《ボクの彼は頭がおかしい。》ペット

五月が僕のクラスにやってきた。

ウルウルと涙目になりながら、僕にすがり付いてくる。

「學校に來る途中で拾ったの。可いから思わず連れてきちゃった」

「あっそ」

「お願い早瀬くん……ちゃんとお世話するから……飼っても…いい?」

「飼う?いいよ。いいけど、絶対捨てちゃダメだよ?約束だよ?ちゃんと守るんだよ?」

「うん、ありがと!」

五月がおしそうに抱きかかえていたのは、紛れもなくただのペットボトルだった。

(いろはす)

なんならそれ僕のでしょ返しなさいよ。

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