《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》勿論、王子に助けられます
マリーが急に駆け出し、その後を
王子が追いかける。
マリーが池に飛び込む。
「っ! あいつ、何をしてっ!」
急いで駆け寄ると、
が、徐々に沈んで行くのが見える。
「バカかっ!」
ルーファス王子も焦って、池へ飛び込む。
なんとか、黒貓を抱いたマリーを
岸に上げる。
マリーの意識が無い。も冷えきっている。
「ルーファス王子、私が運びます」
ライルがマリーを抱き上げようとした瞬間、
「るなっ!俺が運ぶ」
「か、かしこまりました」
王子がマリーを城まで運ぶ。
侍達が湯にれた後、著替えを済ませ
ベッドに寢かされる。
「あれっ?私、ジルを助けに、池に...」
はっ!!ジルはっ?」
ジルは隣で、スヤスヤと眠っている。
「たっ、助かった...」
「ジルー。ジルー。」
ジルも目覚める。
「なんで、あんな所で溺れてるのよ」
「うーん、ごめん。飛んでたら、
カラスに攻撃されてさ、
そいつ強いったらなんの」
「そのまま、池に落っこっちゃったんだよ。
僕、水苦手なんだよね」
そりゃ、貓でしょうから。
「でもありがとう。マリーが助けてくれなきゃ
今ごろ、池の底だよ」
「貸し2よ。覚えおいてよね」
「了解しましたー!」
敬禮してる。か、可い。
コンコン。ガチャ。
「ジル、しっ。貓のふりしておいて」
「意識は戻ったか?」
ご機嫌斜め?
「池に飛び込むなんて、無茶にも程があるぞ」
めちゃくちゃ、怒ってる~
「貓なんて、ほっておけば良いだろう」
んっ?貓なんて?
「今、貓なんてといった?」
「あぁ」
「あなたは、命の大切さが分からない
人なの?
どんな小さい者も、命は命よ。
その小さい者達も、助けられないなら、
大きな者達も助けられるはずが無いわ」
............。
沈黙が流れる。
「うにゃ~。うにゃ~」
ジルが頭をりつけてくる。
なんか、棒読みっぽいけど。
「すまなかった。俺の言葉が軽率だった。
だが、あまり、無茶はしないでくれ。
俺の心臓も止まりそうだった」
「私も、お禮を言ってなかったわ。
助けてけてくれて、ありがとう。
そして、ごめんなさい」
ニッコリと微笑む。
ルーファスの顔が固まる。
「きょ、今日はもうゆっくり休んで行け、
マリーの家には連絡しておく」
「えぇ、ありがとう」
ルーファス王子が部屋から出ていった。
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