《人間嫌いな俺とビッチな》土砂降りの雨とラッキースケベ?
「俺の家にくるか?」
「うん!」
俺はふと我にかえる。
俺は何を言ってるんだ?あろうことは家にうなんて....
それにそもそもあそこは俺の家ではないのにな。
だが....胡桃はとても寒そうだ。幸い、ここから姉貴の家は近い。一緒にいて風邪引いたなんて灑落にならないしな。
 それに家に呼んだところで姉貴もいるし何も
起こることはない。胡桃も俺もお互いを意識してないしな。
俺の自問自答はここで終わる。
俺の中での答えはどうやら決まったようだ。
「胡桃、案するから俺についてこい」
*********************
 家にくるかの問いに私は思わず即答してしまった。鍋島は案するからついてこいって言ってるけど、私、前に後をつけてた時に家まで行ったから本當は
知ってるのよね〜
ま、鍋島も聞いてないはずないけど忘れてるみたい
だし今回は知らないふりをしよう。
「あの時に傘買っとけばこんなに濡れることもなかったよな、ごめん」
Advertisement
 鍋島は唐突に謝ってきた。
「私が言ったの気にしてる?」
「いや、の子をこんなに濡れさせて申し訳ないことをしたなって」
ここで謝るのが鍋島だ。普通の男子ならスケスケ下著のラッキースケベを見つけるのに....
今日はデートだし見られても恥ずかしくないブラだし私は見られてもいいんだけどね♪
 鍋島の家にはこの前とルートが違ったせいか
あっという間に著いた。
ガチャッ
「空いてる?....姉貴いるのか?」
「なによー!私はぐっすり寢てたのに、って
あなたはあの時の....誰だっけ?」
「あっ、胡桃萌です。先日はどうも」
 2回目となるお姉さんとの対面だったけど、前回の
こともあり凄く気まずい。
「へー、睦月が言ってた可い子って萌ちゃんのことだったんだ~」
え?鍋島が私のこと可いって?
「顔面偏差値が高いって言っただけだろ。誤解されるような言いやめろ」
やっぱり鍋島は鍋島だったみたいね。
「それで?そんなにの子濡らして睦月あんた何を
したの?」
お姉さん、なんかその言い方卑猥に聞こえます....
「傘忘れて急なゲリラに巻き込まれてこのザマだ。俺はいいにしろ、胡桃にシャワー貸してやってくれないか?」
「いいわよ。2人とも風邪引いたら大変だしね。なんなら二人一緒にる?」
「鍋島一緒にろっか!」
私はあえてその提案にノってみた。
「ばっ....はぁ、なんでお前も否定せずに乗り気なんだよ。このビッチが....」
 誰も本気でなんて思ってないよーだ。
それにビッチっていうな!
「はいはい、夫婦漫才は他所でやってね。今タオル
持ってくるから」
「あ、ありがとうございます」
「ったく、どこが夫婦なんだよ。むしろ通行人AとBだよ」
「いや、そこは高校の友達AとBでよくない?」
「どっちでもいいから早く上がってきて!」
部屋からお姉さんの聲が聞こえる。
「お邪魔します」
私はおとなしくお邪魔することにした。
「睦月は服をいで濡れたものだけちょうだい。
萌ちゃんが先にシャワー使っていいからね。あと湯船もってるし」
お湯まで貯めてくれたんだ。私は心の中で最大限の
謝をした。
シャー
濡れたを溫かいシャワーがを溫めてくれる。
「ふぅ、幸せ♪」
ガラガラ
「お邪魔するわよ」
「えっ?」
 「別にいいでしょ。誰かと一緒にお風呂にるなんてあなた慣れてそうだしね」
 私はとても驚いた。突然お姉さんが浴室にってきたのだ。
「いや、そんなことは....」
「ふーん、でもビッチって言われる割にはそんないいはしてないわね」
いきなりとんでもない弾を私は放り込まれたみたいだ。
「下だけはツルツルのようだけどもそんなに大きくないし....今まで付き合ってきた男の子はロリコンだったのかしら?」
私はが熱くなるようにじた。
たしかに今、目の前にいる睦月のお姉さんにはの
大きさで到底勝てそうにない。だけど顔では引けは
取らないはず。
「なんでそんな意地悪をいうんですか?」
「あら、気に障ったのなら謝るわ。私がここにってきたのは聞きたいことがあったからなの。でも安心して?私が聞きたいことは1つだけだから」
お姉さんの顔は真面目だ。私は一何を聞かれるか
構えた。
「あなたは睦月をどうしたいの?私は沙霧ちゃん、いや、前と同じように可い弟を傷つけられるのはもうごめんなの。遊び気分で近づいてるのならもう金際睦月とは関わらないでほしい」
 私と話すお姉さんの言葉に棘が刺さっているような気がしたのは間違いではなかったみたい。
でも沙霧ちゃんって誰だろ?馴染のことなのかな?
 やっぱり....彼が抱えている闇は大きいのかもしれ
ない。でも私は....!
「誤解を與えてしまったなら謝ります。でも私は中途半端な気持ちでは関わってません。
 確かに最初は罰ゲームだったけど、彼と話してる
うちに彼の良さ、彼と一緒にいる楽しさを知り
ました。だから私はこれからも鍋島と一緒にいたい!
それが私の気持ちです」
私の言葉を聞いてお姉さんはほんのし申し訳なさ
そうに、そしてすぐに嬉しそうな顔へと変わった。
「そう、最近睦月が前に戻ってきてる気がしてね。
あなたのことを目の敵にするつもりはなかったのだ
けれど、また睦月が傷つく様子を見たくなかったの。でもあなたを信用してみるのもいいのかもしれない
わね」
「私は絶対に裏切りません!それだけはお約束します。鍋島にも私を信じてほしいと言っています!」
「それであんなに避けてたあなたと一緒に買いに
行ったりできたのね。なら私が変に口を出すことも、もうこの話もおしまいね」
そう告げて浴室から出て行く、、
あれ?出ていかない?
「私、実は妹がしかったのよねー。妹になり損ねた子が1人いるけどあなたなら大丈夫かしら」
「え?あ、はい?」
「一緒にお風呂にっちゃおうっと!」
……
「きゃー!」
私はその後んなとこをられ、掘り葉掘り々と聞かれるのだった。
そして私は途中で察し、諦めたのだった。
「この人、弟想いのとんでもない変態だー」
と。
【完結】辛口バーテンダーの別の顔はワイルド御曹司
ナンパから自分を救ってくれたタクミというバーテンダーに淡い戀心を寄せる道香だったが、タクミが勤めるバーで出會ったワイルドなバーテンダーのマサのことも気になり始めて…
8 89不器用な愛し方
あることがきっかけで幼馴染に逆らえなくなった亜衣。 本音を言えないまま一線を越え、捻れて拗れて2人はどこに辿り著く? シリアスでちょっと切ない初戀物語。 2022年10月15日更新で完結。 長いお話にお付き合い下さったみなさま、ありがとうございました。 また、違うお話でお會いできることを願って……感謝。
8 159【完結】苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族戀愛~
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」 母に紹介され、なにかの間違いだと思った。 だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。 それだけでもかなりな不安案件なのに。 私の住んでいるマンションに下著泥が出た話題から、さらに。 「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」 なーんて義父になる人が言い出して。 結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。 前途多難な同居生活。 相変わらず専務はなに考えているかわからない。 ……かと思えば。 「兄妹ならするだろ、これくらい」 當たり前のように落とされる、額へのキス。 いったい、どうなってんのー!? 三ツ森涼夏 24歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務 背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。 小1の時に両親が離婚して以來、母親を支えてきた頑張り屋さん。 たまにその頑張りが空回りすることも? 戀愛、苦手というより、嫌い。 淋しい、をちゃんと言えずにきた人。 × 八雲仁 30歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』専務 背が高く、眼鏡のイケメン。 ただし、いつも無表情。 集中すると周りが見えなくなる。 そのことで周囲には誤解を與えがちだが、弁明する気はない。 小さい頃に母親が他界し、それ以來、ひとりで淋しさを抱えてきた人。 ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!? ***** 表紙畫像 湯弐様 pixiv ID3989101
8 107俺の隣の席の人が毎日違うのですが?
俺の隣の席の女子は何故か毎日違う人がくる。 青髪ポニーテール、緋色ショート、金髪ロング×2黒髪の本人 そして月曜になったらまた最初に戻るを繰り返している。なのに誰にも気がつかれていない彼女達 これはそんな彼女達と俺との日常
8 174公爵令嬢!政略結婚なんてお斷り!!
公爵令嬢のルーナはほぼ毎日のよう婚約の話が入ってくる。そんな日々にうんざりしていた所お父様の頼みより王城が開く立食パーティヘ。 そこで出會った男性に一目惚れされてしまい……? ***** しばらく更新停止とさせていただきます、 申し訳ありません
8 180【連載版】無能令嬢と呼ばれ婚約破棄された侯爵令嬢。前世は『伝説の大魔女』でした。覚醒後、冷遇してきた魔法學園にざまぁして、國を救う。
短編版の連載開始です。序盤の方から短編にない新キャラ等も登場予定です。 魔法王國で唯一魔法が使えない『無能令嬢』リンジー・ハリンソン。ある日、公衆の面前で婚約者アンドルー王子から婚約破棄を言い渡される。學院ではいじめられ、侯爵家である家族には冷遇され、使用人からもいびられる毎日。居場所のない日々だったが、ある日謎の旅人に出會い、『伝説の大魔女』だった前世の記憶がよみがえる。そして、伝説の虛(ゼロ)級魔法使いとして覚醒。とりあえず、學院でいじめてきた生徒たちを圧倒。掌返しをするアンドルーも拒否。家族や使用人にもざまぁします。さて、次はなにをしよう……と悩んでいたら、國王陛下から呼び出し?國を救って欲しい?辺境の魔物討伐?とりあえず、褒美を頂けるなら無雙しちゃいましょう。 チート級魔法での無雙あり。ざまぁあり。
8 65