《俺の許嫁は!?》69話 結局何も分からなくて
この一週間、投稿出來ず、すいませんでした。期末試験だったのでもう一個の方を投稿するので一杯でした。これからは普通に投稿できると思います。本當にすいませんでした。
結局あの手紙からは、名前も何も書いていなかった。ただ、「近日會いに行きます」という旨を書いてあるだけだった。それもちゃんとした日程を言わずに。
それを麗華と優奈に言うとし気味悪がって捨てちゃった方がいいよと言われたが俺は、どうも捨てる気にはなれなかった。
それにこの手紙の文字、どこかで見たことのあるような気がする。
だが、それをどこでいつ見たかは全く思い出せない。
だから、もしかしたらこの手紙は俺の記憶を取り戻すきっかけになるかもしれないと思い、機の引き出しにしまった。
そして、手紙を見た日から3日ほど過ぎた。
まだ新しい手紙は、屆いていない。
俺は、しモヤモヤとしながら學校生活を送っている。あの手紙の文字、絶対に知ってるはずなんだ。でも、思い出せない。
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まぁ、今考えたところで思い出せないんだから仕方ない。手紙には近日會いに行くって書いてあるから近い日に會えるだろう。
「………一君、どうしたの?ボッーとしちゃって?」
と、唐突に下校中、隣に歩いていた優奈に聲をかけられる。
「ああ、ちょっと考え事を……」
「それってあの手紙のこと?」
「まぁな。差出人不明だからなおさら気になっちゃって。」
「そうだね。不思議だね。」
「…………ところで優奈、俺、もうとっくに怪我も治ったから別に一緒に帰らなくていいぞ?こんなところを見られたら優奈の好きな人どころか周りのみんなから誤解される。」
「…………いいもん、別に誤解されても……」
優奈は、そっぽを向いて小聲で何かを言った。口をかして何かを言っのは分かったが容までは下校中の學生の聲や車の音でかき消されてしまい分からなかった。
「優奈、いつも俺のために面倒なこといっぱいさせちゃって悪いな。すごい謝してる。」
「う、ううん、大丈夫。………ねぇ、一君、私がここまで一君に一所懸命盡くすのはね………えっと………」
優奈は、途中覚悟を決めたみたいな目をして聲を発していたが周りに人が大勢いることが今になってようやく分かったのか顔を真っ赤にして恥じらってしまった。
「盡くすのは?」
俺は、その先の言葉が知りたくて優奈に先の言葉を言ってと促す。
「………え、えっと………だ、だから……私、一君のことが…………す………」
「あっ!お兄ちゃ〜ん!優奈さ〜ん!」
「っ!」
優奈が顔を真っ赤にさせながらも続けて口をかしていたのだが途中で中學から下校してきた麗華が俺たちに聲をかけた。
優奈は、最初ビクッとしていたがその後、しホッとしていたような気がした。
優奈の言葉が気になるのだが麗華が來てしまったのでさすがに聞こうとは思わない。
俺がそんなことを考えているうちに麗華がトコトコと俺たちのところへ走ってきた。
「えへへ、お兄ちゃんと優奈さんも今帰ってるところ?」
麗華は、笑みをこぼしながらそう言った。
「ああ、そうだよ。」
「そっか!なら、一緒に帰ろ!」
「そ、そうだね、うん、一緒に帰ろう!」
「「ん?」」
優奈がどこか挙不審に見えたので俺と麗華は、揃って口を傾げてしまった。
「な、何?」
「………優奈さん、ちょっと來て。お兄ちゃんは、そこで待ってて!」
麗華は、そう言うと優奈の手を引っ張ってし離れた所へ行ってしまった。
俺は、麗華に言われた通りずっとここで立っている。
そして、し離れたところで優奈と麗華が會話をしていて……
第三者視點
優奈と麗華は、一から距離を取り誰にも聞こえないように顔を近づけ小さな聲で話し合っている。
「ねぇ、優奈さん、今何しようとしてたの?」
「ふぇ!?な、何って……べ、別に?」
「もしかして………告白?」
「っ!ち、違うよ!?」
「本當に?」
「………」
優奈を見る麗華の視線はとても疑わしいものだった。恐らく麗華は、ほぼ確信しているのだろう。優奈が今さっき、自分のお兄ちゃん、一に告白をしようとしていたことを。
「………別にね、優奈さんがいつお兄ちゃんに告白しようと私はいいの。でもね、今、お兄ちゃんは々と大変な狀態だから………だから、告白するならもうし待っててしいな。」
「……大変な狀態って?お父さんと喧嘩してる事?」
「………うん、それも一つではあるね。」
「………ねぇ、麗華ちゃん、教えてくれない?今、一君が抱えてる問題。私、しでも手助けしたいの。」
「………ごめんなさい。私だけの判斷じゃ何も言えないの。」
「それって………ううん、ごめんね。なんかプライベートなこと聞いちゃって。」
優奈は、麗華に詳しく聞こうとしたがすぐにそれがダメだと判斷したのか顔を橫に振って謝った。
「……なんかごめんね!変な空気にしちゃって!お兄ちゃんの問題が解決したら告白してもいいよ!」
「あ………その事なんだけど…………私、1回だけ一君に告白したことがあるの。」
「っ!」
麗華は、場の空気を明るくしようと笑顔を振舞っていたが優奈の弾発言により目を大きく開き呆然としてしまった。
「………ほ、ホントに?」
「……う、うん……は、花火大會の後に……2人で散歩していたんだけどね……言うなら今しかないって思って………それで告白しちゃったの。」
優奈の表からその発言が噓じゃないと分かったのか麗華が引きつった笑みを浮かべてる。
「………た、確かに花火大會の日は帰りがすごく遅かった。」
「ご、ごめんね、私、一君にそんな問題があるなんて知らなかったの!」
「あ、ううん、花火大會の日なら……大丈夫だと思うの。その後に々と問題が出たから……」
「そ、そうなんだ……なら、良かった。」
「………ね、ねぇ!それでお兄ちゃんの反応は!?」
「えっと…………一君、なんか々と勘違いしちゃって私が別に好きな人がいるって思っちゃったらしいの。」
「え?……ええっ!?な、なんで!?」
「あ、あはは、私の告白が曖昧だったみたい。」
「も、もうっ!お兄ちゃんたら……ごめんね、優奈さん。そりゃ、失敗したらまたしたくなるよね。」
「………まぁ、うん、そうだね。せっかく勇気を振り絞ったのに空振りなのは辛いからね。………でも、今はやめておくね。一君が抱えてる問題が解決したらまた告白しようと思う。」
「うんっ!そうしてしいな。」
優奈と麗華は、それでお互い満足したのかふふっ、と2人で笑いあった後に一の元へ戻った。
一は、この2人が何を話していたのかは全く見當がつかなかったが子同士の話なのでそれを聞こうとは思わなかった。
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