《ボクの彼は頭がおかしい。》11月9日
朝の6時に目を覚ました。
當然ながら今日も學校。
けれど、行く気分ではない。
サボるか。
3時間後。
「起きなさい」
仕事に行く直前の母に起こされてしまった。
「ちょっと頭が痛いから今日は休むよ」と、僕は言った。
「はいはい噓はいいから」
なんて奴だ。
一人息子が調不良を訴えているというのにこの態度は。
…まぁ、仮病ですけどね。
仕方なく起きる。
時計を見て、1時間目ぐらいならサボれそうだと確認する。
2時間目からはまたいつものように……
あー、どうか會いませんように。
1時間目と2時間目の休み時間にちょうど登校した。
教室にるなり、異様な雰囲気をいち早く察知する。
まるでお葬式のようだ。
きっと、僕と彼のことを聞いたに違いない。
報というものは簡単に広がってしまう。
実に恐ろしい世界だ。
自分の席に著き、2時間目の開始を待つ。
「はい、じゃあ始めます」
すぐに先生が來た。
教科書を機から出そうと手を――あれ。
教科書が無い。
昨日まではパンパンに教科書やらノートやらが詰め込まれていたはずなのに。
代わりに僕の手にれたのは、良く分からないけど多分、大量の小石。
機の中から一摑みし、出してみる。
某有名チョコレートのお菓子だった。
コアラのお菓子。
マーチのお菓子。
箱から出され、バラバラの狀態で僕の機の中に撒き散らかされている。
誰だよ、こんなくだらないことしたの。
とりあえず全部食べた。
休み時間。
無くなった教科書たちを求めて旅に出る。
30秒で見つかった。
全部、僕の後ろの棚の中にっていた。
(教室後方、生徒一人に一つずつ用意されているあの収納スペースです)
それらを抱え、自分の席に戻る。
一番上の教科書を手に取ると、表紙に落書きがしてあった。
『オタク界の貴公子』と鉛筆で書かれていた。
悪口なのか褒めてるのか分からない。
ってか普通こういうのって鉛筆じゃなくてマジックかボールペンでしょ。
それから家に帰りつくまでに、その日は奇妙な現象が山ほど起こった。
あまりに起こりすぎて、何が普通で何が普通じゃないのか良く分からなくなった。
いつの間にか弁當のおかずが全部パセリになっていたり、僕の椅子にブーブークッションが仕掛けられていたり、知らない人からすれ違いざまに耳のをほじくり返されたり(痛かった)、靴ひもが誰かにほどかれていたり、『早瀬ってやっぱりムッツリだったらしいよ』と黒板に落書きされていたり。
やっぱりって何だよ。
確かにムッツリかもしれないけどやっぱりって何だよ。
そして極めつけは、これは家に帰ってきてから気付いたことだけど、背中に嵐の松潤の顔寫真がいつの間にかられていたこと。
なんか分からないけど悔しかったです。
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