《部活の後輩と付き合ってみた》あのセンパイが⁉︎
織田視點
「なぁ與謝野?」
「さ・く・ら‼︎」
「す、すまん。桜」
「どうしたの吉晴?」
「そろそろ帰ろうか?」
時計を見ると9時を過ぎていた。
「そうだね・・・」
と殘念そうな返信をする桜。
「最寄りまで送る」
「えっ⁉︎わ、悪いよそれは‼︎」
「俺なら大丈夫だ。それに」
「それに?」
「俺はまだ桜と一緒にいたいからな」
と恥ずかしくなったのでそっぽを向いてしまう。
「⁉︎
も、もうしょうがないな〜
私も吉晴と一緒にいたくなっちゃったからね」
「お、おう‼︎
じゃあ行こうか」
と先に進もうとすると、袖を引っ張られた。
「手」
「手?」
「わ、私達こ、人だから
手を繋ごうよ・・・」
と最後の方は小さくて聞こえなかったが
大の意味は察した。
「ほら」
と桜の手を取り、繋いだ。
「うん‼︎」
・・・そう、この笑顔。
この笑顔を俺は見たかったんだよ。
この可い笑顔を。
「どうしたの吉晴?」
「好きだよ桜」
と言うと顔を一気に赤くした。
「ふ、不意打ち止‼︎
ダメだよ‼︎ダメ〜‼︎」
「ええ〜」
「よ、吉晴のバカ〜‼︎」
「はっはっ、可いな」
・・・普段ならならないようなテンションに
なってしまうぐらい俺は浮かれていたんだろう。
まぁこういう日ぐらいは許されるだろう。
その後、桜を最寄りの駅に送っていった。
送ったのまではいいのだが、俺は終電を
逃した。
・・・どうやら浮かれ過ぎたようだ。
だがそうなってもテンションが下がらないのは
桜のおかげだろうと思った。
現在の平塚視點
「・・・まぁこんなじかな?」
「かっこいいですね‼︎織田先輩‼︎
まぁセンパイもかっこいいですが‼︎」
センパイのかっこよさを語るなら
2日以上は語れる‼︎
なんならセンパイのかっこいいところを
年間の日めくりカレンダーにしてもいいぐらい‼︎
「ハハ、平塚って本當に國木田先輩のこと
好きだよね〜」
「はい‼︎それは勿論‼︎
私の1番大事な人ですから‼︎
でも與謝野先輩も織田先輩のこと
大好きですよね?」
「う、うん。
大好きだよ・・・」
とをませて言う與謝野先輩。
「あっ、ちっちゃくなってる與謝野先輩
可い〜‼︎」
私はそれに我慢出來ずに抱きついた。
「こ、こら平塚⁉︎
先輩に抱きつかないの‼︎」
「もう〜照れちゃって〜
可いですよ先輩〜‼︎」
「や、やめっ‼︎」
その後しばらく
私は與謝野先輩に抱きついて
じゃれついていた。
「そういえば與謝野先輩にしつこかった
の敵みたいな先輩はどうしたんですか?」
「ああ、あの人?休部になったよ
・・・半ば退部狀態の」
「す、凄いですね・・・
流石織田先輩‼︎」
確かに織田先輩なら普段怒らないけど
怒ったら怖そうだもんね。
「いや吉晴は何もしてないよ?
・・・正確にはする前にそうなっていたかな」
「だ、誰ですか?あっ、森先輩」
森先輩って話すのは壊滅的だけど、裏工作とか
絶対得意そう。
「森はいたけど、ほぼ見てただけかな。
ヒント、平塚の周りの人」
「ま、まさかとか思いますが
センパイ?」
センパイはないだろう・・・
言っておいてなんだろうけど、あの人は
そういうの苦手だろうし、
そもそも好まないだろう。
「おっ、大正解‼︎
そうそう平塚の彼氏である國木田先輩が
してくれたんだ〜」
「噓だ〜‼︎」
「おぉ〜これが有名なアニメネタか」
「いやいや‼︎あのセンパイがそんなこと
するはずないじゃないですか⁉︎
苦手そうだし、鈍臭いし」
・・・あっ、でもいつもカッコいいよ?
「平塚、それ絶対國木田先輩に言っちゃ駄目だよ?
・・・鈍臭いは本人かなり気にしてるから」
「じゃあセンパイは何したんですか⁉︎」
と平塚先輩に顔を近づけて聞いた。
「うん、近いかな〜
ちょっと離れようか?」
「す、すいません」
「じゃああの先輩が何をしてくれたのか
話してあげよう〜‼︎」
と與謝野先輩は話始めた。
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