《公爵令嬢!政略結婚なんてお斷り!!》2『皇太子殿下とマシュー』
「…と言うことで殿下良いですか?そろそろご婚約なさるお相手をお見つけになさってください」
「今夜のパーティは舞踏會ではないであろう?」
「ええ立食パーティと言う名の舞踏會でございます。それに今回のパーティにはあの公爵令嬢で大変しいと噂のルーナ殿もお見えにあります。大変良い機會かと…」
「マシュー、彼はまだ14歳だぞ?俺はもう20だどう考えても年が離れているだろう。それに令嬢殿は婚約の話をことごとく斷っているらしいじゃないか?」
「それは婚約を前提とした話だからです。さり気なく話をし婚約まで持ち込めばいいのです!!始めのダンスの相手として承諾してくれていますし」
キランッと音でもしそうな勢いで目を輝かせている。
「…それが一番難しいだろ!!」
とわいわいしてるとあっという間に時間が來るんですね〜
***
時間はし遡り約4時間前
「ん〜やはりもう1つのドレスのほうが良いかなー?」
「はぁ…なぜわたくしよりお父様のほうが悩むのよ?これで十分よ」
「だがな…萬が一と言う事もありえん話ではない」
「萬が一ってなんですか?ただの立食パーティでしょう?お父様?」
「ん?ああそうであったな」
「…何か隠してらっしゃいません?」
「なななっ何もかくしてなんかっ」
はい、こうゆう時のお父様は大抵何かを隠しています。これは聞き出しといたほうが良さそうですね!
「お父様?何を企んでいらっしゃるのですか?」
「なななっなにも企んでなんか…」
「返答によっては立食パーティには行きません!」
「はひっ」
***
「実はな立食パーティの始めに皇太子殿下のダンスがあるのだが表向きではその場で殿下が決めると言うことになっているが実際は…そのルーナお前が相手をすることになっている」
「はい?意味がよくわからないのですが?」
「だからお前が殿下のよダンスの相手をするんだ」
「降ります。何故わたくしが相手をしなければならないのですかっ!?」
「頼まれたのだ國王に…」
は~考えられましたね。國王陛下とお父様は學生時代からのご友人だとかなんとか…
「はぁ〜全く今回だけですからね?」
「うっ分かっておる」
「そろそろ時間ですが良いのですか?」
「良いかルーナ、くれぐれも無禮の無いよう気をつけるのだそ!」
「分かっていますから」
とまぁこんなじて立食パーティ開始でございます。
【完結】辛口バーテンダーの別の顔はワイルド御曹司
ナンパから自分を救ってくれたタクミというバーテンダーに淡い戀心を寄せる道香だったが、タクミが勤めるバーで出會ったワイルドなバーテンダーのマサのことも気になり始めて…
8 89完璧御曹司が、なぜか私にだけ意地悪をしてきます
真面目な百貨店店員、郁美は、なぜかこの百貨店の御曹司である花園に嫌われ、ことあるごとにいじめられている。しかし、借金苦のためにもこの仕事を辭めるわけにはいかない。 そんなある日、花園に借金の事がバレて、無理やり建て替えられてしまう。見返りに彼は、郁美に身體を差し出せと要求してきて――。 ツンデレ年下御曹司と、長女気質苦労人ヒロインの、身體から始まるラブストーリーです!
8 131非リアの俺と學園アイドルが付き合った結果
「私とお付き合いしてください!」 「あの……私じゃだめ…ですかね…?」 ちょっと待て、相手は學園のアイドル的存在の新天円香さんだぞ!?ありえないだろ? なんで俺に告白してきてんだ? ―そ、そうだ!罰ゲームか! きっとそうなん― え? 罰ゲームじゃなく本心で俺のことを好きだって? なんで非リアの俺と學園アイドルが付き合うことになってんだよ! しかも最近ネジが外れかかってるというかぶっ飛んでるっていうか……戻ってきて!優等生な學園アイドルぅ! すれ違い系學園ラブコメ!!
8 185カノジョの好感度が上がってないのは明らかにおかしい
『好感度を上げすぎるとその人との関係がリセットされる。』 ある日、そんな無慈悲な呪いをかけられた彼は、戀人も友達も一切いない哀しい學園ライフを一人謳歌していた。どうせ消える関係に期待するなんて馬鹿らしい。そうのたまい、人と深く関わること自體を拒否してきた彼だったが、突然転校してきた少女や、様々な人々と接していく中で、彼は少しずつ変わっていく。 呪いと過去が交錯する中、彼は何を望み、何を失い、何を摑みとるのか。 ※カクヨムにも連載中です。
8 145愛される王女の物語
第2王女は生まれた時に母をなくし、荒れ果てた後宮で第1王女とその義母に虐められていた。 周りは彼女を助けない。國民はもちろん、國王や王子さえ… それは彼女の生存を知り得なかったから。 徹底的に義母が隠していたのだ。 國王たちは後宮に近づくこともしなかった。 いや、近づきたくなかった。 義母とその娘に會いたくなくて、出來るだけ関わらないようにしていた。 では、そんな中で育った誰も知らない第2王女を偶然に出會い見つけたら…?
8 160とろけるような、キスをして。
従姉妹の結婚式のために七年ぶりに地元に帰ってきた美也子。 そこで、昔から"みゃーこ"と呼んで可愛がってくれていた高校の頃の教師、深山先生と再會した。 「今すぐ、帰ってこいよ」 「みゃーこなら、勘違いしてもいいよ?」 深山先生はとても優しくて、かっこよくて。 「もっと俺を求めて。もっと俺に縋って」 でもベッドの中では、 ほんの少しだけ、意地悪だ。 【2021.6.12完結】
8 171