《婚約破棄から1年後・・・・・・》私は庶民のエミーです。
「ふわぁ・・・・・・、もうこんな時間ね。」
私はあくびをしながらベッドから起き上がる。
眠い目を冷水で覚めさせて、家の裏にある畑に向かい新鮮な野菜を収穫する。
畑には野菜だけでなく香水の材料になる香草、薬草類も植えている。
元々、ガーデニングが趣味で元実家にはマイガーデンがあった。
今は放置されているか潰されているかもしれない。
まぁ、お気にりだった花の苗は持ってきて植え替えたから問題は無い。
獨り暮らしを初めてから料理をするようになり最初はぎこちなかった包丁さばきも上手くなってきた。
味付けも自分好みに合わせているので好き嫌いもなくなった。
今思えば、味付けが合わなくて私は我が儘を言っていたんじゃないか、と思うとちょっと苦笑いをしてしまう。
「そういえば、もう1年前になるのね・・・・・・。」
1年前、私は婚約破棄され実家を追い出された。
ない手切れ金と最低限の荷だけ持って家を出た私は今住んでいるこの家に住み著いた。
大家さんが私のかつての母で家を追い出された私を不憫に思い、この家を貸してくれた。
そして、私はこの家で商売を始める事にした。
趣味の小作りを生かして雑貨店を開く事にした。
この店に置いてあるは全て私の手作り。
セッケン、香水、タオル、刺繍りのハンカチ、髪飾り・・・・・・。
まさか、こんなに早く評判になるとは思っていなかった。
お客様も私が元公爵令嬢だとは思わない。
名前もエミーにして、長かった自慢の髪は肩までバッサリ切った。
メイクも薄めにしてなるべく目立たない様にしている。
私の第2の人生は今の所、それなりに平和だし幸せだ。
公爵令嬢であり王太子の婚約者だった私は厳しい王妃教育をけ、毎日が窮屈な日々だった。
貴族學院に通う様になってからは『お茶會』と言う名の同士の戦い、作法やマナーのレッスンに明け暮れ毎日疲労困憊だった。
たまに空いた時間に趣味に沒頭しているのが唯一の息抜きだ。
それが今では堂々と出來る。
何て言う幸せなんだろうかっ!
王太子やルミーナ男爵令嬢、実家には謝しかない。
『窮屈な日々から解放してくれてありがとう!』
嫌味ではなく心からそう思う。
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