《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》さ迷う魂9

ルーファスは、指に念じて、

城のへと戻る。

「うっ、ずっとかないと、やはり

固まってしまうな」

「王子っ!大丈夫でしたか?」

ライルは、ずっと側から離れず

待っていたようだ。

「ミリカ様は、もう戻られています」

「ライル、ずっと付いてなくても

いいんだぞ」

「いえ、こればかりは、王子の命令でも

引けません」

「そうか、だが余り無理をするなよ」

「かしこまりました」

ミリカが部屋へってくる。

「ルーファス王子、どうでしたか?」

「ああ、なんとか上手くいったが、

明日どうやら、飲み會という會が

開かれるみたいだ。桜井も來るみたいだ」

「そうですか。桜井君、大膽な行

でなきゃいいのですが....」

「なんとか、俺も參加出來ないか?」

「分かりました。何とかしてみしょう」

「頼んだぞ」

「分かりました。私は、ロイと

一緒にいますので、朝になりましたら

日本に戻りますので」

「ああ、分かった」

ミリカは部屋を出て行く。

「こんなに、近くにいるのにな.....」

Advertisement

ルーファスは眠るマリーに口づけをし

軽く目を閉じる。

どうすれば、マリーは

思い出してくれるんだ.....

焦る気持ちを抑え、

今はやれる事をやるしかない。

と自分に言い聞かせる。

朝方になり、ルーファスは指に念じて

日本に戻る。

まりが、ルーファスを起こしに來る。

「ルーファス君、朝よ。ご飯出來たから

用意出來たら、下りてきて!」

「分かった」

とルーファスは返事をする。

スーツに著替え、ダイニングに向かう。

「おはよう!良く眠むれた?」

「なんとかな」

「やっぱり、慣れないと疲れ取れないよね。

そうと、朝はバラバラで行かない?會社の皆にバレると、うるさいからさ」

「そういうものなのか?」

「まあね、ルーファス君だしね....」

「そうか、分かった」

「じゃあ、私先出るから、會社でね!」

「ああ、後でな」

まりは家を出て會社へ向かう。

數分後、ルーファスも家を出る。

ルーファスは會社に到著し、席に著く。

「ルーファス君、今日は昨日の続きで

エクセルにこの資料まとめてしいのよ」

「まかせておけ」

「良かった~。パソコン出來ないかと

心配しちゃった」

「まあ、大丈夫だ」

ルーファスは、黙々と仕事に取りかかる。

香が席にやって來て、

「おはよう!まり。今日の飲み會さ、

私とルーファス君も參加になったから」

「そうなんだ。じゃあ、歓迎會も込みだね」

香がルーファスを見る。

「そうなのか。香、助かる」

「どう、いたしまして」

ルーファスは、仕事を次々とこなし

気が付けば、終わりのチャイムが鳴った。

「ルーファス君、仕事覚えるの早いね。

本當、助かっちゃう。

最初はハラハラしたけどね」

「まあ、なんとか、なるもんだな」

「今日は飲み會だから、

そろそろお店行こっうか」

まりとルーファスは帰り支度をし

飲み會のお店へ向かう。

ガヤガヤとした居酒屋に、著くと

「ルーファス君は、主賓だから

この席ね。私はあっちに座ってるから」

まりと席が離れる。

「俺は、まりの隣でいい」

「ダメだよ。今日の主役は、ルーファス君

なんだから」

仕方無く席に著くと、桜井が店にって來る。

「お疲れ。まり、もう來てるのか」

「うん。早目に來たんだ」

桜井はまりの隣に座る。

ルーファスが睨むが、それに気が付いてないふりをしているのか、二人は楽しそうに話しをしている。

飲み會も始まり、ルーファスの周りには

沢山の子達が集まる。

「ルーファス王子、王子は彼とか

いるんですか?」

など、どこでも、変わらない狀況に

うんざりするが、ここは日本だ。

余り酷い態度を取ると、まりに迷がかかる。

「ああ、いるな」

「え~、いるんですかぁ~。でも今離れてるから、チャンスはあるかもですよね~」

子達は、キャっキャとはしゃいでいる。

「おい、まり、凄いな。新人王子の人気は」

「本當だ....なにあれ....鼻の下

ばしちゃって....」

まりは、ビールを一気に飲み干す。

「一気に飲み過ぎだ。まさか、まり....」

「えっ、何?何か言った?」

段々と、ろれつが回らなくなる。

まりは、次々とお酒を飲んでいく。

トイレに行こうと、立つが

ふらふらとして、足がおぼつかない。

見かねた、桜井がまりの手を取って

「ほら、しっかりしろ」

とトイレに連れて行く。

ルーファスがそれを見て、席を立とうと

するが、子達に囲まれてけない。

まりは、まだ席に戻って來ない。

飲み會も終わり、子達が

「ルーファス王子~。二次會どうしますぅ~」

と腕を話さない。

「うるさい。黙れ」

腕を振り払い、トイレへ向かう。

子達は、ポカンとした顔をしてるが

「王子ぃ~」などど言って

効果はあまり無いようだ。

トイレの前には、まりと桜井がいる。

「おい、まり大丈夫か」

桜井がまりの背中をさすっている。

「らいじょうぶ、らいじょうぶ」

まりは、足がもつれて、

桜井に抱き締められる形になってしまう。

ルーファスは、頭にが登り

るな。俺が連れて帰る」

まりを引き寄せ、抱き抱える。

「あっ、ルーファスっ!久し振り~」

まりは、ルーファスに顔を埋め

安心しきっている。

桜井は、「何してんだよ!俺が連れて帰る」

など言ってるが、それを完全無視して

ルーファスは歩き出す。

子達が

「キャ~。お姫様だっこ。

まり先輩うらやましぃ~」

などの聲が聞こえるが、気にせず店を出る。

外に出ると香がタクシーを

呼んでくれていたらしく

「ルーファス王子、これに乗ってお帰り下さい。

後の事は何とかしておきますから」

香、助かる」

ルーファスはまりをタクシーに乗せ

自宅に帰るのだった。

    人が読んでいる<これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください