《人間嫌いな俺とビッチな》馴染との記憶
これでよかったんだ。もう胡桃萌と俺が関わることはない。
俺はこれからも孤獨に生きていく。胡桃萌は
あいつらしくリア充の中で生きていくだろう。惚れさせるのだのと言っていたのもきっとすぐにあいつは忘れるはずだ。
「ただいま~」
どうやら姉貴が帰ってきたみたいだな。
「ああ、お帰り」
「さっき胡桃って子がアパートの前に來てたわよ」
「な、なんで胡桃が?」
「さあ?でも、なんで睦月が人と関わらないかを聞かれたわ」
「おい姉貴!まさか、、」
「的にならないで頂戴、聞かれたとは言ったけど話したとは言ってないでしょ。まっ、
馴染に裏切られた。とは伝えたけどね」
くそっ、余計なことを....
「それで胡桃はなんて?」
「人と関わりを持ちたくないんだから別にどう反応してても睦月には関係ないんじゃない?」
「人の過去喋っておいて関係ないって言いかたはないだろ!」
「そんなに気になるなら本人に聞けばいいじゃない。連絡先渡したって言ってたわよ」
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「連絡先?あー、あれなら破って捨てた」
「呆れてモノが言えないわ。睦月、中學校の時に沙霧ちゃんにされたことを気にするのはわかる。だけど、それは胡桃って子には関係ないじゃない」
関係ないのはわかってる!人と仲良くなる、
その後が俺は怖いんだ....
の奧をその言葉が突っついたが、俺は
それを言うことはなく、
「余計なお世話だよ」
それだけを告げて部屋へと戻った。
「ふぅ、ほんと困った子ね、ま、私も沙霧ちゃんを許す気は頭ないけどね」
お節介がたまに過ぎるんだよ姉貴は、、
だが、姉貴が言ってることは正論だ。
 俺にはそれに対して言い返すことはできない。でも俺はもう対人関係で傷つきたくない。
  ただの臆病者かもしれないがそれでも靜かに生きていけるなら俺は1人で十分だ。
1人で十分か....
俺も....昔は1人じゃダメだったのにな。
姉貴が変に彼の名前を出したせいで決して
思い出したくないことが頭の中を支配する。
 
俺は馴染の東雲沙霧と期からいつも一緒に過ごしてた。
………………
「ねえねえ、むーくん遊ぼうよー」
「さーちゃん、いっつも意地悪するんだもん。
意地悪なさーちゃんとは遊びたくない」
「さーちゃんは、むーくんと一緒なのが嬉しくて意地悪しちゃうの~」
「ほんと?それなら許すー」
「それにむーくんはさーちゃんがいないと1人じゃなにもできないんだから一緒にいないと
ダメなんなんだよ~」
「うん!僕ずっとさーちゃんといる!」
「「約束だよ!」」
 沙霧と俺は家で隣同士であったこともあり、心ついた時にはいつも一緒にいた。
 この頃の俺は今よりずっと社的で明るかったが々人見知りなところがありいつも沙霧の
後ろに隠れるような男の子だった。
姉貴の有棲と馴染の沙霧、本當の姉としっかり者の馴染を持った俺は純粋なをけて
育っていった..と思う。
~小學校高學年になる頃にはお互いのことを名前で呼ぶようになっていた。
「ねえ睦月、本読むのもいいけどみんなでバスケットしようよー」
「俺はいいよ。今凄くいいところだし」
「睦月がいないと私が行く意味ないでしょ。それに拒否権はありません。ほら、わかったなら早く一緒に行くよ?」
「わかったから、手放せって」
「もしかして照れてる?睦月は可いなぁ」
「ほっとけ。に可いって言われても嬉しくないよ」
「じゃあ私は可い~?」
「か、可いんじゃないかな?」
「私は睦月に可いって言われると嬉しいんだけどね~」
その言葉にドキッとしたその時が今思えば俺の初だったのだろう。
 
 徐々に思春期を迎えて、○○くんが○○ちゃんのことが好きなどの話もその頃にはよく耳にするようになっていた。
「なー、お前らいっつも一緒にいるけど東雲は鍋島のこと好きなのかー?」
「好きかどうかなんてわからないけど、一緒にいるって約束した仲だもね~」
「あ、あぁ」
「2人だけのってか!ラブラブだな~」
 馴染同士、ここで一旦疎遠になるというのはよくある話だが俺たちは例外だった。
「私は誰かに馬鹿にされても気にしないよ」
「俺もだ。大切な約束だからな」
この時まではずっと沙霧と一緒にいれる。 
俺は信じて疑わなかった。
 どこから道を間違えたのだろう。
かに芽生えた心に目を瞑れば良かったのだろうか?
ずっと仲の良かった東雲沙霧に俺はこの後、
裏切られることになるのだった....
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