《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》不穏な影6
妖の森へと急ぐライルとマリー。
テレスの追っ手が直ぐそこまで
追い付こうとしている。
「逃がさんぞ、待てー」
「ライル、急いでっ!」
り口まではもうすぐだ。
到著した二人は
馬を降り、走って奧へと進む。
「森へれば、安全だわ」
追っ手も森へるが、
奇聲を上げ、皆逃げ帰ってしまう。
「これは、どういう事でしょうか?」
「皆、凄い、見えてるんじゃない?」
この狀況を説明をする。
「なる程、ここまで來れば
安全という訳ですね」
「ええ、とりあえずわね」
「先へ急ぐわよ!」
奧に進み、泉を目指す。
泉に到著した二人は、
「フローラ様!聞きたい事があります」
マリーが呼びかける。
すると、フローラが姿を現す。
っ!!
ライルが驚き固まる。
「デカイは句よ」
「はっ」
「しっかり、聞こえておるわ」
「スミマセンっ!」
「何やら、騒がしいと思えば、又お主か」
「申し訳ありません。フローラ様」
「急事態なのです」
「そのペンダントの事かえ?
片割れが大変な事になっておるのぉ」
説明しなくとも、お見通しのようだ。
「魔の呪いか」
「そのペンダントはな、心模様によって
が変わるのじゃ、しの事では変わらん。
よっぽの事が無ければな」
「本人が危険に曬された時、もう一方も
一緒にが変わる。ようは、一心同って
ことじゃ」
「持って後、3日って所かの」
「それが、過ぎればどうなるのですか?」
「もう王子の心は戻ってこんじゃろうな」
っ!!
「私のせいで....」
「後悔先にたたずじゃな」
「くっ」
ライルが苦しそうに顔を歪める。 
「ど、どうすれば」ライルが呟く。
「テレスとかいう、魔をぶっ倒せば
いいんじゃないの?」
「テレスの魔力は並大抵のではありません。
何か策を立てなくては」
「正面突破で一騎討ちでもしようかしら。
時間がないもの。それしか無いわよ」
「なら、一度マリー様に拾って貰った命
この命捨ててもかまいません」
「ダメよ。誰がルーファスの事守るのよ」
「ホホホホ、策がない事もないぞ」
「フローラ様、それを早く言って下さい」
「お前らが聞かんからじゃろ」
「テレスとかいう魔はな、実はもう
100を越えておる」
魔じゃなくて、妖怪?
「昔はな、心優しい令嬢だったのが、
王子にをし、裏切られたのじゃ」
「そして自ら魔になり、今度は、力を持ち過ぎて城を追い出され、2度も王家から裏切られた
のじゃ。今は復讐だけを糧に
生きてるようなものかもしれんな」
「なんか、可哀想かも....」
そんな事思ってる暇は無いわ。
「テレスの姿は年を取っておらんじゃろ?」
「確かに。どうなっているのですか?」
「あやつには、心臓が無いのじゃ」
「無いって、どういう事ですか?」
「自分の心臓を魔力の強い木に隠しているようじゃな。それでその魔力を得て若さを保っているようじゃ」
「じゃあ、その心臓を取り出せば
テレスを倒せる?」
「じゃがな、テレスもそんなに
馬鹿じゃなかろう。
その魔力の木のある森は、相當危険じゃぞ。
魔がうようよおるわ。お主ら二人でも
たどり著かぬかもな。
もう、諦めれば良かろう?危険を犯してまで行く事もなかろうが」
「フローラ様!私は諦めません。
自分の命など、どうでも良いなどとも、
決して言いません!
自分の命も、皆の命も全て救います。
そして必ず笑顔を取り戻します!
私、張りなんですの!」
「ホホホホホホホホ、お主らしいの。
その心意気、け取ったぞ。ならこれを
持っていけ」
1本の剣を渡される。
「それはな、聖なる加護を纏っている剣じゃ。
何かの役に立つかと思うぞ」
「ここから、半日くらいでたどり著く場所に
その森はある。馬に道案をさせるてやるわ
我に出來る事はここまでよ。大サービスじゃ」
「フローラ様、ありがとうございます」
「必ず戻って參ります」
「ライル、急ぐわよ」
「はっ!」
ライルとマリーは急いで森のり口まで
戻り馬に乗る。
馬は、指示をしなくても道を進む。
「ナビ要らずだわ。」
「ナビとは?」
「いいの、こっちの話しよ」
マリーとライルは妖魔の森へ向かう。
「必ず戻ってくるのじゃぞ。
我も退屈しなくて、済むからのぉ。
ホホホホホ」
フローラが泉に消えて行った。
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