《部活の後輩と付き合ってみた》問題発生

それからは暫く、部活をやりながら普通に

過ごしていたが、とある問題が発生した。

私よりも2つ上の先輩が最近よく絡んで來る。

普通に絡んでくるなら特に問題にはしないが

あまりにもしつこい。

練習中もしつこく話しかけてくる。

流石にそれをみかねた國木田先輩や當時の主將が

注意してたが、あまり効果をなしていなかった。

次第に私が吉晴や森、國木田先輩などの男子部員と

話していると目に見えて機嫌が悪くなっていた。

更にスマホにもメッセージが沢山來るようになり

しつこさが更にました。

そんなとある日

「なぁなぁ與謝野さん」

と國木田先輩が聲をかけてきた。

「どうされましたか?」

々と大丈夫・・・?」

「大丈夫に見えますか?」

「すまん・・・」

この先輩はほかの先輩に比べて話しかけてやすいため

々と愚癡った。

「よし、焼行こうか?」

「はい?」

・・・この先輩はいきなり何を言いだすんだ?

先輩はたまに脈絡が一切ない會話をしてくる。

「だから焼に行こう」

「いやいや意味はわかりますが何故?」

「ストレス溜まった時はご飯が1番だよ。

お金は大丈夫、奢るから」

「それは流石に申し訳ないですよ・・・」

「僕、先輩。君、後輩。

先輩の命令は絶対だよ?」

とニコニコしながら言ってきた。

「先輩も隨分橫暴ですね」

「そりゃ、先輩ですから」

そんな先輩の気遣いなのか、単なる気まぐれなのか

よく分からないまま、私は先輩と焼に行く事になった。

そして先輩に指定された場所に予定より早く著き

先輩を待っていた。

「・・・あれ?與謝野何してんの?」

何故か目の前に織田がいた。

「私は國木田先輩と待ち合わせしてるよ。

織田こそ何してるの?」

「奇遇だな、俺も國木田先輩待ちだ

・・・まさか焼?」

「うん、そうだよ」

どうやらあの先輩は私や織田にお互いが來ることを

知らせずにったらしい。

・・・まさか、ここでドタキャンとかはしないよね?

「あっ、メールだ」

「私もメール來た」

何故かお互いに殆ど同じ時間にメールが來て

容を見ると

「ごっめ〜ん‼︎急用がっちゃって行けないわ〜

多分近くに織田がいるから一緒に行ってきな〜

お金は織田に渡したからね〜」

・・・あの先輩、謀ったな‼︎

とまだメールの下に続きがあるみたいで

スクロールしてみると

「自分の悩みがあるなら解決してきな?

後処理は僕がしておきますので」

「・・・全く、センパイは」

変なところで気がきくんですから。

「よ、與謝野」

「どうしたの?」

「なんか國木田先輩が急用ったみたいで來れないって

だから・・・俺と」

「一緒に焼行こうか、織田?」

・・・せっかく先輩がお膳立てしてくれたのだから

ここを逃すわけにはいかない。

「お、おう‼︎行こうぜ

・・・てかさっき先輩から預かった封筒があった

様な気がする

あっ、あった。中は・・・

五千円⁉︎意外とっている⁉︎」

「本當だ」

「よし、行こうぜ‼︎」

ーーー先輩

ーーー自分なりに頑張ってみます

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