《人間嫌いな俺とビッチな》靜けさ
これでいい。俺はこの2人に宣言した。
2人とも驚いた様子だったが、これで俺はもう後に引くことはできない。
ずっと昔から誰かに甘えていた。
今だって背中を押されてようやく踏み出そうとしている。
俺はもう1人じゃない。あの日からずっと人を信じることができず、むしろそんな人間を嫌っていた。
だけど今は信じれる仲間がなくともいる。
沙霧、俺はもうお前に縛られなくない。
自分の過去を振り返らないためにも俺は逃げない。沙霧、お前と向き合う。
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鍋島は東雲さんともう一度向き合って話す事を決めた。
今までで1番、私はさっきのビッチ弄りに焦りをじた。私は本當のビッチだ。鍋島は軽いファッションビッチ程度に思ってるのだろうけど、それは違っている.....,
きっと話してしまえば引かれてしまう。
でも心のどこかでは鍋島がそんな大したことねえよって笑ってくれないかな?なんて甘いことも思っちゃう......
そんな甘いことないよね。
だけど私は鍋島のことが本當に好き。
 私は噓偽りのない本當の自分で彼の前では居たい。
だから、私も鍋島に自分のことを話そうと思う。
本當は今日の晝休みに言うつもりだったけど、結局里がいることを言い訳にできなかった。
だけど鍋島も決心したんだ。だから、私もちゃんと明日自分の過去を打ち明ける。
もしそれで鍋島が認めてくれるようなら私は自分の気持ちも伝えたい。そうじゃなかったらどうするかはわからない。
全ては自分がしたことだってのは分かってる。
もちろんシテしまった後悔はある。
でもそれも含めての胡桃萌。私ももう過去からは逃げない。ちゃんと向き合う!どう言う結果になっても逃げないから!
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私から呼び出そうと思ったのにまさか睦月から放課後屋上に來てしいって言ってくるとは私にとっては好都合。
有棲に言われた私が睦月のことを好きだと言う虛言、私がそうでないことを証明する。
そして睦月を私で満たす。私だけのことを考えればいい。そこには誰もいらない。
 私の思い出の中にはずっと睦月がいる。
稚園、小學校、中學校、そして今。
どの瞬間でも睦月は私のことをずっと思っていた。もちろんそれは今でも。
それに伴って私も彼の事を考えていた。だけど有棲のいう私が支配されてるのとは違う!
私は約束したんだ。ずっと一緒にいるって。
でも、気づけば約束のためじゃなかった。睦月と一緒にいるのは楽しかったから。
馴染というだけでは足りなく、そしてカップルという言葉も私には合わなかった。
かれを支配という形ではないと私は満たされなくなった。
睦月は間違いなく私のことが好き。
また付き合わない?って言った時に素直に返事をしておかなければ余計に傷つかずに済んだのにね。
あの2人は睦月を使って、傷の舐め合いをしているだけに過ぎないのにね。
睦月、あなたには私がいれば十分よ。
【書籍化】傲慢王女でしたが心を入れ替えたのでもう悪い事はしません、たぶん
「貴方との婚約は白紙に戻させて頂く」凍りつくような冷たい美貌のリューク・バルテリンク辺境伯は決斷を下した。顔だけは評判通りに美しいが高慢で殘酷な性格で、贅沢がなにより大好きという婚約者、ユスティネ王女……つまり私の振舞いに限界になったからだ。私はこれで王都に帰れると喜んだけれど、その後に悲慘な結末を迎えて死亡してしまう。気がつくと再び婚約破棄の場面に時間が巻き戻った私は、今度こそ身に覚えのない濡れ衣を晴らし前回の結末を回避するために婚約破棄を撤回させようと決意した。 ※ビーンズ文庫様より書籍版発売中です。応援ありがとうございました! ※誤字報告ありがとうございます!とても助かります。ひらがな多いのは作風ですのでご容赦下さい。※日間総合ランキング1位、月間総合ランキング2位、月間ジャンル別ランキング1位ありがとうございました!※タイトル変更しました。舊題「傲慢王女な私でしたが心を入れ替えたのでもう悪い事はしません、たぶん」
8 111秘め戀ブルーム〜極甘CEOの蜜愛包囲網〜
「觸れたくて、抱きしめたくて、キスしたいって。ずっと思ってたんだ」 ある事情で仕事も家も失った香月志乃は、再會した同級生で初戀の人でもある諏訪翔の提案で彼の家に居候することに。 トラウマから男性が怖いのに、魅力たっぷりな翔の言動にはなぜかドキドキして――? 男性が苦手&戀愛未経験・香月志乃 × とことん甘やかしたいCEO・諏訪翔 甘やかされて、愛されて。 また、あなたに墮ちてしまう――。 \初戀の同級生と甘やかで優しい大人の戀/ ※この作品は別サイトでは別名義で公開しています。 ノベルバ→2021,8,14~2021,8,22
8 133寢取られ令嬢は英雄を愛でることにした
舞踏會の一角で婚約者に婚約破棄を言い渡されたエディス。婚約者が次の相手に選んだのは異母妹だった。だけどその瞬間、エディスは前世の記憶を思い出した。……あら、この婚約者わたしにとってはわりとどうでもいいわね。婚約破棄を了承して舞踏會を後にしようとしたエディスだが、ある人影を見つけてしまった時、彼女の體に衝撃が走る。「……素敵……」それはこの世界にはいないはずの獣人で――。婚約破棄されて前世を思い出した令嬢と獅子の呪いを受けてしまった英雄騎士が幸せになるまで。2020.11.28.本編完結、後日談、2020.12.26.続編完結。2021.02.11.続々編完結。
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8 91自稱空気の読める令嬢は義兄の溺愛を全力で受け流す(電子書籍化進行中)
ただいま、電子書籍化進行中です。 加筆修正をして、ラストや途中エピソードなど、少し違う話になっていきます。 なろう版はなろう版で完結まで走りぬきますので、どうぞよろしくお願い致します。 「空気を読める女になりなさい」という祖母の教えを守って生きる令嬢チェルシー。祖母も両親も亡くなり天涯孤獨となった途端、遠い親戚だという男爵一家が現れて家を乗っ取られ、名前さえ奪われてしまう。孤児院に逃げたチェルシーの前に現れたのは、真の親戚だった。 優しい義両親につれられて向かった伯爵家で待っていたのは思春期を迎えた義兄。最初に冷たくされて空気を読んだチェルシーは、彼とはなるべくかかわらないように頑張ろうとするが、何故か婚約してしまい……? 「怪我をしたのか? 治療を……」 「あ、大丈夫です!」 「學園で苛められていると聞いた。俺がなんとかして……」 「大丈夫ですよ~」 「男共に付け狙われているようだな、俺が……」 「大・丈・夫、ですよーーーっ!!」 「聞けよ!兄の話を!!」 「大丈夫です!安心してください!ご迷惑はかけませんので!」 思春期を終えた義兄の溺愛をぶっちぎって、空気を読む令嬢は強かに生きていく! いつものコメディです。 軽い気持ちでお読みください。
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