《これって悪役令嬢?!私の生き方貫きます!》おまけ

ついに、この日が來てしまったのね....

「マリー様、王子を迎える準備を

致しませんと」

今日は結婚してから、

初めての一緒の部屋なのだ。

新婚初夜っていうやつだ。

そう、ルーファスと約束してたのだ。

初めては、ルーファスと。

なんて乙な約束を......

どーすんだよ。日本でも、こっちでも

正真正銘の乙です。

知ってるよ。何をするかなんて。

だって、日本ではそんな

報溢れまくってるもん。

だがですよ。いざとなるとね.....

「マリー様?何をブツブツと

言ってらっしゃるのですか?」

「ううん、何でもないわ」

「では、綺麗に磨き上げて、

お迎えしませんとね」

わ~、はりきってますね。

バラの花びらを浮かべた湯に

浸からさせられると、を磨き上げられ、

これでもか?というくらい香油をたっぷり

塗られる。

そして、

「マリー様、これをに付けて下さいませ」

んっ?これ著る

手に取ると、シースルーのネグリジェを

手渡される。

シースルーって言えば聞こえは、いいけど

ようは、け。

これ著る意味あんの?

「やっ、私にはレベル高すぎです。

卻下でお願い致します」

「何を言ってらっしゃるのですかっ!

これは、王家に伝わる、速で子を授かる

魔法のネグリジェですのよ」

そうでしょうよ。

魔法でも何でもないから。

こんなの著て迎えられたらね。

ルーファスだって.......

やだっ恥ずかしい。

「他に無いの?なんならいつもの

ネグリジェでいいけど....」

「ございませんっ」

絶対噓だ。侍は他のネグリジェを

隠してしまっていた。

えいっ、もうどうとでもなれっ!

マリーはけのネグリジェをにつける。

「では、私はこれで。ごゆっくり。

ふふふふふ」

本當、恥ずかしいよね。

皆にこれから致します。って公言してる

もんだもんね。

マリーはドキドキしながら

ルーファスを待つ。

こんな格好じゃ恥ずかしいから

ベッドにり、ブランケットにくるまる。

ガチャ。

ルーファスが部屋にってくる。

ルーファスも湯浴みした後のようで

濡れた髪が、妙にっぽい。

「マリー、芋蟲みたいなって

なにやってるんだ。こっちにこい」

「無理」

「何っ?俺は、結構待ったんだぞ。これでも

我慢したんだからな」

「分かってるよ。でも、今、私すごい

格好なんだよね」

ルーファスはマリーのブランケットを

引っ張る。

「きゃ~、やめて~」

マリーの抵抗もむなしく、ブランケットは

剝ぎ取られる。

手に持っていたブランケットを

無意識に落とし、マリーに釘付けになる。

ごくっとが鳴った。

マリーは恥ずかしくて、ルーファスの目を

手で覆い隠す。

「ジロジロ見ないで!」

「マリー、可い事をして、あんまり

俺を煽るな。我慢出來なくなるだろ.....」

ルーファスは、マリーを引き寄せると

抱きしめ、中にキスを浴びせる。

「やっ、んっ、ルーファス.....」

「すまん、今日は、優しく出來そうにない」

それから、ルーファスは、朝までマリーを

離す事は無かった......

「もう、ルーファス勘弁して~」

とマリーのびが部屋に響いたのだった。

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