《公爵令嬢!政略結婚なんてお斷り!!》3『皇太子とのダンス』

「ルーナ!」

「まぁ!ユリア様お久しぶりにございます。」

「ああルーナも久しぶりだな。いつの間にかきれいになったな」

「ふふっありがとうございます」

ユリア様はき頃の友人でわたくしの兄のようなお方です。

「所でルーナ?未だに婚約の話を斷り続けているらしいじゃないか?」

「ええまぁ」

「そろそろ決めたらどうだ?おじ様もお前が幸せになる事を願ってのことだろう」

「でもユリア様?わたくしは好きな人以外と結婚したくはありません」

「そうは言ってもなぁ…」

『えー皆様大変お待たせいたしました皇太子殿下の場です』

「やっぱりかっこいいですわね」「今日のダンスのお相手は誰になさるのかしら」「もうすぐご婚約されるって聞いたのだけれど」「えっそれってでまじゃないです?」

ざわざわざわとまぁいろんなとこからいろんな話が出てきますね〜どうでもいいでしょう?

『えーそれでは恒例の皇太子殿下によるダンスを、殿下お相手をお選びください』

ガタンッ

はぁとうとうこの時間がやってきました。どうしましょう?わたくし人前でダンスなどしたことありません。とかなんとか考えているうちに

「ルーナ・アーシュ相手をお願いしても?」

手を差しべられました。斷るわけにはいきませんでしょう?というか斷れないこと絶対知っているでしょう

「はい」

***

「はぁダンスがこんなにも力を使うものだとは知りませんでした」

ダンスが終わりベランダでゆっくりしていると…

「やぁルーナ見事だったよ」

「それ正気で言ってます?ユリア様」

「ああ、もちろん」

とっても怪しいです。はい

「ユリア?」

「んっ?」

「やっぱりユリアじゃないか!」

「すまん。し行ってくる。また後で話そう」

「ええゆっくりどうぞ」

やっぱりあとを継ぐものは大変ですね

***

その頃皇太子殿下はと言うと…

「殿下次はわたくしと踴りませんこと?」

「何を言っているの!?次はわたくしに決まっていますわ」「ちょっとこうゆう時は年上に譲りなさいな」

「なんですって!?」

とまぁ令嬢に囲まれています。

「はぁ何なんだこの大群は」

「殿下、顔に出さないでください」

「だったらこれをどうにかしろ、マシュー」

「失禮?通していただけるかしら?」

「んっ?」

「殿下?次はわたくしと踴りませんこと?」

(侯爵令嬢か…やっかいだな)

「すまない、し酔ってしまったみたいなんだ風に當たって來る」

「ちょっ殿下!?」

***

「なぜ逃げるのです!?ご分もよろしい方です將來的には必ず「私は丸だしのは嫌いだ」

「殿下!!」

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