《後輩は積極的》第11話
*
私は先輩とプールに來ました。
先輩の水著とか、先輩と二人きりとか、先輩と一日一緒とか、かなり嬉しい。
「ま、実ちゃん?」
しかも二人でスライダーをる事も出來、もう私は満足していたのだが、先輩は先ほどのスライダーで、私のを鷲摑みにした事を気にしているらしい。
「あ、あの……あ、謝るからさ……機嫌直して」
別にし恥ずかしかっただけで、私は別に気にしていない。
まぁ、相手が先輩だからと言うのもあるけど。
先輩は私が怒っているのだと勘違いをし、さっきからずっと謝って來ている。
そんな困った先輩を見て、可いなんて思っている私はしSなのだろうか?
私はそんな事を考えながら、先輩をからかってやろうと、小さな聲で先輩に言う。
「私……誰にもまれた事……無いのに……」
「うっ……ご、ごめん! 本當にごめん!」
「初めてだったのに……」
「ほ、本當にごめん! えっと……何か俺に出來る事ならお詫びするから!」
お詫び?
思いがけない先輩の提案に、私は思わず黙って考える。
え、じゃあまたデートの約束とか取り付けてもオッケーって事?
いや、ここはがめつく、思い切って告白!?
あぁ、でもそれだと先輩を脅すみたいで、なんか違うし……。
「ま、実ちゃん?」
あー! もう! 何をお願いしたら良いか迷っちゃう!!
あれやこれやと考える私だが、なかなかまとまらない。
せめて、夏休みにもっと先輩と會えるようなお願いが良い!!
「じゃあ……」
「う、うん……」
「今度、先輩と溫泉に行きたいです」
「え?」
「もちろん、旅費は先輩持ちで」
「いやいや、それはあの……プールに行くよりも……その々とまずい気が……」
「一泊二日で我慢します」
「まって! 宿泊はダメ! 絶対だめ! 大実ちゃんの両親だって男と旅行なんて心配……」
「鷲摑み……」
「予定を組ませていただきます!」
よし! これで先輩と二人で旅行に行ける!!
しかも今度は溫泉だし、先輩のバイト代じゃあ、二部屋なんて取れないから、絶対に同室!
そこで先輩と……ウフフフ……。
「ま、実ちゃん?」
「さぁ先輩! 次行きますよ!」
「機嫌直るの早っ!!」
私は先輩の手を引いて、流れるプールの方に向かっていく。
*
「はぁ……なんか腹減ったな……」
「もうお晝ですしね」
一通り遊んだところで、俺はし疲れてきていた。
お腹も減ってきたので、俺は実ちゃんと外に出て食事をする事を提案する。
「十分泳いだし、プールの外に何か食べに行く?」
「はい、じゃあ著替えてプールのり口に集合ってことで」
「わかった、じゃあまた後で」
俺と実ちゃんは更室前で分かれた。
しかし、実ちゃんの機嫌も直って良かった。
代償は大きかったが……。
「二人で溫泉なんてまずいよなぁ……」
俺は思わず了承してしまった、溫泉旅行の件を考えながら、水著をいで著替えをしていた。
未年の子高生と二人で旅行なんて、バイト先で噂になったら大変だ。
「あ、そうか! 誰も二人とは行ってないわけだし、折角だしバイト先のみんなで……」
そうだ、それが良い。
確か、いつだかに店の店清掃と空調設備の點検で休業になる日があったはずだ、その日ならみんなをえるだろう。
「そうしよう! その方が実ちゃんも楽しいしな!」
我ながら良い考えだと思った。
問題も解決し、俺は著替えを済ませて更室を出る。
実ちゃんはまだ來ていなかった。
まぁ、男よりもの子の方が時間が掛かるのは仕方ないだろう。
スマホを弄りながら実ちゃんを待っていると、突然肩を叩かれた。
俺は実ちゃんが來たのかと思って振り向き、そこにいた人を見てフリーズした。
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