《部活の後輩と付き合ってみた》反則だろ・・・

僕らは食事にするために

中央にテーブルを置いて

それぞれ座る座椅子を用意して

座っていた。

そして料理が運ばれてきた。

最初は海が近いこともあってか

の盛り合わせが出てきた。

「今の時期が旬の魚介をお刺

してみました」

「すげ~!」

「流石ですね・・・」

と森と織田は見て驚いていた。

無論僕らも・・・

「見てくださいセンパイ!

お刺がたくさんありますよ!」

「ああ・・・なかなか見ない量だね」

・・・本當にタダでいいのだろうか?

なんか良心が痛い・・・

「おばさん、ありがとうね!」

「いいのよ~桜ちゃんが彼氏を連れてくるなんて

それだけで私は嬉しいのよ~!」

「お、おばさん・・・」

とやっぱり照れているのか

若干恥ずかしがる與謝野さん。

「で、織田君だっけ?」

「は、はい!?」

「桜ちゃんのどこがよかったの?」

「ぶッ!」

「良晴大丈夫!?」

「あ、ああ大丈夫だ・・・

ただ隨分直接的な質問が飛んできたから

驚いただけだ・・・」

「で、どう?」

「そうですね・・・

まず私の好みにぴったりでしたね」

「へぇ~それでそれで?」

「最初は外見だったんですけど部活や

それ以外で知り合っていく中で

外見以外でも惹かれていくように・・・」

「まってこれって私も聞かなきゃ

ダメなの?とても恥ずかしいんだけど!?」

と顔を真っ赤にしている與謝野さん。

「當り前よ~だってとうの桜ちゃんが

いないと意味ないじゃないの~」

「わ、私、なんか外の空気吸いたくなってきたな~」

「七海ゴー」

と逃げようとしていた與謝野さんを七海を使って

捕まえた。

「離して平塚!恥ずかしくて死にそう!」

「流石に今回は先輩の命令でも聞けませんね~」

「薄な後輩!?じ、じゃ國木田先輩!」

「あぁ~刺上手いな~」

・・・悪いな與謝野さん。いつもの仕返しを

今、ここで果たす・・・!

「噓つけ~!?先輩刺あまり得意な方じゃ

なかったですよね!?」

・・・チッ、覚えがいい奴だな。

「與謝野さん、食事中に騒がない。座って

・・・さっ、織田続けて~」

「わ、分かりました・・・」

「いやいや良晴そこは聞いちゃいけない

命令だよね!?」

と與謝野さんは必死に突っ込みをれるものも・・・

「桜ちゃん、しうるさいわよ?

それで織田君?」

おばさんに一蹴された。

「は、はい。

1番惹かれたのは一緒にいた時ですね。

一緒にいて気軽に話せて、変に気を

使わない、安心するんですよ」

「よ、良晴、そろそろやめて・・・」

「そして甘えてくる時がとても

いんですよ」

「良晴~!?もうやめて~!

私のライフはもうゼロよ!」

「素直に甘えてくる時もあれば

今の様に照れながら甘えてくることも

あってそのギャップもまたいいんですよ」

「いや〜〜‼︎もうやめてよ〜〜‼︎」

悶絶し始める與謝野さん。

「いや〜〜隨分織田君から好かれいるじゃないの〜

熱々よね〜」

「おばさんは黙ってて‼︎

・・・吉晴、そういうのは2人きりの時に

言ってよ。恥ずかしいよ・・・」

と珍しく與謝野さんがしおらしくなった。

「與謝野先輩可い〜‼︎」

「平塚は抱きついてこないで〜‼︎」

陣が騒いでいるのを眺めながら、織田を見ると

「・・・今のは反則だろ」

と織田の方も本気で照れていた。

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