《公爵令嬢!政略結婚なんてお斷り!!》7『料理がしたいんですっ!おねだり大作戦』

「お願いします〜〜」

「だめでございます」

「だから、そこを何とかー」

あっさり斷られてから一週間経ちましたが負けじと粘ってます、はいしつこいですね

「もし、ルーナ様が怪我でもなさったらどうなさるのですかっ?」

「怪我なんてしませんよぅ、ねぇお願い!」

柄ではないですが泣き落としです!

「〜〜〜わかりましたっ殿下の許可が降りれば許可いたしましょう」

「本當に!?ありがと〜〜」

「代わりにご自分でなさってくださいね」

「へ?」

「へ?ってルーナ様何か忘れていらっしゃいません?」

「忘れる………??」

「ですから、ルーナ様はまだ殿下との時間をここに來て一度も取っていないと言っているんです」

「あ〜それは……だって殿下もお急がしそうですし?」

「だからルーナ様がここにいらっしゃるでしょう!!」

「でも〜〜」

「でもではありません!」

「はいっ〜〜〜〜〜〜」

流石お城のメイド様逆らえませんね……。

まぁそこは置いといてまず殿下を説得しなければいけませんね!

****

ともあれ、こうなれば行あるのみですね!

「マシュー様発見!」

「これは…ルーナ様どうかなさいましたか?」

「いえ、殿下にお願いしたいたいことがあって、聞いてくださいません?」

なるべく會わないでいい方に持っていきましょう!

「でしたら、これからは頼みに行かれては?」

「はい?」

「丁度、休憩の準備をしていたので一緒にお茶でもどうでしょう?」

これは…!予想外!!

「そうなさいましょう!」

わたくしに付いてくださっているメイドさんがノリノリで答えていますね

…いや、どっから出てきたーさっきまでいなかったろーに

「ねっ!ルーナ様」

(行きますわよ、ルーナ様)こう聞こえたのは気のせい

「ハイ、ソウシマショウ」

斷れるわけ無いでしょー

****

「茶はそんなにしかめっ面で飲むものでもないだろう?」

笑われています、えぇそれはもう楽しそうに

クツクツと

「何故そんなに楽しそうなんですか…」

「楽しくないか?」

「……そうだ〜頼みたい事があったのでした」

「…話題を変えるのが下手だな、まぁいい言ってみろ」

「ヘタとは失禮な!」

一杯頑張ったのに〜〜〜〜

「うまいと思っているのか!?」

「そんなに驚かなくてもいいでしょう!」

「いや、かなり衝撃的で」

「何なんですかっ」

「まぁ取りあえず言ってみろ、頼みとやらを」

「はいっ」

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