《異世界で始める人生改革 ~貴族編〜(公爵編→貴族編》第7話 神眼によるスキル説明PART1

母親の何かを見ることの許可を求められ許可すると、

{ソフィア・デュク・ド・オリオン/Lv. 26}

{23632/25000}(通常型)

/AB/6510/6/12}

{人族/オリオン公爵家}

{HP 385/385}

{MP 723/723}

{STR 65}

{VIT 76}

{AGI 72}

{魔法}

水屬 Lv5

風屬 Lv5

土屬 Lv3

{スキル}

レア5 魔法経験値取得率中

おそらく、というかほぼ間違いなく母親のステータスであろうものが俺の目の前に浮かんだ。

(お?おおおお!おおおおおおお‼

つ、ついに念願の有効なスキルがキタァー!

苦節3日、いや実は1日しかたってなかったから2日か、いやそんな事はどうでもよろしい!

やっと、やっと目に見える形で有効なスキルが來た……、お、お兄さん嬉しくて泣きそう)

と、俺が泣きそうになっていると、

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「ウ、ウワアァァァァーーー」

(あ、やべー!くっ、やっちまったぜ……)

「あら、ごめんなさいね。

ほらほらいい子だから泣き止んでんでね」

母さんが俺をあやす。そして、しばらくすると泣き止む。

思わぬアクシデントがあったがしばらく落ち著いた後、

(そ、そういえば母さんにはステータスが見えてないみたいだな……。

恐らく魔眼石はそのばにいる効果範囲の人間全て、俺の神眼は俺のみ見ることが可能なんだろうな。

なんて使い勝手のいい能力だ。

しかもいろいろ増えてるし。

やはり魔眼の上位スキルだなこれ。

必要経験値わかるのはいいな。

さて、んじゃもう一度自分を神眼で見るか)

「アーウー」(神眼)

{レイン・デュク・ド・オリオン/Lv. 1}

{0/10}(晩型)

{男/AB/6533/7/8}

{人族/オリオン公爵家}

{HP 26/26}

{MP 123/123}

{STR 21}

{VIT 12}

{AGI 18(+36)}

{魔法}

{スキル}

レア4 MP上昇率大

レア5 神速

レア6 我が矛は最弱なり、我が盾は最強なり

レア7 魔力全吸収

レア7 無詠唱

レア9 魔導王

レア10 神眼

エクストラ 言語理解

一番上は名前とレベルだな。

その下は、必要経験値と晩型?

って確か育つのが遅くなるがその代わりステータスの上がり値がし増える奴だったな。

お母様は、通常型だから、多分後は早型がいるんだろうか?

ふむふむ、ABというのは型だろうな……無駄に詳しいな。

右の數字は……母親のと比べると恐らく誕生日だろう。

と、すると母さん23歳‼ 若っ‼ いや薄々分かってはいたけども! 見ればその位だろうな〜ってわかるけども‼ 言われるとすげーな……。

いや、日本人の覚だからか。昔は20で子供を産むのが普通だったみたいだし……。

いや、気をとりなおして俺のステだが、これ強いか弱いか分からんな……、お母様のと比べても、どのくらいびるか分からんからコメントし辛いし、まああえて言うならMPには期待できるかな。

使わないのに……。

やばい、泣……かない‼

いちいち悲観してられるか!

さて、スキルだが、これどうするんだ?

ふむ、れ……はもちろんしないよな)

目の前に浮かんでいるのでもしかしてと思ったがそんなことはなかったみたいだ。

(どうしようか、いやまさか神眼様ともあろうものがこの程度な訳がない。

なんてったって”神眼“なんだぞ。

この程度で挫けるお方ではないわ‼

は〜、更に神眼発‼)

と、念じるとなにかを求められる覚が突然湧いてきた。

(あれ?今俺聲に出してないぞ?どういう事だ?もしかして聲に出す必要はなく、俺が出そうと思っている事がトリガーなのか……?)

とりあえず神眼の対象にMP上昇率大をれてみた。

{MP上昇率大}

MPが上昇する時、上昇する値を元の上昇値の倍にする

(お? おおお! すげー! それはすごいな! 2上がるところが4上がるって事だろ?

それはなかなか使える!)

実際にもかなり使える能力で、単純に考えて魔法が普通の倍撃てる、と考えればこの有効さがわかるだろう。

もしくは1000のMPが必要な魔法があったとして、大普通の人が500〜600辺りになるMPがこの効果で倍になり使えるのがはやくなる。

これはかなり有効なスキルだ。ただ(俺が魔法を使えたらな‼)故にただの駄スキルである。

次に神速を神眼で見る。

{神速}

AGIを現在のステータスに、さらに現在のAGIの2倍の値をプラスする。

(これも使えるな、というか、これヤバイな。

単純に考えると3倍の速度で走れるってことだろう?それすげーな。

100メートル15秒ならこのスキルがあれば100メートル5秒で走れるのだ。

前世ならぶっちぎりで世界一だな……)

(次……は一つ飛ばして、魔力全吸収。

えっ?なんで飛ばしたかって?

知りたいなら教えよう!

突っ込むのが目に見えて想像できるからだよ!!!

後、興味をそそるものはできるだけ後でじっくり鑑賞したい派です。

さて気を取り直して、魔力全吸収!覚悟せよ!

神! 眼!)

{魔力全吸収}

攻撃系魔法、回復系魔法、支援系魔法の魔法に込められている魔力を全て吸収する。

(ん……、うわ〜、微妙……、此処に來てすげー微妙な能力がきたよ。

強いと言えば強いだろう。

また、弱いと言えば弱いであろう。

相手の魔法が全く効かないって聞けば強いけど、なら當然理に切り替えるわけで、ただの魔法使い殺しってだけだ。

一方、回復魔法も支援系魔法も効かないのだから戦士相手には逃げ1択になる……。

剣で戦う選択肢はない! 無理! 怖すぎる!

だから、もう一度言わせてくれ。微妙〜。

あ、だからこその神速か‼ やられた! この能力の布石か!

見事に騙された!

理攻撃してくる敵だったら逃げろってことね。

なんというネガティブコンボなんだ……。

ヤバイ……、落ち込んだら眠くなってきた。この後は明日に回そう……)

そして目を瞑り意識を手放した。

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