《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》明日香VS茜
私はとある人を屋上に呼んでいた。
「湊様、どうかされましたか?」
「わざわざ來てくれてありがとうね茜さん」
私が読んだのはゆーちゃんの専屬メイドの
橘茜さんだった。
「では、どのようなご用件ですか?」
「私が見ていない頃のゆーちゃんって
どんな子だったのかな~と気になっていて」
「ほう・・・気になりますか?」
「う、うん!気になります」
「で・はお見せしましょう!
私が坊ちゃんと出會ってから現在まで撮ってきた
坊ちゃん蔵寫真コレクションを!」
「あ、茜さん・・・?」
・・・もしかしたら私はとんでもない地雷を
踏んでしまったのかもしれない。
と私が考えていると茜さんはグィと近くに來て
スマホも見せてきた。
「これがそのコレクションなの・・・?」
「いえ、こちらにっているのは1割にも
満たないでしょうね」
・・・え?だってスクロールバーかなり小さいよ?
しかもこれで1割に達してないの・・・?
「さぁさぁ湊様!一緒に坊ちゃんの長の証を
見ていきましょう~!」
「う、うん・・・」
それから暫くゆーちゃんの寫真閲覧會をした。
寫真を見ていく中で私が知らないゆーちゃんの姿を
見て、妙に心が寂しくなった。
そして寫真を全部?見終えたところで
「・・・ところで本題に移りましょうか。
屋上に呼んだということはあまり他の方に
聞かれたくないことなのでしょうね」
と茜さんが気をつかったのだろうか
そのような事を聞いてきた。
「そうだね・・・」
今から私が彼に聞くことは
彼にとっても出來るならにしておきたい
ことだろう。
「・・・10年前ゆーちゃんに何があったの?」
と私がゆーちゃんが転校してきた時からの最大の疑問を
彼に問いかけてみた。
「やはり、そのことでしたか・・・」
と彼はため息をつき
そして急に目つきが怖くなった。
「・・・湊様。あなた様がどんな気持ちで
先ほどのことを聞いてきたのか知りませんが・・・」
と今までの明るい聲音とは真逆の底冷えするような聲で
話したあと、一度言葉を區切り
「・・・生半可な気持ちで聞いてくるなら
私は何があっても話しません
・・・ましてはでもない方にはなおさら」
と言ってきた。
流石にそのようなことを言われて頭にきた私は
「・・・いくらなんでもそれは
言い過ぎじゃないのかな?」
と言い返していた。
・・・確かに私はゆーちゃんのではない。
けど!私はあの人が何でそうなったのか
知りたかった。
でも・・・
「いえ私はただ事実を申しているだけです。
・・・湊様。あなたは坊ちゃんのなんですか?
”ただ”の馴染ですよね?
しかも10年以上前の。
違いますか?」
「違う!私は・・・」
「では坊ちゃんが苦しかった時に湊様は
坊ちゃんの近くにいましたか?
何か聲をかけてあげましたか?
味方になってあげましたか?」
と茜さんの言葉が私に刺さる。
「何もしてないよ!
だってどこに行ったか知らなかったんだよ!?」
「知らなかったのなら
何故探そうとしなかったのですか!」
「探したよ!でも全然わからなかった・・・」
「湊様がどんな気持ちで坊ちゃんを探していたかは
私には到底検討つきません・・・
ですが!その間坊ちゃんがどれだけ
苦しんできたのか知っていますか!?
どんな気持ちで毎日過ごしてきたのか湊様に
分かりますか!」
「なら茜さんは分かるの!?」
「ええ、湊様よりは分かりますよ。
坊ちゃんにとって一番時期を隣で見てきましたから
嫌なほど分かりますよ!
隣で坊ちゃんが苦しんでいるのに
心配や聲をかけることしかできない
自分が許せなくて!」
「結局、茜さんも同じじゃない!」
「ええ、そうですよ!
ですからあの方をもうこれ以上!
あの事で苦しめたくないんですよ!」
私たちがこのような口論をしていると
「二人とも何しているの!?」
扉のほうを見ると
ゆーちゃんと妹の伊予さんがいた。
「・・・お兄様、茜さんは私が対応しますので
湊さんをお願いします」
「わ、分かった!」
と二人が間にってくれたこともあり
口論は一時休戦となった。
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