《人間嫌いな俺とビッチな》エピローグ
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「なぁ胡桃、何もこんな雨の中、屋上に行かなくても良かったんじゃね?」
「もう~約束は守るためにあるんだから2人で一緒に行かないと意味ないでしょ?それにいい加減下の名前で呼んでよー!あっ、ちなみに萌ちゃん推奨だよ!」
「ま、確かに去年は無理だったが、こうして最後の高校祭で胡桃と屋上で過ごせてたのはよかった」
「むうー、胡桃の呼び方は治す気は無いんだーでも
素直に良かったとは言ってくれるんだね!」
「いつでも當たり前にでこうやって2人で過ごせるのもあとしだよね」
「その短い短い期間の間に誰かさんのせいで半年間も関わらない時間があったけどな」
「すーぐそう言うこと言うんだから!でも、その半年間も悪くはなかったでしょ?」
「まあな、こうして胡桃と2人で過ごせてることを思えば良かったのかもな」
「ねえ、私たちってずっとこうして一緒にれると思う?」
「さあな、神様はほんと気まぐれだ。これからのことなんて誰にもわからない。だけど、俺はお前のことが好きだ。その気持ちがあればきっと大丈夫......だと思う」
「そこは自信もって言ってよ!ま、でもそうだよね。私も睦月のこと大好きだしその気持ちがあればきっと大丈夫だよね!」
……
これまでの人生、んなことがあった。
だが、俺まだ18だ。きっとこれから先もんなことがあるだろう。その隣で胡桃がずっと居てくれるならそんな幸せなことはないと思う。
もしも約束というものが必ず葉うなら俺は胡桃とずっと一緒にいれることを願う。
彼がビッチであったなら俺は俺で相當な人間嫌いだった。胡桃は俺の存在が自分を変えてくれたといつも言ってくれる。本當はそれは俺のセリフだ。胡桃に出會って俺はまた人を好きになった。失いたくないと思える人ができた。
「ねえ睦月、これからもずーとよろしくね♪」
「あぁ、こちらこそよろしくな......萌」
その言葉の後、俺たちはそっとを合わせた。どんな言葉よりも信頼できる行として.....
そして2人がこれからもずっと一緒にいれますようにと願いを込めて......
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先ほどまでの曇天の空に一筋のが差し込む。
それはまるで2人が描く未來への希のようだった。
2人の未來に幸あれ......
(完)
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