《異世界で始める人生改革 ~貴族編〜(公爵編→貴族編》第11話 魔法について

斷片的ながらこの世界と特にこの國の狀況がわかった。

まずこの世界だが、神様が言ったようにオルシオン大陸というらしい。

そしてそこには80以上の國々からなり分裂と合併を繰り返してる。

次に種族だが、一番多い人族、能力に優れている獣人族、炭鉱や金屬加工などの技に優れてる炭鉱人族、魔法に優れたエルフである妖人族がいる。

人にも種類がある様にそれぞれ々な特があるらしい。

他種族と共存している國があれば、他種族に対して排他的であるという國がある。

 そしてこの國だが、この國の名前はポルネシア王國というらしい。

大陸の北東に屬し、東に海があるらしい。

大きさは小の中、人口も小の大くらいである。

即ち弱小國家である。

もっと読みたかったのだが直ぐに取り上げられて読めなくされてしまったので知識がこの程度しかない。

と言う事で、対策を考えた。

    簡単に言うと本を絶対に離さずに寢床まで持って帰るということだった。

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    取られそうになっても、絶対に離さず手と足でガッチリと抱えてやった。

そしたら諦めたらしく本と一緒に俺を抱え、寢床まで連れて帰るのだ。

(フッフッフッ!俺ナイスアイディ〜ア〜)

とご機嫌な態度で寢床で本を読み始める。

因みに文字だがエクストラスキルのおかげで書いてある文字がまるで日本語の本を読んでいるかの如くスラスラと頭にってくる。

最初に持って帰った本はやはり魔法についての本だ。

題名は、「初級魔法者が習うべき魔法

〜レベル1からレベル3までの全て〜」

である。

(さて、まだ文字を教わってないからな。)

読めませんよ〜、適當にっているだけですよーを出しながらページをめくり、とりあえずどうすれば魔法が使えるのか探してみる。

     「魔法について

魔法とは我々人類が魔や未知なる敵と戦うために産み出した技である。

魔法を使うにはまずは何より才能が必要である。

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これを魔法才能と呼ぶ。

魔法才能には、火、水、土、風、、闇の6種類がある。

この才能は、生涯不変のものであり、突然後天的に魔法才能が出てくることはこの本が書かれた現在までには確認されていない。

魔法才能を持つものは魔法使いまたは魔法士と呼ばれ、2つ以上の魔法才能を持ち、それを合して使うことのできるものを魔導師と呼ぶ。

ただ、魔導師は最低でも魔法才能が2つともレベル4以上である必要があり、この本では使わないため割する。

魔法を使うにはMPが必要であるがこれは目に見えないため、魔法ギルドに行って有料で鑑定石で自分の魔力、つまりMPがどの位か見ておくことが重要である。

 ただ、最初は何度か通う事になるが、慣れると大覚で今どの位MPが殘っているか分かるようになる。

次に、魔法を使うにあたってだが、特別な訓練は必要ない。

ます、最初は(魔法の種類によって使うものが違うため本文を見ること)に支援系魔法から使ってみることをお勧めする。

攻撃系魔法から始めると加減が分からないため大変危険である。

にそれぞれの魔法にある支援系魔法をかけてみて、かける前とどの位の差があるのかを実して、魔法に注ぐ魔力を調整してみるのが良いだろう。

魔法の威力、範囲系の魔法の範囲は、注ぐ魔力量によって変わる。

即ち言い過ぎではあるが理論上、MPが無限にあったのならこの大陸中に魔法をかけることも可能である。

魔法を使用する上で重要な事は、MP即ち魔力を練り上げる集中力と魔法を詠唱する時の音程である。

レベル1の魔法を使うのにはさほど魔力を必要としないかつ魔法の詠唱時間が短い。故に、例えば接近戦で戦いながらでも魔法を使用する事が可能である。

だが高レベルの魔法になるにつれ、多量の魔力と長い詠唱を必要とする為、戦いながらは勿論、馬に乗りながらでさえ詠唱は困難を極める。

ただこれもこの本では使用しない為、今は頭にれるだけでいい。

この本では、魔法レベル1からレベル3までの現在、魔法ギルドが知る全ての魔法が載っている。

この本をみて、しっかりと勉學に勵んで立派な魔法使いになることを心より祈っている

                                   ルドルフ・ケトラー」

(・・・・・・・・・前置きなっがっ!!

魔法についてって!

いや、凄くためにはなったけども!!

長いよ!

魔法について、の領分を超えてるよ!

最終的に後書きみたいな書き方になってるし!

この人確実に口下手な人だ・・・

まあ、この人本當に魔法好きなんだな〜くらいには伝わるから、別にいいけど・・・

というか音程が必要なのか……

俺音癡なんだけど……)

その後にコツとして最初は歌うように奏でると楽と書いてある。

(いや分からんよ、真剣に歌っていたのにふざけるなら出ていけよと言われた俺の音癡舐めんな!)

と過去のトラウマを思い出し、頭を抱えたくなる。

気を取り直し、とりあえずは魔法を使ってみる事にする。

(ええっと、とりあえず火の魔法にあるスモールアタック:効果攻撃力小アップの魔法にしてみるか

  なになに……

は?

剣で何か斬りながら効果を見る必要があるのか?!

パスで・・・、いや待てよ、攻撃力小のアップっていわゆるSTR上昇だろ?

なら俺にかければいいじゃないか!

俺には神眼があるからどの位STRが上がったかが一目瞭然だ

よし!スモールアタック!)

・・・何も起こらなかった。

(あれ?

無詠唱だからこれだけでいいんじゃないのか?

もしかして心の中で詠唱する必要があるのか?

いやいや、そんなわけないだろ!!

もうそれ本當にただ無詠唱だよ!

スキルなだけになっちゃうよ!

じゃあなんだろ・・・

もしかして1度聲に出す必要があるのか?)

そう思い試してみようと思うのだが・・・

後ろのメイドが邪魔だ。

しかもこの人っていうかここで世話をするメイドたちは比較的レベルが高い。

全員、30から40の間なのだ。

お母様が家から連れてきた普通のメイドならいって20がいいところだがこのメイド達はそれを10は上回る。

お母様がレベルが高いのは、お父様と昔、お忍びで取り巻き連中を引き連れてよく魔狩りをしていたからだそうだ。

戦闘メイドだけあってその目の鋭さったら、俺にを開ける気か!って突っ込みたくなる程だ。

とにかく口で詠唱を言おうものなら確実にメイドにバレてお父様の耳に屆く。

それは困る。

このまま家にいても確実に中途半端な立ち位置になる。

正統な第1継承者である俺が家にいてもこの地位を狙っている第2夫人は確実に俺を消しに來る。

ならさっさと早いに継承破棄して、冒険者でもやったほうがいい。

あの両親の態度が何なのかわからない限り早まるつもりはないが、出來れば早々に家を出たい。

家を出る予定なのだから俺の能力値は知らない人間が多い方がいい。

仕方ないので幾つか詠唱を暗記して夜中にこっそり起きてこっそり唱えることとする。

(そのために今日はもう寢るか・・・

夜勝手に起きるだろうし。)

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