《人間嫌いな俺とビッチな》プロローグ
 
 帝都高校祭から早2週間が経ち、季節は一直線に冬へとってきた。
帝都高校祭をきっかけにしずつではあるが人と関わりを再び持てるようになってきた睦月。
初めは噓告白だったはずなのに睦月と関わっているうちに惹かれていき、ついに自分の気持ちに気付いた萌。
……
「ねえ、鍋島ー足痛いから持ってよー」
「もうほぼ治ってるくせに、人を都合よく使うんじゃねーよ」
……
 冬はカップルにとっては夏に並びイベントの多い季節、これまでも遊びをきっかけに睦月を振り向かせようとしてきた萌、いつも通り乗り気とは言えない態度ながら付き合う睦月。2人は急速に距離をめていたように思えたが?
……
「おい、うちのクラスに転生がくるらしいぜ?」
「それもモデルするくらい人らしいな!」
「まあ、俺たちには縁のない話かなぁ」
「ねえ鍋島ーモデルしてる転生だって~!
鍋島惚れちゃうんじゃないのー?」
「俺には関わりもねえしいきなり惚れるわけねえだろ」
「ま、モデルしてる子だろうが鍋島が惚れるんだったら先に私に惚れてるはずだもんね~」
「それもそれでないと思うけどな」
「その言い方もひどいー!」
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「本當で向こうでの一人暮らし大丈夫なのか?」
「そうよ、今まで通りこっちから通ってもいいのよ?」
「お母さん、お父さん大丈夫よ。それにあっちには馴染もいるしね」
「でもあなた、あの子とは中學だったかしら?今まで仲良かったのに話さなくなったじゃないの」
「確かにそのくらいだったなぁ。2人が付き合うって聞いた時は飛んで喜んだのに....」
「もう大丈夫。この前下見に行った時も向こうから話しかけてくるくらいだし彼も思春期だったのよ。
元々私を遠ざけるためじゃなくてお姉ちゃんの家があるとこ選んだだけみたい」
「ま、彼がいてくれるのなら安心じゃない」
「そうだな、前は後ろにいるような子だったのに中學からしっかりしてきたもんな!」
「そうそう!だから心配しないで。勉強とモデルに環境も変わって大変だけど知り合いがいるって言うのは心強いから」
「わかったわ。たまにはこっちにも帰ってきてね!」
「しっかり頑張って來なさい。沙霧」
「じゃ、行ってくるね」
 私から逃げれると思ったのかな?
そんなわけないじゃない。
待ってなさい睦月....
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