《部活の後輩と付き合ってみた》一緒の夜

どうやって謝った方がいいのかを悩んでいたら

夕方になってしまった。

我ながらこの優不斷には呆れる。

「・・・絶対怒っているよね」

ふざけが度を超えたのだから當たり前だ。

なら僕が出來ることは謝る事だろう。

と思い隣の七海さんの部屋にいった。

コンコン

「七海さん、いる〜〜?」

「・・・どうしましたか変態のセンパイ?」

「開口一言から辛辣だね・・・」

まぁそれぐらいの事をしたのだから當たり前だろう。

「さっきはごめんね・・・

君に仕返しをしようと思ったらやりすぎて

怖かったよね」

僕が彼氏であっても男だ。自分よりも格がいい

人間が上から覆い被さったら怖いだろう。

「・・・とりあえずセンパイの家で話しませんか?」

と奇妙な提案をされた。

「ぼ、僕の家でいいのかい?」

「ええ、構いません」

と僕の家で話をすることになった。

「先に行っててください」

と扉を閉められた。

「お、おう」

・・・・

「なんなんだ、一?」

謎に思いながらも僕は家に戻った。

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そうして待つこと10分。

はきた。

「・・・お邪魔します」

いつもの元気はなりを潛め、借りてきた貓のようだった。

しかもこの時期には季節外れのコートを羽織っていた。

「?いらっしゃい?」

というと彼は無言で僕の隣に座った。

しかもコートを羽織ったままだ。

「・・・」

「あ、あの七海さん?」

「・・・」

「な、何か返事をしてくれないかな・・・?」

「・・・箱」

「箱?」

なんの箱だろうか?

「・・・森先輩からプレゼントされたゲームの箱」

「森からもらったゲームの箱?」

「箱の中」

「箱の中・・・?

あっ⁉︎まさか⁉︎」

まさかのアレを見られた⁉︎

「ち、ち、違うんだ⁉︎あ、アレは、も、森が勝手に

持ってきたんだ⁉︎」

まさかの彼にアレがバレるなんて・・・

なんであんな場所にれたんだ⁉︎

自分の馬鹿さに呆れを超えて泣きたい・・・

「センパイ」

「は、はい⁉︎」

・・・さて処刑の始まりだ。

ああまだやり殘したことあるんだけどな・・・

「七海さん、早く楽にさせてくれ」

「センパイは何を言っているんですか?

・・・私はアレを見つけた事に対しては怒ってません」

「そうなの・・・わっ⁉︎」

と七海はコートをぎ出した。

それだけならいい・・・

問題はコートの下である。

「な、七海さん⁉︎何してるの⁉︎」

「何をってコートをいだだけですが?」

「そりゃそうだけどさ⁉︎何で・・・

コートの下が下著なの⁉︎」

そうなのである、七海さんは下著の上に直接コートを

著て、僕の家に著たのだった。

僕は七海さんを直視出來ずに目線を逸らした。

・・・意外とスタイルいいんだな〜〜

いつも抱きつかれているため、なんとなく分かって

いたが実際に見るとスタイルの良さが改めて分かる。

「センパイ・・・」

「七海さん・・・うわっ⁉︎」

と僕は七海さんに押し倒された。

押し倒されたといってもとても弱い力のため

払おうと思えばすぐに出來た。

ただそれをしなかったのは・・・

が泣いていたからだ。

「泣いているの・・・?」

「だってセンパイにとって私は魅力的

じゃないんですもん・・・」

「な、なんでだ?」

「毎回私が抱きついても、払うだけだし

最近なんて、抱きつかれると困っていたじゃないですか」

「あ、あれは・・・」

「私はセンパイに抱いてしいんです・・・

だから今日の晝のはとても悲しかったんです。

・・ああ、私って冗談なんだ。センパイにとって

魅力的じゃないんだなって思い・・・」

「それは違う‼︎」

僕は大聲でんだ。

・・・これ以上、彼の泣き顔を見たくなかった。

そして自分の不甲斐なさに腹が立つ。

・・・僕は何をしていたんだ?

のためって言っているが、今までけなかったのは

実際は自分のためだったのだろう。

・・・なら今の僕に出來ることは僕の正直な気持ちを

伝えるべきだろう。

「僕は君を魅力的に思わなかったことは一度もない。

なんならいつも抱きつかれて嬉しかった」

「センパイ?」

「最近、抱きつかれて困っていたのは自分の理

保てるか心配だったからだよ」

「え、え、え⁉︎」

と驚く七海さん。

「そして抱きつかれる度や君の室での薄著姿を見て

何度抱こうと思って自分を止めたか・・・」

「・・・」

「だから僕は君を魅力的じゃないなんて思わないよ。

逆に魅力的すぎて困るかな・・」

「・・・」

「あの七海さん?」

・・・やばい日頃から変な目で見てたから引かれたか?

「センパイ‼︎」

「えっ・・・ン⁉︎」

いきなり七海さんにを奪われた。

それから10秒ぐらいキスをされ続けた。

「っハァ・・・センパイ」

「な、七海さん⁉︎い、い、今のは・・・」

「センパイが可すぎてキスしたくなりました・・・」

と恥ずかしいのかそっぽを向く七海さん。

「七海さん」

「せ・・・ン⁉︎」

と今度は僕の方から七海にキスをした。

そしてそのまま七海さんを抱きしめた。

暫くはお互いがキスを求め合った。

そして

「七海さん」

「センパイ」

「僕は君を抱きたい」

「はい、センパイなら大丈夫です。

ですがセンパイ・・・」

「何かな」

「七海って呼んでもらえませんか?」

「分かった。

じゃあ改めて七海、抱きたい」

「はい、喜んで」

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