「はぁ」

とため息を城はしていた

橘の取り巻きの嫉妬はもう収まったのだが

どうしても小林さんの立ち去り方が気になってしまっている

「はぁ」

ともう一回ため息をした所で子に話し掛けられる。

「ねぇ あの人が呼んでるよ？」

と顔を向けると未來が教室の前で待っていたので取り敢えず未來の所に向かう。

「なんでそんなに疲れてるの？」

と質問されたので、城は遠い目をしながら

「まぁ々あってな…」

と呟いた。

 そして、お互いに目が合うと未來はしニヤニヤしながら城を見る

「本當は良いことでも合ったんじゃないの？」

「良いこと？」

と未來に言われた事は理解が出來なかった

ただ城は個が強い相手と話していて

理不盡な嫉妬をけているだけなのに

っと真面目に考えている城に未來はし困していた

「あんたって本當にわからないのね…」

とその次は呆れられた表をした

その反応に城はしつ質問した

「なんだ？何か悪いことでもしてたか？」

「なんでもないわ……」

と話しを止められてしまった

そして未來は「そういえば…」

と言葉を続けた

「私はBなんだよ？」

とし照れてる様に言って來た

「俺はA型だ」

「城…何かと勘違いしてない？」

とやはり呆れられた表をする未來

だが直ぐ城に向き直りし大きな聲で

「クラスよ！クラス！」

と言って來てその言葉に城は納得した

その反応に未來は「もういいよ」とかたずけ

とっとと自分のクラスに戻って行った

そして城は未來の言に理解できなかった

だが理解出來ないのは いつも の事なので

気にしない事にした

そして城は自分の席に戻り一息付いたそして、特に理由も無く隣を見ると…

今までいなかったがどうやらいつの間にか

席に座っていた

それに城は心驚いたがそれを出さずに

勇気を持って話し掛ける事にした言っておくがこの行にあまり意味は無い

「ど どうもー」

と話し掛けて彼は城の方を向いて

ただ…

「…………」

ただただ無口で無表だった

間がありすぎて城はファーストコンタクトは失敗したと思ってしまった   が

隣の彼はコクリと頷いた

ただそれだけであった……

流石にこれだけでは済ませまいと意地になった城は……

「名前は何て言うの？」

と質問をしたら

彼はこっちを振り向いた

振り向いた時に黒髪がなびいてしときめいたというのは緒だ

「大西」

「えーっと…名前は？」

と思わず聞き返してしまったが

それでも彼は淡々と返す

「結」

と城に向いていた顔がまた前に向き

會話はそれきりとなってしまった

會話？が終わった後に城はなんとも言えない空気になってしまった…

そしてしたちなんだかルンルン気分で

太が席に座って事城の方に向き

話し掛けて來た

「よぉー城って なんかなんとも言えない空気してるぞ  お前」

と聞いてきたが太が城の隣の席の方を向いたとたん城の方に向き直りし興気味に言って來た

「お  おい！お前の隣  大西 結じゃねぇか…」

と羨ましそうに言ってくるのだが

城は話しがいきなりコロコロと変わるのでさっきの話は返しそびれたと思っていた

城は直ぐに頭を切り替えて逆に質問をした

「あの子がどうしたの？」

と城がした質問にまたまたふふんと言う

顔をし彼の事を喋り出した

「良く聞けよ…あの子大西 結はあの將棋界のレジェンド 大西 隼人 の一人娘なのだ！

しかもあのルックスで知る人ぞ知る有名人って訳よー」

と目を輝かせながら説明してきたが

正直城は將棋は興味が無いのであまり凄さがわからなかった

將棋はルールを知っているっと言うレベルだしそのレジェンドの名前もニュースで聞いた事があるという程度だった

「で  當の本人は將棋強いのか？」

と城は太に聞いてみたが

その質問に太は當たり前だろ！っと言う顔をして

「あぁ…まだプロりしてないが実力はプロ以上って噂だぜ」

まじか…全然わからん

と城は心の中でそう思ったそもそもプロが

どれだけ強いのかもわからないのであった

「とにかく俺らには高嶺の花だぜ」

とし浸って言っていたので城は

質問した

「何が高嶺の花なんだ？」

と太はため息をつき城に説明をした

「あのなー大西家ってのは何も將棋だけじゃないぞ

確かに將棋で名を上げたがあそこはなにかと厳しいんだそうだ」 

と一間空き説明を続けた

「なんとその家では 書道 茶道 算盤 を絶対に學んでいるらしい」

「絶対と言うと？」

「あぁ だからその3つを絶対に學ぶ

つまりそれ+何かでもいいんだ

例えばその3つと他にプールやバスケットボールなんかをな」

「しかもその3つはプロを家に來させてるらしい」

一通り説明を聞いていた城だが特に大西 結に対しての印象は変わっていなかった

「っと先生が來たなじゃこの辺でなー」

とくるりと前に向き先生が自己紹介をしていたが城は殆ど容は聞いていなかった

そしてあるあるのクラスの前で一人ずつ

自己紹介をする時間になった

「では まず男子からだな出席番號1番」

「えーっと…松永 陸です えー…趣味はサッカーです えー…これから宜しくお願いします」

と結構微妙だというのが第一に思った事だ

終わった後に拍手があるが殆どが苦笑していた

そして自己紹介が続きとうとう11番まで來ていた

「どうまみなさん！初めまして 佐々木 太です！これからみんなと仲良くしていきたいと思っているのでこれから宜しくお願いします！」

と普通の容なのだが元気にハキハキと喋っていたためクラスは良い雰囲気になった

そしてその流れで城の番になった

「斉藤 城です 宜しくお願いします」

だけであった そしてまたクラスの雰囲気は微妙なじになってしまう

城は

ん？もしかして失敗した？

と思っていた