翌日、俺は、無事に退院することが出來た。

そして俺は、久しぶりの制服にを包み高校指定のバックを肩にぶり下げ家を出る。

「行ってきまぁ〜す。」

「お兄ちゃん、行ってらっしゃい。くれぐれも無理はしないようにね。」

「ああ、分かってるよ。麗華も気をつけてな。」

「はーい！」

俺は、可い妹にそう言って家を出た。

家から學校まで徒歩で約10分。結構近くて助かるわ。

俺は、一人で學校まで歩く。

そして俺は、昨日太輔に教えたれた組の教室にる。

ちなみに俺のクラスは4組で太輔も同じクラスと言っていた。

それとるみちゃんも俺たちのクラスの擔任と聞いた。やっほー！

「みんな〜！おはよう！始業式からいきなり休んだ上ノ原 一でぇ〜す！1年とおなじクラスのやつは2年でもよろしく！2年からのやつは、これからよろしくな！いい一年にしようぜ！」

俺は、元気よく教室中に響くようにそう言った。

こういう時は、元気が一番だよな！うんうん。

俺は、ギリギリに來たのでみんなもう揃ってるようだった。

「おう！よろしくな！一！」

「おお！太輔、昨日はサンキューな！」

「ああ、今日ジュース奢ってくれぇ〜！」

「斷る！」

みんな、俺と太輔のやり取りで笑いが起きた。

と、その時、俺に一人のの子が駆け寄ってきた。

「一君！大丈夫なの！？院していたって話聞いたけど！？」

「優奈か。うん、全然大丈夫、大丈夫。この通り！」

俺は、そう言ってスクワットを始める。元気そうに見えるっしょ？

俺の近くに駆け寄ってきたの子は、水城 優奈みずしろ ゆうな。俺とは稚園からの付き合いだ。まぁ、なじみだな。

「良かった、本當に大丈夫みたいだね。」

「ああ！それより他に知り合いはいないのか？」

「あ、それなら、あっちの方に康介君と麻ちゃんがいるよ。」

「あ、本當だ。」

優奈が指さした方向を見ると1年の時に同じクラスで結構仲良くなった香取 康介かとり こうすけと香取 麻かとり まみ。

名前の通り二人は雙子だ。

「お〜い、康介、麻、久しぶり！」

「ん？おお、一か。あっちでなにか騒いでると思ったらお前だったか。久しぶりだな。」

「院してたんだって？聞いたよ、るみちゃんから。でもその様子なら大丈夫そうね。」

「ああ、もう大丈夫だ。」

と、俺たちが話しているところに太輔もやってきた。

「よーし！一の退院祝いだ！今日の放課後、いつもの喫茶店に寄って帰るぞ！」

「おお！悪いな！」

「ふふっ、久しぶりだね、そうやって騒ぐの。」

「ああ、そうだな。」

「この5人がまた同じクラスになれたことに謝ね。」

俺たちは、それからは放課後の予定で騒いだ。

そしてその後、朝のホームルームを始めるチャイムがなると同時にるみちゃんがやってきた。

「みんな、揃っているようですね。それでは、朝のホームルームを始めます！」

その合図に學級委員が號令をかける………のだが

「あ、まだ學級委員決まっていませんでしたね。」

「もー！るみちゃんのおっちょこちょい！」

「ごめんなさいー！それと、一君！るみちゃんって言わない！」

るみちゃんのおっちょこちょいでみんなが一斉に笑い出す。

るみちゃんは、それを止めるのに必死だ。

でも、みんな、本當にるみちゃんが困るとすぐに笑うのをやめた。

そしてその後、出席番號1番の人が號令をかけ、無事にホームルームが終わった。

「あ、一君、ちょっと來てください。」

「ん？なになに？」

「先生は友達じゃないんですから敬語を使いなさい！」

「は〜い、それで何？」

「だから敬語を……もういいです。一君、合の方はどうですか？」

「あーそのことですか。もう大丈夫ですよ！」

「今は、大丈夫でもいつ悪くなるか分からないのだから今日は安靜にしていてくださいね。もし、急に合が悪くなったら友達か先生に言って保健室に行くことよ。分かった？」

「は〜い！分かりました！」

るみちゃんは、俺の返事を聞くと「それでは」と言って去っていった。

ったく、大人ぶっちゃって。

「痛っ！うぅ〜」

あ、転けた。

本當にあれが教師なのだろうか？まぁ可いけいいけど。

許嫁にするならあんなツンデレなより型のおっちょこちょいのるみちゃんとかがいいな〜。

その後、何事もなく授業を全てけて放課後になった。

「はぁ〜、疲れたぁ〜。いきなり6限は長いわ〜。」

「だね〜。」

俺は、をばして授業で凝ったをほぐす。

「一、水城、そろそろ行くぞ！もうお店には行くって伝えてあるから。」

「おお！準備がいいな！助かるぜ、太輔。」

「ま、伝えたのは俺じゃなく麻だけどな。」

「なんだよ！」

「ほら、二人は先に校門で待ってるからもう行くぞ！」

「おお、分かったよ！」

俺たちは、教室から出て校門へ向かい康介と麻に合流してからいつもの喫茶店へ行った。