男子が一通り終わり次は子の番になった

子は全的には普通だったが…ごく一部の人は…

「橘 桜花   皆とは立場は違うけど  仲良く   していきたいと思っているわ どうぞ 宜しく 」

と中々に城はムッとしたが他のクラスメイトは結構憧れの目を向けていた

このクラス大丈夫なのだろうか？

と本気で心配してしまっている城である

そして

「大西…結」

とペコリとお辭儀をして終了していた

それだけ！？

と心の中で突っ込みをいれたが

クラスでは結構な當たりらしく

またまた憧れの目を向けていた

「いやいや！おかしいだろ！」

と思わず大きな聲で突っ込んでしまい

クラスの目線が城に集まった

しかしそれは 憧れ ではなく 怒り の目線だった

「………………」

と黙って座る城に擔任はフォローをれてくれたのか

「じゃあー次」

と流してくれた

城は心の中で恥ずかしいと思っていると

前の席の太は特に気にせず何か一生懸命に

ノートに書いている

あの 橘 桜花 は哀れみの目を向けていた

そして隣の 人は……

と隣に目を向けたら

「…………」

城には彼は笑っているとじたこれは

城の勘だが

と彼は城をちらりと見ると直ぐに目線を外し雰囲気でだがやっぱり笑いを堪えてるとじた

「あのー」

と城は話し掛けたとたん

さっきと同じ雰囲気に戻り

「な なにか」

と震え聲で返して來た

話し掛けた城もし戸い

そして質問をした

「もしかしなくても笑ってる？」

と聞いて見たら

首を橫に振って

「笑ってな無い」

「そうか」

本當か？ともう確信した城だが

これ以上言わないであげておこうと

城は思いそこで會話は終わった

そして 遂に學式

學年が適度に張を持ち

無事に校長先生の挨拶まで終わった

そして校長は咳払いをし

喋り出す

「うむ 皆 良い顔つきであるな

新生の諸君まずは學おめでとう

私の名は 橘 総一朗 である

知っての通り我が校は自由をテーマにしておる

部活を作るも良し    勉學に勵むも良し

そしてをするのも良し」

と一間空き

「悔いの無いように高校時代を謳歌せよ」

その時に起きた拍手は盛大だった

止まる所を知らない拍手を

「以上だ」と言葉を殘し終わらせた

そして學式が終わる

「いやー凄かったねー」

と帰り道の途中で會った未來と一緒に帰っていた

「そうだね」

と城は適當に返し何も無いまま隣の家の未來と別れ帰宅した

「ただいま」

「おかえり どうだった？」

と迎えに來てくれた母さんは質問をしてきた

多分學校の事だろう

「あーまぁ疲れたって言うじ」

「そう… 後ねちょっと大事な話があってね」

と制服姿のまま母さんと向かい合う様にリビングの椅子に座る

そして淹れてくれたコーヒーを一口飲み

「で 話って？」

と城は聞いたが

母さんはし困ったような表をして

「あのね お母さんここを離れないといけないの」

「え？」

とし止まったが気を取り戻し質問をした

「えーっとなんでそうなったの？」

「ごめんねーそれは言えないの」

と答えてくれず城はし落ち著きまた質問と言うか確認をした

「まぁ一人暮らしなら任せてよ

こう見えても家事は出來るし」

と言ったが母さんは急に嬉しそうにし

「それがね～」と言い言葉を続ける

「実は 楓 （かえで）が帰って來るのよー」

「はい！？」

城は 楓 と言う言葉に過剰に反応をした

そして落ち著こうとコーヒーを飲もうとするがし震えてうまく飲めない

「何も一人じゃやっぱり大変だから楓を帰らせようと思って 楓も來たがってるし」

「いやいや！俺一人で出來るから大丈夫だって！」

「どうしたのよ そんなに慌てて……」

と必死に対抗したが結局押しきられてしまった……

「じゃあもう母さん行くからね

あぁ…それと」

とお金の事で説明をけ廊下に置いてある大荷を持ち車にれて「それじゃ元気でねー」と車で行ってしまった……

そして城は家にり私服に著替えベッドに

倒れ込む

「なんで 帰ってくるんだーーー！」

と今まで無言だった城は枕に向かって大聲をあげた

何故このようになっているのか説明をしよう

まず 楓 と言うのは城の 妹 だ

別に楓が嫌いな訳では無いが々と問題があるのだ

それは まだ城がかった頃

「うわー」

とい城は初めて妹が出來てとても嬉しい気持ちでいっぱいだった

そして その時付けた 楓 と言う名も城は直ぐに覚え楓と良く遊んでいたそして良く

「あたしねーしょうらいおにいちゃんの

およめさんになりたい！」

と言うのが口癖だった

そして 城は6才 楓は4才になった頃

この時城は兄としての役目をちゃんと果たし楓からも好かれていた

いや……好かれ過ぎてしまったのか

城が他のの子未來と遊んでいる時

「あのねあのね」

とい未來は城の耳もとでボソッと呟く

「わたしね……しょうらい せいじくんの……」

とし照れている未來は心を決めていってきた

「およめさんになる！」

と聞き城は案の定わからないまま

「わかった！」とだけ返していた

まぁここまではただの仲が良い友達だ

だが……

「……………………」

と後ろでその話しを聞いていた楓は

突然生気を無くし無言のまま家に帰って行った

そして……

「ただいまー！」

と帰って來た城は帰った途端し違和があった

なぜなら城が帰った時にはいつも一番に楓がだきつきながら送り迎えに來てくれると言うのが今は無いからだ

「？」

気になった城はまず家の中を探した

「かえでー？」

そして楓の部屋の前まで來たそしたら中から

何かぶつぶつと楓の聲がしたので城は一安心をし

「かえで はいるよ？」

とドアを開けると……

「おにいちゃんのおよめさんはわたし

おにいちゃんのおよめさんはわたし

おにいちゃんのおよめさんはわたし

おにいちゃんのおよめさんはわたし

おにいちゃん おにいちゃん おにいちゃん」

と暗い部屋の隅でまるで何かにとりつかれた様に永遠とその言葉を続ける

あんなに笑顔になれる楓は何処に行ったのか

あんなに優しい楓は何処に行ったのか

その景を見た城はトラウマになってしまった

なんとか説得をしその日に親が帰って來た

ら楓と離れる様に頼んでいた城は勘で

楓と離れる事を選んだのであった

「っと寢てたようだな」

城はいつの間にか寢ていた事に大して驚きもせずまるで悪夢でも見ていた様な覚があるがを起こす

夕飯の支度をする

そしてどうしても考えてしまう……

「楓が帰ってくるなんて……な」