《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》ルーファスとお忍びデート2
店にると、広々とした場所に沢山のが
陳列されている。しかし、人がまばらな為
店が広くじた。
「あんまり、賑わってないのかな?」
「タピオカの流行りのせいだろうな。
アドヴァンス商會は凄い賑わいだったぞ」
「ちょっと、お客さん、冷やかしなら
やめてくれよ。それでなくても、
今売り上げが落ちているんだから」
店の従業員が話しかけてくる。
失禮な態度。ルーファスの事バレたら
困るからここは、ぐっと堪える。
「あら、アドヴァンス商會は、
凄い人だったわよ?ここも品揃えは
変わらないでしょうに」
「そうなんだよ。タピオカのせいで
このありさまさ。主人はイライラしてるし
お嬢さんなんか、毎日怒りながら
どっか行ってるしな。俺の給料も
減らされるんじゃないかって。
ハラハラしてるよ」
よく喋る店員だ。
「そういや、この間変な男が來たな。
ものスゲー、おっかないの。
イケメンだったけどな。
借金取りかと思っちまったよ」
「そうなの。あなたも大変ね。
でもこういう時こそ、
皆で力を合わせなくちゃだわね」
「分かってくれるのかい。お嬢さん」
店員がマリーの手を握る。
ルーファスが
「おいっ。何してる?」
凄い顔で、店員を睨む。
「おっと、旦那がいるの忘れてたわ」
「そ、そうそう。何かオススメとか
あります?」
「やっぱり、紅茶だね。王家にも出している
自慢の品だよ」
「じゃあ、それ一つ頂こうかしら」
「毎度あり~。また來てくれよ。今度は
お嬢さん一人でなっ!」
なんとも軽口の店員だった。
ルーファスを見ると、
「あいつ、斷罪してやろうか....」
「まあ、まあ、それより、用も済んだし
そろそろ帰ろっか」
ルーファスがマリーの手を取り
手の甲にキスをする。
「もうっ、人前は辭めてって!」
「ふんっ」
ルーファスの焼きもちには、ホトホト
困る時がある。
帰りの馬車、マリーは考え込み、
口數もなくなる。
「どうした?疲れたのか?」
「ううん。ちょっとね」
「何を考えてる?この間のミリカ嬢のことか?
ライルから報告が上がってる」
「あ、そうよね。知ってるわよね、
それに、変な手紙の切れ端見つけちゃって」
ルーファスにアイリからけ取った
手紙の切れ端の話しをした。
「なに?なんで直ぐ言わない!
そんなに、俺は頼りないか!」
ルーファスが真剣な顔になりマリーに怒る。
「ちがっ、違うの。この間イザベルに
文句言っちゃったでしょ。
もしかしたら、それがきっかけなら
私のせいだって」
「俺はな、マリーの親父殿と、
約束したんだぞ。何があっても守ると」
「うん。ごめん。ルーファス」
ルーファスがマリーの肩を抱く。
マリーもルーファスにもたれかかる。
「大丈夫だ。何も心配するな」
「うん。ありがとう。ルーファス」
し眠くなり、ルーファスの溫かさに
包まれながら眠りに落ちる。
「ライル、ホールズ商會を調べてくれ」
「はっ!かしこまりました」
マリーの肩を強く抱くルーファスだった。
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