《部活の後輩と付き合ってみた》俺が気になったきっかけ
俺が桜と出會ったのは部活の新歓コンパだった。
たまたま隣の席に座った事により
話したのがきっかけだ。
初めて桜を見た時に見た目が自分の
ストライクゾーンど真ん中だった。
いきなりとはいかないにしてもしずつでも
親しくしていきたいと思っていた。
「よし、會うたびに話す様にしよう」
・・・と決めていたのだがここで
1つ問題が発生した。
「俺、與謝野と違うキャンパスじゃん‼︎」
そうである。
俺が理系なので、違う方のキャンパスに所屬して
あいにく與謝野は文系だった。
なので會えるのは週一の全稽古だけだった。
「が、頑張ろう俺・・・」
いきなり前途多難である。
そして會うたびに話しかけた事により
よく與謝野とは個人的に連絡するようになった。
こうなったのは日々話した事と國木田先輩の
家に與謝野や森が來て食事をしていたからだ。
この頃になると部活が無くとも、2人で會う様に
なってきた。
・・・ここまでの道、大変だった。
まず與謝野がいつ暇なのかを知り、
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そしてその暇な日に遊ぶ様にした。
更に與謝野が行く全練習は休まないようにした。
この様に與謝野とは週一以上は
顔を合わせる様にした。
この頃になり、俺は與謝野を更に好きになった。
最初は見た目だったが、話していくに
彼の格、話し方、面などを知るようになり
與謝野全が好きになっていった。
・・・そして自惚れなんだろうが、與謝野自も
俺に脈アリかと思うようになった。
まぁ後日自惚れでは無かった事が判明する。
そして後は告白かな、と勝手に思っていた頃
與謝野のに異変が起きた。
今まではどんな時であっても明るく
疲れを見せなかった與謝野だったが
最近は疲れが目に見える様になった。
「與謝野大丈夫か?」
「あ、うん。ちょっと最近疲れが溜まってさ・・・」
「なんかあれば俺に相談してくれよ?」
「うん、ありがとう・・・」
と返事をする聲に元気は無かった。
俺は心配になり、與謝野と同じキャンパスに
いる同期にどういう狀況かを聞いた。
「・・・困ったな」
話を聞いた俺は自室で悩んでいた。
ーーー與謝野が疲れている原因は
どうやら2つ上の先輩にあるようだ。
なんでもその先輩が與謝野にしつこく
アプローチしており、日々の活が
制限されているらしい。
俺や國木田先輩などの男部員と話していると
すごく不機嫌になるらしい。
最近、與謝野と部室や練習場で話していると
視線をじるのはそのせいか・・・。
「問題は分かった・・・だが解決策が分からん」
俺はまだ部活ではまだまだ新參者だ。
かたやその先輩は3年間いる學生の中ではベテラン。
しかも主務として権力がそれなりにある。
ーーーこの話をしたところで
どれだけの部員が聞くだろう?
同期や國木田先輩は聞きそうだが
他の先輩は新參者の意見を聞くだろうか?
「・・・てか、なんで俺はこんなに
悩んでいるんだろうか?」
・・・元より勝ち目がない戦いだ。
関わらなければ俺には特に被害が無い。
ハイリスク・ローリターンにわざわざ
首を突っ込む必要はあるか?
「いや、あるな。
・・・與謝野を取られたく無い、からだ」
正々堂々と勝負して與謝野が先輩を選んだのなら
潔く諦めよう。
・・・ただ‼︎
與謝野の意志を無視して勝手にやっているのをは
正々堂々と言えるだろうか?
與謝野が、自分の好きな人が苦しんでいるなら
助けよう。
「俺の意志は決まったな。
・・・でもどうすれば?」
「ーーー悩み事かい、織田君?」
「國木田先輩?」
気がついたら後ろに國木田先輩がいた。
「話なら聞くよ〜?だって先輩だからね」
と言われたので、今まであった事を話した。
ーー與謝野が苦しんでいること。
ーー原因はその先輩だということ。
ーーそして俺は與謝野が好きだ、という事だ。
それを聞いた國木田先輩は
「・・・よし、作戦會議として焼に行こう‼︎」
「はい?」
と何故か焼屋に行く事になり、
集合場所と時間を指定され、謎の封筒を渡された。
そして時間よりし前に集合場所に著いた。
そうしたら目の前に何故か與謝野がいた。
その後與謝野と話していると
國木田先輩からメールがきた。
「すまん〜‼︎急用がって行けなくなって
しまった〜‼︎本當にすまん‼︎
代わりに與謝野さん呼んだから一緒に
行ってきな〜お金は封筒にってるので〜」
・・・・謀ったな國木田先輩⁉︎
とまだメールには続きがあった。
「追
お前さんの気持ちの思うように行しな?
後処理は僕がしておくよ」
「あの先輩は・・・」
全く困った先輩だ。
だが先輩の一言で決心がついた。
ーーー國木田先輩
ーーー俺なりにやってみます
ーーー見ててください。
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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