《異世界で始める人生改革 ~貴族編〜(公爵編→貴族編》第25話 王都での出來事
そして別邸の豪邸につき、與えられた自室で一息つく。
「ああ、疲れた〜」
「お疲れ様ですレイン様」
とスクナが聲をかけてくる。
「おお〜・・・」
 と適當な返事しかできない。
(危うく俺のがバレるところだったからな、全くとんだ伏兵がいたもんだぜ)
と1人心の中で愚癡る。
「バーティーは2日後だから明日は1日暇ですね、スクナ、アイナと一緒に俺の護衛を頼みますよ」
「いけません!あなた様のにもしものことがあれば!ここは公爵領では・・・」
「騎士を何人も侍らすわけにはいかないでしょう?」
「でしたら、せめて騎士2人だけでも・・・」
「嫌ですよ、僕には神速がありますから何かあればすぐ逃げますよ」
「・・・そうですか、畏まりました。
準備しておきます」
「よろしくお願いしますね。
あと疲れたのでもう眠ります。
夕食は要りません。
お父様と料理長にそう伝えてください」
「はい。お任せください」
そういい部屋を出て行ったので、布団に篭り目を閉じる。
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ちなみに敬語だが、取り敢えず10歳までこのままでということで合意した。
その夜は疲れからかぐっすり眠れ、次の日の朝は割と楽に起きられる。
欠をしているとノックの音が聞こえた。
「レイン様、お目覚めでしょうか」
「はい、起きてますよ」
「では、失禮致します」
ガチャ
「わざわざご苦労様です」
「ありがとうございます。朝食のご用意ができております」
「わかりましたすぐ向かいます」
と準備をして朝食を食べお母様と昨日のことについてしお叱りとの調についての話をして自室に戻る。
そこにはスクナとアイナとメイドがいた。
「・・・何で?」
「レイン様がこのお二人だけを連れて街を観しにいくと仰っていたとお聞きしましたので」
「話しちゃったの?」
「はい。特に口止めはされて無かったので奧様にもお話ししております」
「奧様からも私について行くようにと厳命致しましたので、ついて行かせていただきます」
「うぇ〜い」
相変わらず事あるごとに立ち塞がるメイドである。
仕方ないのでそのまま支度をしたあと、お母様にお願いして金貨10枚をもらう。
「さて、王都を探索でもしますか!」
こちらもまた大まかな地図は頭にってる。
それに神眼があるから早々迷子にはならないだろう。
(まあ一応神眼は常時オンにしておこう)
常にオンにしないのは昔3日間ずっと神眼で暮らしていていざ両目を使おうとしたら激しい酩酊に襲われたためである。
なので基本的には両目をを使う事にしている。
そして裏門からこっそりと出て、し遠回りをしながら大通りに出る。
「改めて自分の足で立ちながら眺めるとまた壯観ですね」
「はい、私も同でございます」
「では見て回ろうか」
「ハッ!」
としばらく大通りを歩きながら、珍しい食べを買い漁りながら道端でやっている大道蕓人などをみている。
(つーかさっきからじっとこっちを見ている奴がいる)
神眼で見たところレベルは大した事はなく、いわゆるごろつきである。
(第二夫人の差し金か?王様にに謁見できなかったから早速刺客か?でも早過ぎない?)
わからないが取り敢えずあれくらいなら問題なしと放置しておく。
取り敢えずメイドにはそれとなく伝えておく。
ただ一言「畏まりました」
と言い警戒レベルだけ上げる。
奴隷たちには伝えなくていいだろ。
本格的にいたら教えればいい。
(あ、消えた)
しばらく見てたら後ろを向いていなくなった。
(神眼がばれた?んなわけない!なら何だろう?諦めたか?)
警戒は怠らないでおく。
それからしばらく街を観して、何気なく大通りをぬけ、し小道にって壁にもたれて一息つく。
すると俺の神眼にずた袋を抱えて逃走する3人の男がいた。
しかもさっき俺の事をじっと見ていた奴もいる。
中に人がっている事を確認する。
一本道な為このまま走れば俺のいる道を一瞬だけ橫切る事になる。
「メイド!今からあの道から男が3人でてくる!さっきの奴だ!スクナ!ファイヤーボールを5秒後に詠唱、アイナはヒールを用意しておけ」
「「「ハッ!!!」」」
流石俺付きに(お母様とメイドが)育てただけあって命令すれば一も二もなく了解する。
俺も懐から俺特注の鉄のばし棒を出す。
最悪腕の一本がとれてもくっつけて治す事ができる。
レベル8回復魔法エクスヒールはの一部が消し飛ばされたりしなければ、くっつけて再生させられる。
隣でスクナとアイナが詠唱を開始した。
「3、2、1、放て!」
と同時にスクナがファイヤーボールを先頭の奴にぶつけて、すぐ後にメイドが駆け出し先頭の男の腹に一発れ、さらにずた袋を持っている男の腹に拳を突き出す。
「ぐわっ!!なんだこ、グフッ!」
「グハッ!」
という聲とともに崩れ落ちる。
「な、なんだお前ら!こんなことしてただで済むと思うなよ!」
(三流の雑魚キャラセリフ乙!)
と思いながら腹に一発、第2夫人の長男を毆ったのとは違う高レベルによる高いSTRと神速に裏打ちされた俊足の踏み込みのナックルファイヤーが火を噴き昏倒する。
「フウ、またつまらぬものを毆ってしまった」
まったくである。
俺の腕力は既にメイドを超えている為かなり楽に昏倒させられた。
「レイン様お怪我は座いませんか?」
「はい!特にはないですよ、
アイナ、やけどを負っている彼にヒールをそれからスクナは警備を呼んできてください。
そのずた袋の中は何でしょうか?」
「ハッ、の子、のようですね。
どうされますか?」
中から出てきたのは同年代くらいの、中的な顔立ちのかなり可いの子だった。
「見たじ貴族でしょうか?」
とすぐに彼は目を覚まし俺を見る。
「やあ、僕を助けてくれたのは君かい?」
(ボクっ娘か!!ウオーーーーー!!!!)
と心テンションを上げつつ
「そ、そうだよ。
正確にはぼ、僕たちだけど」
とどもってしまう。
「そうかい、助かったよ、ありがとう」
し視線を橫に移させながら
「ど、ども」
とだけ返す。
それからしばらく俺の事をじっと観察した後、
「へぇ〜」と呟き
「じゃあ悪いけど僕はもう行くよ、じゃあね〜」
といい颯爽と帰っていく。
(え?それだけ?あっさり過ぎないか?もうし何かあってもいいものだと思うが
テンプレだとほ、ホッペチュウくらいあってもいいかと・・・)
とし呆気にとられ放心していると聲がかかった。
「レイン様、この者達はいかがなさいますか?」
「衛兵に渡そうか。
僕もなんか疲れたよ。
衛兵が來たら帰ろうか」
「ハッ」
と暫くして衛兵が來て名前を名乗り家名を言ったら、事をし聞いてすぐに帰らせてくれた。
(あ、そういえば名前とか観るの忘れてた)
神眼は見ただけではステータスが見れず、ステータスを見ることを意識しないといけないのだ。
急いでいたため、それと彼の態度に呆気にとられていたため見忘れてしまった。
「そういえばレイン様、私のことをメイドとお呼びしましたが」
あっ。
「いやいやあのですね、ほ、本!そう、本に書いてあったのですよ。でちょっとまねしたくなりまして」
と苦しい言い訳を続けながら帰路に著いた。
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