《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》ジル視點

___ジル視點___

「今日は、トト様に頼まれた、

日本に行って魂の説得するんだった」

ジルの仕事は、魂を司る神、トトに仕え

不浄な魂の回収や浄化したがらない魂の

説得などを主にしていた。

「トト様も貓使い荒いよな~。説得って

一番面倒なんだから」

ジルはおっちょこちょいで、小さいミスが

多い為、トトからはよく怒られていた。

「これ、ジル。お前は何度言ったら、

わかるのだ。昨日も散々~...」

トト様の説教長いよ。

僕聞き飽きちゃった~。

「ジル、聞いておらんな。わしは、

お前が心配でならんのよ」

なんだかんだ言って、ジルの事が

くてしょうがないようだ。

「分かったか?ジル」

「は~い」

トト様がため息をついている。

「じゃあ、トト様行ってきま~す」

やっと解放されたよ。全くさ~。

「さてと。この辺りだっけ?」

「あらら、橫斷歩道の真ん中だ」

信號が點滅してる。

突然ジルが現れた事で、驚いて

一人のが立ち止まっている。

まずいよ。まずいよ。

信號赤になっちゃうよ~。

ドンっ。

凄い衝撃音が響き、その

魂が抜けてしまった。

まずいよこれ~。絶対僕のせいだよ~。

なんとか、しなくちゃっ!

抜けた魂を直ぐ捕まえ、

どこに送ろうと迷うジル。

「そうだ、あの世界なら、トト様に

ばれないかも~」

「まりって言うんだ。あっ!

ちょうどマリーって人、

魂無くなってるみたい。名前も似てるし、

お金持ちっぽいから、いいよね!」

後でフォローしとこっと!

「さっ日本に戻るか」

ドンっ。また衝撃音が響く。

「何、何。勘弁してよ~。

二人は流石に無理でしょ~」

とりあえず、魂は預かっといてと。

まりの所に行くか。

あー忙しい!

「ちょっと、あんた何者?」

えっ、ちょっとこの人怖いんですけど...

「僕、ジル」

あれっ?可さアピール通じないの?

とんでもない人捕まえちゃったかも~。

さっさと、帰~ろうっ。

「話しは終わってないわよ」

げっ。

しょうがない、僕との通信の指でも

渡しておくか。

「忙しいんだから~」

本當に忙しいんだって。香の魂のれ先

探さなくちゃいけないんだから。

香もこの世界でいいよね。

あっミリカだって!めちゃくちゃラッキー!

お金持ちっぽいしね!

さてと、魂もれたし、今度こそ、

帰~ろうっと!

すっかり、香のフォローを忘れ

帰るジルは、後で、まりにばれて

とんでもなく、怒られるのである。

後で

「まりって、トト様より怖いよ。

やんなっちゃう」と

愚癡をこぼすのであった。

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