《部活の後輩と付き合ってみた》親か

どうやら僕がいないうちにすっかり七海と親父達は

仲良くなったようだ。

・・・僕の黒歴史を使って。

仲良くなったのはとてもいい事だと思う。

それに関しては悪い事だとは思わない。

ただ・・・

「何で本人がいる前でまだアルバムを見続けるかな⁉︎」

というか何枚か撮られた記憶がない寫真もあるし。

「ハッハハ、そりゃ隠し撮りだからな‼︎」

「人の心読むんじゃねぇ‼︎てかそれ盜撮だろ⁉︎」

「親子に盜撮なんていう概念はない‼︎

あるのはその瞬間があまりにも・・・」

「あまりにも?」

「面白かったからだ‼︎」

「あんた本當に親か⁉︎」

・・・親ってなんなんだろうね。

「ハッハハ怒るな怒るな〜

七海さんに嫌われるぞ〜〜」

「一言多いんだよ‼︎あんたは‼︎」

「せ、センパイ落ち著きましょうよ〜」

「そうよ〜たくちゃん。ほらほらこの寫真を見て」

「ちょっと⁉︎母さん?なんなのこの寫真の量は⁉︎」

「いや〜旅行に行くたびに一眼レフ持っていって

メモリーの上限までとっていたわ〜〜‼︎」

「にしても多すぎるだろ⁉︎なんで転ぶ瞬間を

連寫しているんだよ‼︎」

「綺麗に転びそうだったからよ〜〜」

「助けてよ⁉︎寫真撮る前にさ‼︎」

とこんな風に愉快な?會話が続いた。

そして晩飯を食べ終えた僕と七海は寢室に

向かった。

・・・僕の両親かいらん気遣いをして同じ部屋に

した寢室にな‼︎

「もう疲れた・・・僕は明日帰りたい」

「確かにセンパイ々とツッコミをれてましたよね」

「あの両親疲れるんだよな・・・2人とも変なところで

頭のネジが飛んでいるからなんだろうけどさ」

「・・・センパイも頭のネジが飛んでいるような気が

してますけど」

「ちょっと待て、それはかなり心外なんだけど」

あんなのと一緒にされてたまるか‼︎

「・・・蛙の子は蛙ですね」

次の日

僕らは箱を離れる事にした。

理由は簡単で、僕が両親と一緒にいると神が

ガリガリ削られていくからである。

両親はもうしと言っていたが部活の夏合宿の仕事が

迫っているという事を名目にして帰宅した

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