

登校時とあまり変わらない様子である。

席に座り、鞄の中を整理していると

「モテモテじゃないか〜〜転校生〜‼︎」

と僕と肩を組んできた男子がいた。

「あれ、君は誰?」

「俺か?俺は來宮京介くるみや きょうすけ。

一応クラスメイトってじだな‼︎よろしく‼︎」

「僕は筧優希、來宮君よろしく」

「俺は京介でいいぜ、その代わり俺も

優希と呼ぶからな」

「構わないよ、京介。あと遅れたが

あの狀態はモテモテというのか?」

・・あの針のムシロを歩くような覚を?

「だってよ〜我が學年のナンバーワン

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生主席と腕組みながら登校だぜ?

てか新生にまで手を出すなんて早いな‼︎」

「ああ、伊代ね。伊代は僕の妹なんだ」

「パードゥン?」

と英語習いたての頃よく使っていた英語を

使ってきた。

「だから伊代は僕の妹なの」

「「「「「はぁーー⁉︎⁉︎」」」」」

と多分あーちゃん以外のクラスメイトが

一気にこっちを向いた。

「な、なんだい?」

「おま、おま、あんなが妹だと」

「まぁ確かにどこに出しても

恥ずかしくない妹を持っていて誇らしいけど」

「「「「「紹介してくれ‼︎」」」」」

とクラスの男子(京介も含む)が

一気に僕の機の周りに來た。

「斷る」

「何故だ⁉︎我が親友⁉︎」と京介

「君の親友認定早いな⁉︎」

「なら分かったお義兄様‼︎」

「なおさら早いわ‼︎」

「そこを何とか頼む」

「そうだそうだ‼︎」

「両手に華はズルい‼︎」

・・とクラスメイトの男子達からの

がうるさくなってきた

「みんな、ゆーちゃんがかわいそうだよ」

とあーちゃんが助け舟を出してくれた。

・・正直助かったと思ったが

「流石に伊代ちゃんの意見も聞いてあげなよ?

・・まぁゆーちゃんは私のだけどさ〜」

「はぁ⁉︎」

「「「「コイツシメル‼︎」」」」

と男子の目つきが一気に変わった。

「あーちゃん⁉︎何で今そういうのをいうかな⁉︎」

「あれ、なんか問題があった?」

「自覚なしかい‼︎」

・・・その後擔任の先生が來るまで

男子からの猛追を避けることになった。

「・・と以上で連絡事項は以上だが

2日連続でこのクラスに転校生がきた」

「「「おぉ〜〜‼︎」」」

「へぇ〜」

「誰だろうね?

「ちなみに子だ」

「「「おぉ〜〜‼︎」」」

と男子勢

「よしってこい」

「分かりました」

・・この聲、どこかで聞いた記憶があるぞ

とその子がってきた瞬間、僕は愕然とした。

「今日からこのクラスでお世話になります

橘茜と申します」

「お前かい⁉︎」

と僕はつい反で立って

茜に対してツッコミをれた。

「あれ、ゆーちゃん知り合い?」

「いや・・知り合いというか」

「あれ、坊ちゃん‼︎」

「「「「坊ちゃん?」」」

とクラスメイトの視線が僕と茜を

行ったり來たりしていた。

「はい。私は筧優希坊ちゃんの専屬メイドです」

「言わんでいい〜〜‼︎」

なんでこうも僕の周りの子達は

こういう人ばかりなのかな・・・

「おい、優希って金持ちなのか?」

と京介

「いや・・・なんというかね・・ほら」

「坊ちゃんはKIグループの後継者ですから」

と自慢げに話す茜。

いやそれは自慢げに話すことではないと

思うのだが違うのかな?

「ゆーちゃんってそうなの?」

「まぁ、そうかな・・」

ーーーーKIグループとは

戦後の復興期から徐々に長していき

今ではこの國でのトップ3にる程の

大企業グループ。様々な業界に手を出しており

1日でこのグループを見ない日は

無いとまで言われている。

僕はそのグループの本家の唯一の男子である。

というのを隠していたのだが茜め・・・

後でお話し合いだな。

「優希・・お前すげー‼︎」

「筧くん、そうなんだ〜〜」

と守山さん

「ゆーちゃんってそうだっけ?」

と不思議そうに聞いてくるあーちゃん。

・・あーちゃん、その記憶は正しいよ。

だって僕が後継になったのは10年前なんだから。

「まぁ優希が坊ちゃんなのは分かった」

と京介

「ああ、確かに」

と男子A

「ただ俺らは文句を言いたい」

男子B

「「我らの學年のアイドルだけじゃなくて

転校生まで知り合いかい‼︎」」

「それは僕のせいかい⁉︎」

・・・それは最早、生まれや環境の

問題じゃないかな?

「テメェら、1人締めるぞ‼︎」

と京介が僕を指差していう。

「「「おぉ〜〜‼︎」」」

「結局こうなるのかよ‼︎」

・・転2日めからこれなのか?

心配になってきた。

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