ここはどこだろう。

景は淡くっており子どもと思われる人が二人いる。1人は男の子でもう1人はの子。

2人はすごい楽しそうに遊んでる。

だけど、のせいで顔は見えない。

「待ってよぉ〜。お兄ちゃ〜ん。」

「ははっ、遅いぞ〜？？？！」

ん？今、あの男の子、の子の名前を呼んだ気がするのだがなんかそこだけノイズがったような音がしてよく聞き取れなかった。

でも、なんかあの聲、つい最近聞いたような………それもこんなふわふわした覚の時に聞いたよな。

「ねぇ、お兄ちゃん！私ね、いつかお兄ちゃんの？？？にさせて！」

「ああ、もちろんいいぞ！俺から母さんたちに言っておくよ！」

「私も言う〜！」

「ははっ、ありがとう。」

っ！な、なんだ？これ？

何だか本當に昔、こんなことがあったような………

そして、景が変わりこれまた懐かしいような場所に來た。その場所には今さっきの男の子とその母親と思われる人がいた。もちろん、今さっきと同じようにのせいで顔がよく分からない。

「母さん！俺、？？？と？？？するよ！」

「えっ！？それ本當！？」

「あ、ああ……ダメなのか？」

「いいえ！もちろんいいわよ！逆に歓迎するわ！」

「本當！？やったぜ！」

男の子は、何かをねだってそれを許してもらえたことにすごい喜んでる。

何をねだったのかは何故か今さっきからするノイズのせいで全く聞こえない。

「それじゃ、あの人にも許可を貰わなくちゃね。」

「うん！頼むね！」

2人とも、すごい嬉しそうな聲で話している。

一なんなんだ？これは？いや、夢だとは思うんだけどどこかで験したことがあるような気がするんだよな。

でも、そんな気がするだけなのかもしれないしな。………ああ、もう！

っとそこで俺は、目を覚ました。

「はぁ、なんだったんだ、今の夢。」

俺は、一呼吸置くと自分の背中が汗まみれなのに気づく。

この前と同じだな。旅行の2泊目の朝もこんな夢を見て起きたらすごい汗まみれだった。

まぁ、いいか。今の時間は………午前5時？隨分と早い時間に起きちゃったな。

すごい暑いからもう1度、寢ようとも思えないな。

はぁ、また散歩でもするかな。

俺は、そう思い用意していた著替えに著替えて家を出た。

「朝の５時なのに隨分と暑いなぁ〜。これが地球溫暖化というやつか。」

そんな獨り言をしながら歩く。前、散歩した時は老人の人たちがよく散歩していたがこの暑さのせいでその姿は全くなかった。

もしかしたら、靜香にまた會えるかなぁ〜とも思ったがさすがにそんなに上手くいくわけもなかった。

仕方ない、しランニングして帰るか。この頃、力が落ちてきたかもしれないからな。

俺は、そう思い數キロランニングして家へと帰った。

「お、お兄ちゃん、おかえりなさい。」

「ああ、麗華。ただいま。どうした？そんな顔を赤くさせて？もしかして熱でもあるのか？」

「う、ううん！なんでもないよ！ちょっと暑いからそれでかな。あはは……」

「まぁ、確かに暑いよなぁ〜。俺も今、ランニングしてきたけどもうバテバテだよ。」

「す、すごい汗だね。お風呂ってきたら？」

「ああ、そうするよ。朝飯は？」

「後ちょっとでできるよ。お兄ちゃんのはお風呂から上がる頃になったら出來上がるようにするね。」

「ああ、悪いな。ありがとう。」

俺は、麗華の言われた通り風呂にることにした。

そして、風呂から上がるとスマホに一件のラインの通知が來ていた。太輔からのグループへの連絡だった。もちろん、そのグループとはいつものメンバーの事だ。

なんだろうと思いつつスマホを覗くとそこにはこう書かれていた。

『花火大會に參加する者！返事せよ！』

あぁ、そういえばもう花火大會と時期だったな。確か、8月の中旬にあるんだったよな。

まぁ、とりあえず行くっとラインして……って俺がラインしたらすぐに優奈も返事をしてきた。ははっ、偶然だな。

その後、康介と麻も返事を返してみんなで行くことになった。

花火大會かぁ〜、楽しみだなぁ。

優奈side

「あわわ、一君が返事をしてからすぐに私も返事しちゃった。な、なんか変に思われたかな……」

私は、いつものメンバーのグループのラインを見つめながら顔を真っ赤にしていた。私は、太輔君がラインした時にもうその容を見ていたんだけど一君がどうするかを待って決めてしまった。

こ、これじゃ、私が一君を待ってたみたい！まぁ、待ってたんだけど……だ、大丈夫だよね、一君に気づかれてないよね。

ふふっ、それにしても今年の夏休みはたくさん一君に會えたな。昨日まで旅行に行ってたみたいだけど楽しかったかな？

って、私、いつも一君のこと考えてるなぁ。まぁ、一君のことを考えてる時が一人でいる時の1番楽しいことなんだけどね。

花火大會まであと一週間くらいあるなぁ。早く一君に會いたいな。

そんな願いを持ちつつ私は、朝食を食べて行った。

花火大會、楽しみだなぁ。