《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》婚約させられました
「お嬢様、おめでとうございます!! 」
「マリー、おめでとう! お母様嬉しくって」
「ねーさん、おめでとう。嫌だったら
辭めてもいいんだからね」
皆が次々に祝いの言葉を口にする。
「あ、ありがとうございます」
ルーファス王子の半分脅しのような
婚約申込をける事にしたのだ。
絶対あいつ何か気付いてるよ。
それに、どうせ婚約しとけば、
盾にでもなると思っているんでしょう。
ふんっ。
憎たらしいったら、ありゃしない。
絶対、婚約破棄希。
「今日は、ルーファス王子主催の
お茶會でございますよね」
「それでは、ご用意致します」
行きたくねー。なんて言えない.....
薄いブルーのドレスにブルーのリボン。
ルーファス王子の瞳とお揃い。
城に到著した。
庭には、王家のお茶會と言う事もあり
沢山の貴族達が集まっていた。
今日は、豪華王家直送デザートビュッフェ
だと言うのに、食べる気がしない。
「あら、マリー様、ご機嫌よう。
この間は、逃げるように帰られたので
心配してましたのよ?」
「もしかして、牢獄にでも
れられてるんじゃないかって」
「まさかっ!逃亡とか~? おほほほほほ」
くっそ~。
悪役令嬢、連合軍め。
今日は、言い返す気もないわ。
夜會の後、マリーの噂で持ちきり
だったらしい。
急に連合軍の顔が、変わる。
「私の婚約者殿に、
なにか失禮がありましたか?」
ルーファス王子が到著した。
連合軍達の口が開いたままだ。
「今日は皆様、お集まり頂き
誠にありがとうございます。
私は、マリー・ウィリアムズ・マシューズ
と婚約致しました。
どうぞ、皆様ゆっくりとお楽しみ下さい」
あーあ言っちゃたね。
令嬢達の突き刺さる目。
そんな事は全く気にもしてないように
ルーファス王子が、腰に手を回して
席にエスコートする。
「ちょっと、何すんのよ」
「俺の婚約者だろ。夜も眠れないくらい
俺の事好きなんだろ?」
クックック。
絶対楽しんでる。こいつ!!
王妃がやってきた。
「あら、ルーファスが楽しそうにしてる
なんて、珍しい。
マリー様、ルーファスの事
宜しくお願いしますね」
「え、えぇ、王妃様、こちらこそ、
宜しくお願い致しますわ」
いつも私の前では、けっこう笑ってるけどな。
「マリー、庭を案しよう」
あの場には居づらかったら、
ちょうど良かったけど。
「ちょっと、放してっ」
「照れる事は、無いだろう?
婚約したんだから」
「どうせ、令嬢達の盾でしょ」
「さぁ、どうだろうな」
食えない男。
「俺の瞳に合わせたそのドレス」
「ちっ、違うわよ。用意されてたのっ!
もうっ、あんまり、ベタベタしないで! 」
クックック。又笑った。
何が楽しいんだか。
お付き合いした事、無いんですから。
困りますよ。
散歩しながら、庭の池を見てると
何か黒い生きが、バシャバシャとしぶきを
あげながら浮き沈みしてるのが見える。
急いで駆け寄ると、
まさか、ジルが溺れてる?
とっさに、池に飛び込む。
「マリー、何やってるんだ!! 」
ルーファス王子がぶが
無我夢中で、そんな事耳にって來ない。
だんだんと、ドレスが重くなり、
上手く泳げない。
私泳ぎ得意じゃないんだった~。
ジル~。助けられなくてごめ~ん。
徐々にが沈んでいった。
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