《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》お兄様は唐変木?

そうして騒ぎながらも食事の準備をしていった。

「茜、今日のメニューは何?」

「無難にカレーにしようかなと思います」

「分かった」

そして準備が終わると全員で機に座り、

「「「「いただきます」」」」

と食べることにした。

「流石、茜だね」

「それは坊ちゃんへのを沢山れたからです‼️

の心を摑むにはます胃袋からといいますし‼️」

「そういったら茜の飯っていうのは既に僕の胃袋

摑んでいるのかもしれないね」

「本當ですか⁉️」

「僕にとってはお袋の味に近いかも」

「が、ガーン‼️やっぱりそうなりますよね?

いいです、いいです、この茜、分かっていましたよ。

坊ちゃんがかなりの唐変木だということは」

と茜が目に見えるぐらい落ち込んでいた。

「茜さん、確かに分かります。お兄様の唐変木ぷっり

は度を超えてますからね」

と伊代に遠回しに怒られ?

「ゆーちゃん、唐変木ダメ、ゼッタイ」

とあーちゃんに注意され

「カレー味しい〜〜」

守山さんはカレーをガツガツ食べていた。

そんなじでカレーを食べ終え、みんながのんびりと

リビングで繕いでいた。

「ねぇゆーちゃんって何で引っ越してきたの?

確か筑紫學園に通っていたんだよね?」

「確かに私も気になっていた。何で?」

「お兄様・・・」

「坊ちゃん・・・」

伊代と茜は僕の方を心配そうにみていた。

・・確かにあの事件はまだ僕の中でも整理がついて

いなかった。守山さんに話した時もあまり聞いて

しくなかった。

「あれ、ひょっとして聞いちゃいけない質問だった?」

「いや、そうじゃないよ。何だろ、あのプライド高い系

ばっかりの學園にいるのが飽きたんだよ。毎日自分

達が所屬している派閥で爭いしてるし。あげくは僕の

親に近づこうとしてきた奴もいたからね」

・・あながち噓は言っていない。あの學園の雰囲気には

飽きていて、早く卒業したいとまで思っていたが、

最大の理由は別にある。

「私も陸上の大會であの學園見るけど、なんかいちいち

言い方がムカつくんだよね」

「まぁあの方達は全員が社長や僚の子息ですから

プライドは高めですね。私に告白してくる方々も

いましたが、全てが私の父親目當てでした」

「あそこではメイドの品格も問われましたね。自分の

より優れているメイドや執事がいたら、金で買うとまで

仰った方もいましたね。まぁ全部坊ちゃんが斷って

くれましたけど」

と僕ら、前まで筑紫學園にいたメンツからはすこぶる

印象が悪かった。

「まぁ転校してきてよかったかな。あーちゃんや

守山さんに會えたし」

・・京介?まぁれておくか

「私も筧くんと會えて楽しいよ。だって明日香を

からかうネタが増えたし〜〜」

「ちょっと三春⁉️私で遊ばないの⁉️」

「だって明日香、今度筧くんとデートでしょ?」

「「で、デート⁉️」」

と伊代と茜が驚いていた。

「ちょっと坊ちゃん、説明を求めます」

「お兄様、後でお話しがあります」

と笑顔なんだけど目が笑ってない2人がいた。

・・この後、伊代と茜には掘り葉掘り聞かれた。

そしてその日は開きとなった。

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