《地味な俺がなんでモテるの!?》第3話 小柄で人見知りな彼は 小林 優花

まぁお嬢様らしき人と軽く挨拶をわし

學式の前の登校にしては大したもんだと

城は思っていた

「お あそこが俺が通う學校か」

と校舎が見えて來たのでそう呟き

この學校……市立 桜さくら高校 

桜って……ぷっ

と思う人がいるかも知れないがそういう名前なのだから仕方の無い

ちょっネーミングセンス……ぷっとか言わないで下さい!

まぁ何やともあれ俺の高校生活はここから

始まるんだ!

と門を通ろうとした

その時………

「え?」

と思わず聲にでてしまっていたが理由がわからなかった

「おはよう!」

「………………」

(な    なんかいるんですけどー!)

と思わず心の中で

その理由は門の前で理解力が低下している所にいきなり目の前に赤ジャージのサングラスを掛けなんと今のご時世で

と言うか一昔前のキャラ付けだと思った

「おはようございます……」

と恐る恐るその先生に挨拶を返し直ぐに去ろうと早足で歩いていった

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「この學校は教師に力いれてるのか?…」

と真剣に考え込んでしまう城であるが

(考えるのはよそう)

と無理やりかたずけた城であった

門にり校舎に近づくに連れ周りの雰囲気が

いかにも學生になったとじさせてくれる

城は桜の枚散る道を歩いて行く

そして人だかりを見つけもしやと思い

近づくと

「私もB組だー!」

「やった一緒だね!」

「ふっ下等生と一緒に戯れるのもわるくはないな……」

とクラス分けの発表がされてるらしい

1クラス30人程で5クラスアルファベットで別れている

なので仲良し同士で一緒のクラスになっていというじだろう

もう一人のはわからないが……

まぁ気を取り直して

「俺はーんー」

と自分がどのクラスなのかと見ていたら……

ドンッ!

「はうっ!」

「?」

と背中にぶつかってもんどうり打ってるのは

小柄なだった

「あ あの……ごごごごめんなさい!」

と細々としていてもまるで告白しているような気合いで謝って來たのでもともと怒る気が無かったのだが

もしこのように謝られたら誰でも怒りたくは無くなるだろう

「あー大丈夫だよ それよりも君は大丈夫?」

と返信されたのが嬉しかったのかいきなり笑顔になり恥ずかしくなったのか直ぐにうつむき始める

顔を見たら目にれても痛くない顔をしていた茶髪で茶の瞳そして、し長めの三つ編みを後ろで結んでいていというじがした

「あ ありがとうございます……」

と言い殘しその子も自分のクラスを見ようと

集団の中にるのだが…

「はう!」

と跳ね返され

勇気を出してし強気にったが…

「あわわわ」

と全く変わっておらず…

終いには泣き出しそうな雰囲気だった

「は はいれましぇん」

と半泣きの彼を見て城は

「何?この生き…」

しほんわかしていた

だがこのまま見ているだけとは行かず

に話し掛けた

「ねぇ大丈夫?」

「え?  あ  はい…」

と泣きそうな顔を隠す様に俯いて

何か言いたそうだが素直に言えない様子だった

「そう言えば君の名前は?クラス見て來るから次いでに見てみるよ」

何故彼に次いでと言ったのかは

次いでと言うことでしでも申し訳ない気持ちを無くさせようと言う城の気配りだ

そして言いたかった事を言ってくれ心から嬉しがっている彼

「はい!私の名前は…」

と一間空き深呼吸をして

「私の名前は 小林 優花こばやし ゆうかでふ!」

「あうー」

と気合がっていたからか舌噛んでしまったが名前を聞けたので言った通りに

「わかった 小林 優花さんだね?ちょっと待っててね」

とクラス発表の紙を見る

小林 優花っと

「お見つけた小林さんはB組かー」

だが小林さんの名前は見つけたのは良いんだけど俺の名前が全く見つからない…

とにかく 小林さんのクラスがわかったので

本人に伝えに行く

が小林さんはちょっと上を向いていた

「小林さん?」

「あわわ!」

と軽く聲を掛けたつもりだったが小林さんは

とてつもなく驚いていたので逆にこっちも驚いた

「小林さんはB組だったよ」

「………………」

とちゃんと伝えたのだが小林さんは何故か

満足そうには見えなかった

「小林さん?」

ともう一度聲を掛けると

また慌てた表で「ありがとうございました!」とだけ言って去って行った

そして取り殘された城……

「俺嫌われてんのかな…」

學初日で結構神的ダメージがあった

城であった…

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