《ぼっちの俺がギャル風に好かれた件について》第1話 いじめられボッチな俺
「今日もありがとうございますね」
「だっせぇな。後輩にやられる先輩って」
「次はもっと金持ってこいよ先輩」
學校の育館裏そこは誰も人が來ずここに來る生徒の大半は告白をするか特定の人にイジメ行為を行うかのどちらかである。
俺、竹澤佑介たけざわゆうすけは殘念ながら後者の人間である。
後輩3人に毆られ金を取られる。これが最近では俺の日常になってしまっていた。
「いてぇな」
俺は口からし出ているを指で拭う。
後輩にやられてけないとみんなは思うかもしれないが俺は喧嘩が弱い。抵抗してたら余計にひどい目に遭うことが分かりきっているので下手な真似はしない。教師に言うのも後で面倒臭いことになるからしない。
「先輩……大丈夫ですか?」
いきなり、そんな聲が聞こえたかと思うとしゃがみこみ俺の口にハンカチを當ててくる1人の子生徒。
名前は相原理あいはらあいり
黒髪ポニーテールで子供のようない可い顔付きだが大きく膨らむ2つの山が特徴の。俺の1つ下で後輩に當たる。
「私のせいで本當にすいません」
「気にするな。それよりイジメの対象がお前から俺に変わったんだ。またイジメられたくなければお前は俺に関わらない方がいい」
そう、俺が學年の違う生徒からイジメをけているのはこの後輩を助けたからである。
ある日、たまたまここを通り掛かった俺は男子生徒3人にイジメられているこいつを見つけて俺が助けた。まあ、ボコボコにやられて金も取られたけど奴らのイジメの対象がこの後輩から俺に変わった。
だけど、もともとはそれが狙いだったから後悔はしていない。面倒臭いことには巻き込まれたがな。
「そんなの無理です!私の代わりにこんなになってほっとくなんてできません」
「お前は俺の努力を無駄にするのか?何のためにこんな面倒臭いことに巻き込まれてお前を助けたと思ってるんだ。俺と絡むことでまたお前が対象になったら意味がないだろ」
「だけど」
「……なら一発ヤらせろよ」
「へ?」
「お前の代わりになったんだ。そんぐらい別にいいだろ?」
俺はそう言いながら後輩に詰め寄り大きい2つの膨らみに手を向ける。しかし、それは後輩のビンタによって阻止される。
「最低!」
後輩は半泣きになりながらその場を去っていった。
もちろん、本気でヤらせろなんて言ったわけではない。ああでも言わないとあのひつこい後輩は諦めないと思ったからだ。
もう俺が毆られ金を取られてもあの後輩は來ないだろ。
「ちっ、またが出てきたじゃねぇかよ」
後輩にビンタされたことにより止した所からまたが出てきた。
「はぁ、もう自己犠牲は勘弁だな」
俺は1つ溜め息を吐いて空を眺めた。
すると空から雨粒が數滴落ちてきて俺の頬に當たる。
「……教室に戻るか」
俺はまだ痛むを起こして教室へと向かう。
教室に著きドアを開けて窓側1番後ろに位置する自分の席に座る。
自慢ではないが俺は友達がいない。いわゆるボッチという種類でいつも俺は1人でいる。故に俺が顔面に傷が出來ていても誰も気にすることはないしたぶん興味も持たないだろう。
そして、今は後輩にイジメられている俺はいじめられボッチという稱號を手にれた。
しかし、俺はこの時には気付いていなかった。このクラスにたった1人だけ俺のことを見つめている子生徒がいることに……。
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