《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》ルーファス王子とのやり取り

マリーが自分の部屋に王子を案する。

ふと踴場を見ると、母が嬉しそうに、

何度も、私にウィンクしてくる。

ロイは、何やら十字を切って祈っている。

「ふ~。めんどくさっ」小さく呟く。

「マリー嬢、どうされましたか?」

「なんでも、ございませんわ。

さあ、こちらにどうぞ」

「リリアンから、お茶を持ってきて

もらいますので」

ガチャ。

部屋に王子を招きれる。

....................

「で、用って、何ですか?

どうせ、謝罪じゃないんでしょ」

ふてぶてしく聞く。

早く帰って貰いたいのです。

「あっはっはははは。」

ルーファス王子が大笑いしてる。

頭イカれた?

完全にネジ取れちゃったよね。

「やはり、俺が思った通りの令嬢だ。

謝罪は、本當だ。

昨日の態度はすまなかった。」

「まー、謝ってくれるなら、許す」

「単刀直に言う、俺の婚約者に

なってしい」

..............

「ほぇっ!!!はぁ~~~?!」

何故そうなる?頭がパニック寸前だ。

「ちょっ、ちょっと待って、

あんたやっぱり頭おかしいよね」

「おかしい、つもりなんて全く無い。

マリーは、俺に興味が無いだろう?」

はは~ん。なるほど、なるほど。

それより、マリーって呼び捨て。

図々しいったら、ありゃしない。

「お斷り致します」即答。

だって、婚約者になんかなったら、

王妃教育とかなんか面倒な事

やらされるんでしょ。

それに、全然好きじゃないし。

一応、私だって、

結婚には憧れはあるんだから。

「そう、言うと思って、これを持ってきた」

ライル、あれを。

扉の外で、待機してるライルがってきて

「こちらを、どうぞ。」

なんか、凄いデカイ箱きたよ。

何かと思って見てると、

箱から1000通近くある手紙をテーブルの上に

ばら蒔かれる。

ライルが部屋から出ていく。

もしかして、これって......

1通、手に取り王子が読み上げる。

「ルーファス王子の事を思うと、の高まりが

抑えられず、夜も眠れません。どうかこの高まりを鎮めて下さいませ」

っ!!!

恥ずかし~!!!やめたげて~!!!

マリーなんて事してくれるんだよ。

1000通も出す暇あるなら、

勉強でもしてくれよ。

「これは、マリーが書いたもので、

いいんだな?」

ギクッ。

「そ、そんな時もあったのかも~。

えへへへへ」

「いつから、俺に、興味が無くなった?」

「忘れたわ。そんな事、前の事だし」

「じゃあ、今は俺に興味は無いんだな」

「そうよっ! だってあんた、

一回も返事した事無いじゃない! 」

「流石に、そんなんじゃ、

私だって諦めるしか無いでしょう?」

なんとか、ごまかせたかな?

「ふっふっふっふっ」

悪魔が笑ってる~。こぇ~よ。

「じゃあ、最後に宛てた手紙が、

昨日なのは、何故かな?」

·················。

完全に積んだ。コナンばりだよ。

そう言えば、夜會前日、なんか

リリアンに渡してたわ。

「詳しい事は、まだ、聞かないつもりだ。

良い、返事を待っている。

また、こちらに伺う」

ルーファス王子が、部屋を後にする。

もう、二度と、來るな~!!

この腹黒王子~!!

「あれっもう、ルーファス王子

帰られたのですか? 」

リリアンがお茶を持って、立っていた。

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