《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》みんないるよ
僕は守山さんに指定された屋上に繋がるドアの前に
著いた。このドアを開ければ前にはあーちゃんが
いるはずだ。
會う時には問題は無い・・・
ただ會ったあとどのように聲をかければいいのか
分からない・・・
「とりあえずうじうじ考えていたって意味ないか」
と僕は扉を開けた・・・。
「いたか・・・」
「ゆーちゃん?何で・・・」
「守山さんに教えてもらった」
「三春・・・あの子は・・・」
「茜がごめんね」
と僕は頭を下げた。
「ゆ、ゆーちゃん!?
何でゆーちゃんが謝るの!?」
「茜は僕の専屬メイドだからさ
・・・メイドが何かしたら主人が謝るのは
當たり前でしょ」
「そ、そうなの・・・?」
「なくとも僕はそうだと思っているよ」
「でも今回は私が悪いよ・・・
だって私が茜さんを怒らすようなことを
言っちゃったのがダメなんだし・・・」
「ちなみに何を聞いたの?」
・・・何で口論していたのかは僕は知っている。
知っている上で僕は知らない風に裝う事にした。
「ゆーちゃんの過去の話」
「それか・・・
確かに茜はそれを聞かれたら
怒るだろうね・・・」
「やっぱり」
「まぁ茜はこの話にやや過敏になっている
こともあるだろうね」
「そうなの・・・」
「前そのことを面白半分で聞いてくるやからに
茜がキレて、本気で怒っていたよ」
・・・あの時の茜は本當に怖かった。
いつもの明るい格からは信じられないぐらいに
怒っていた。
「そんな茜さんを私は聞いちゃったの?」
「まぁそうなるね・・・」
「ごめんね」
「いや、いいよ。
・・・どうせ僕もそろそろ自分の過去を
乗り越えていかないといけないと
思っていたころだったし・・・」
「え?」
「流石にこのまま過去を引きずっていたままだと
伊予や茜、僕を支えてくれた人に申し訳ないよ」
「ゆーちゃんはいいの・・・?」
「僕はまだ不安かな・・・」
だって未だにそれを夢で見ると寢れないし
思い出すと悪寒が止まらない。
・・・だがいつまでもこの過去に
囚われ続けるのはダメだろう。
「大丈夫だよ」
とあーちゃんは僕の手を握ってきた。
「大丈夫。今は伊予さんや茜さん以外に
私や三春や來宮君もいるし。
なにかあったら助けてくれる人たちがいるよ」
「京介は不安だな・・・」
だってあいつ絶対ネタにしてくるよな・・・
「アハハ・・・」
とあーちゃんも苦笑いをしていた。
「じゃあ今日の7時に僕の家に來れる?」
「うん、大丈夫だよ」
「じゃあその時に話すよ
・・・僕に何があったのか」
「うん、分かった。
じゃあそろそろ帰ろうか?」
「そうだね」
と手を放そうとしたのだが
「・・・もうし、このままで
いてもいい?」
とあーちゃんに言われたので
「いいよ」
としばらく手をつないでいたのだった。
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