《部活の後輩と付き合ってみた》大會當日〜懇親會にて
ミーティングは部の雰囲気をさらに暗くしただけ
で終わった。
その後の懇親會では、夏目が僕の批判をOB先輩に
言っていたのを聞いてしまった。たがとりあえずは
聞いてないふりをし、懇親會で後輩に指示を出していた。
懇親會でも2年生は完全にお通夜狀態だった。
特に夏目に名指しこそされなかったが、揶揄された
森は目に見えて落ち込んでいた。
いつもなら率先して食べたり飲んだりするが今日は
一切手を出さなかった。
他の2年生も森を見て流石にマズイと思ったのか
森に料理を盛ったりしたが森は食べなかった。
最終的には僕の同期やOB先輩までもが森の席にいき
々と話しかけた。け答えはするものも
聲のトーンが暗かった。
・・・當の夏目は森に
「いつまでも落ち込んでないで仕事しろ」
とまで言うもんだから、監督に注意されていた。
そして懇親會が終わり、その日は解散となった。
相変わらず森は落ち込んでいた。
見かねた僕は森の元に行き
「明日授業あるか?」
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と聞いた。
「明日はありませんが・・・」
「実は僕飲み足りないんだ」
「はぁ」
「だから二次會付き合え」
「俺今日はえん・・・」
「平塚さん、付き合ってくれ」
「分かりました‼️」
七海さんを巻き込むことにした。
どこで話を聞いていたんだか
「平塚が二次會行くなら俺も・・・」
と夏目が言い出したので
「お前は來るな‼️行くぞ、森、平塚さん‼️」
「はい‼️」
「お、俺は・・・」
なんかブツブツ言っている森を引っ張り、僕らは
僕の模様の駅に向かい、そしてコンビニで酒やつまみを
買い、僕の家で二次會をする事にした。
「とりあえず食え。飲むのはそれからだ」
「俺は・・」
と最初は我慢していた森も、空腹には耐えられなかったのか
徐々に食べ始めた。そして
「俺、1年間何してたんでしょうか?」
「うん?」
「ミーティングで主將に言われてたじゃないですか。
本當ですよ。あんなに國木田先輩を始めとする先輩方に
助けてもらいながら、1回戦で負けるなんて・・
しかも初歩的なミスなんて‼️」
「森・・・」
「森先輩・・・」
「練習では上手く出來るのに何故本番で出來ない‼️
なんで上手くいかない‼️」
僕個人、森がここまでを高ぶらせるのは初めて見た。
その彼がここまで言うのだからかなりなのだろう。
「織田や他の同期になんでいつも屆かない・・
何でだよ・・」
と泣き出していた。
「國木田先輩・・・」
「ん?どうした?」
「俺、しばらく部活休んでもいいですか?」
と言った。
「森先輩⁉️待ちまし」
「分かった」
「センパイ⁉️」
「ただし必ず帰ってくると約束するならな」
「・・・すみません。それは國木田先輩であっても
守れそうではありません・・」
「なら認めないよ。そもそも何で休もう辭めようと
思ったんだい?」
「それは・・・」
「ほら僕なら言いやすいだろ?言ってみな」
「部活をやる意味がなくなってきて・・・
織田はこのままいけば來年主將。與謝野はその補佐や
他大學とのパイプ。それ以外の同期も々とあります。
だけど俺は?何も出來てない。
・・・何も無いんです。だからです」
「・・・」
「だから部活から遠ざかろうと・・」
と森の話を聞いていく中でとあるデジャブに襲われていた。
・・・これは一年前の僕ではないだろうか?
膝の怪我で部活を辭めようと思った頃と
そっくりだと思った。
膝の怪我で部活に貢獻出來ないと思い、部活に行きづらく
なり、そして退部を考えた。だがあの時、柳田先輩の
ひと言があったから辭めなかった。
・・・今の僕がいる。
なら僕に出來る事は?
ーー柳田先輩が僕にしてくれた様に
僕も森に同じ様な事をする。
ーーあの先輩からもらった恩を返すのは今ではないか?
ーーなら、してみよう。
ーーあの先輩程上手く出來ないだろうが
挑戦してみよう。
ーー見ていてください柳田先輩。
ーー僕なりに部活は守ります。
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