《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》さ迷う魂3

ミリカとライルは別の部屋へ行く。

部屋にるとミリカが、部屋の鍵を締める。

「ライルさん....私達は、異世界から來ました」

ライルは驚きもせず

「そうですか。異世界とは何か

分かりませんが、マリー様はたまに、

変わった言葉をお使いになる事があります。

それに、私は以前マリー様を

徹底的に調べた事があるのですが、

その人像とかけ離れ過ぎています。

あと、ジル殿も。この世界の魔

は話したり人に懐く事はめったに

ございません」

「驚かないのですね?」

「ええ....私には寄りがありません。

人から優しくされた記憶もありません。

ですが、マリー様は厳しく、そして優しく

接してくれたのです。そんな人を

誰が異端と言えますでしょうか?

異端というなら、私の方が異端です」

「そうですか....ありがとうございます。

今回は、私達では、どうしようも

ありません。ジル君を頼るしか

無さそうです」

「そのようですね。ですがルーファス王子

は何も知らないのです」

「しょうがありません。ルーファス王子に

話して、どうするかは決めて貰いましょう。

私は信じてますが.....」

「ええ、勿論です」

二人は、マリーの部屋へと戻る。

「ルーファス王子、これから起こる事を

驚かないで下さい」

「あぁ、これ以上驚くことも無い」

「ではっ、ジル君、ジル君、聞こえる?」

「ジル?聞き覚えが....」

皆がミリカの聲に集中する。

すると、

「は~い。まり~。戻ったの~?」

「えっ....僕....もしかして、場違い?」

帰ろとするジルに

「違うの。帰らないでっ!」

ミリカがぶ。

「ありゃりゃ、王子いるじゃん....」

ルーファスがジルを睨んでいる。

「ライルさん、王子怖いっ!」

ジルがライルの肩に捕まり、後ろに隠れる。

「皆、知り合いか?この貓と?」

ルーファスは、冷靜に訪ねる。

「ええ。皆知り合いです」

ミリカが、異世界の事、こちらに來た

経緯などを話した。

「まりは、ルーファス王子にいつか

本當の事を自分から話す。と言っていました」

「そうか...別にマリーがどこの誰であろうと

関係無いがな....それで、ジルと言ったか」

「はっはいっ!何でございましょう?王子様」

「この事を説明してくれ」

「う~ん。調べないと、

詳しく分かんないかも....」

「なんだとっ?」

「ひぃ~。ライルさ~ん」

ジルがライルに助けを求める。

「王子、ジル殿に任せてみませんか?

ジル殿は、妖魔の森や、マリー様拐の時も

助けてくれたのですよ」

「そ、そうだよ!」

ジルがライルの肩越しから頭を出し、

加勢する。

「そうか、ジルのおかげなんだな。

知らないとは申し訳なかった。ありがとう」

「じゃあさ、すっごく一大事だからさ、

ルーファス、僕と一緒にトト様の所に

來る気ある?」

「どうやって、行くのだ?」

「魂だけが行くの」

ライルが、

「そんな、危険な。私が行って參ります」

「いや、俺が行く。マリーと約束したのだ。

どこであろうが助けに行くとな。心配するな」

「かしこまりました」

「では、ジル行くぞ」

「は~い。じゃ、ルーファス

目閉じて~。行くよっ」

ルーファスは目を閉じ、トトの元へと

向かうのであった。

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