《部活の後輩と付き合ってみた》常に不穏
5月も終わりが近づいてきたこの頃
「2年生は大會まで後3週間もない。とりあえず
気がついたところから直していこう」
「「はい‼︎」」
6月中旬に行われる現2年生が出場する大會があり、
森、織田、與謝野さんを含む2年生を指導していた。
・・・別に2年生を指導するのは構わない。だが‼︎
「そうだ。その調子でやれば直ぐに”國木田”なんか
超えられる」
「・・・わかりました」
夏目が七海さんを教えているのが気に食わん。
部止だから、七海さんが彼というのを
言えないというのがもどかしい。言えないから
夏目に対して強く言えない。
・・・地味に名前を強調されるのがムカつく。
「2年生はその調子でもう一度やってみて」
と2年生に指示を出し、僕はもう1人の同期のところに
行った。
「そっちはどう?」
「おう、國木田か。とりあえず新生はなんとか
見れている」
現狀としては
僕→2年生4人
夏目→七海さん
同期1人→七海さん以外の新生4人
というじで指摘をしている。
「そろそろ休憩して代しようか?」
「すまんな、一度休もう」
と僕と同期で一度下級生を休憩にれ、僕が新生
同期が2年生を観る形に変更した。
・・・夏目?ずっと七海さんにつきっきりだったよ。
なんかイライラするな。
・・・流石に下級生の前ではみっともないところを
見せられないのでできるだけ表を変えない様に
していた。
そんなかんなで何とか練習は終わった。
「お、終わった・・・疲れた」
「國木田、お疲れ」
「そっちもお疲れ。なんかお互い大変だな」
「ハハ、笑えねぇ。てか夏目はまた下級生に手を
出そうとしているのか?」
「夏目も懲りないな・・また後始末かよ」
「國木田も大変だな。まぁ確かに平塚はかわ・・」
「何だって?」
「國木田、目が怖いぜ・・・」
と同期が怯えていた。
「マジ?」
「ああマジ。大マジ」
・・ありゃありゃ全然自覚ない。
「まぁまた沙汰に巻き込まれ、巻き添えだけは
くらいたくないからね」
「國木田って気がついたら巻き込まれているよな。
でもまだ巻き込まれてないからよくね?」
「・・・ハハ、そうだな」
・・・もう巻き込まれているよ。騒の中心にな‼︎
「じゃあ僕は帰るよ」
「わ、私も帰ります」
と七海さんも帰ろうとしたが、
「平塚、飯どうだ?」
と夏目は恒例の様にってきた。
「今、私金欠なんで・・・」
「それぐらい奢る」
・・・君って、男子の後輩には奢らないのにね?
「課題があって・・・」
「直ぐに終わるから」
としつこくう夏目。
「ほら、平塚さん。帰るよ」
と僕が助け舟を出した。
「國木田、何をする?」
「平塚さんが今日は無理って言ってんの気づけよ。
飯なら2年生さそえよ。ほら平塚さん行くよ」
「おい、國木田」
とこっちに夏目が來たので
「森、織田、頼んだ」
「「分かりました‼︎」」
と2人に夏目の足止めをしてもらうことにした。
・・今度飯奢るぜ。
そして僕らは大學を後にした。
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
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