《異世界で始める人生改革 ~貴族編〜(公爵編→貴族編》第28話 プリムとお庭で
められていた子を助けて、勇気を出してお庭にってみたらあっさりオーケーが出た。
(よっっしゃあああぁぁぁぁーーーー!!!
フラグゲットしたぜーーーー!!!)
と心歓喜しながら表面上はしにっこりするぐらいに止める。
だがやはり頬がピクピクとくので前を歩き神眼で後ろの様子を伺いながら庭に出るまでのルートを検索する。
彼の方は凄い揺というか周りをキョロキョロした後、自分の顔に手をやったり髪を直したりしながら、時々俺を見て顔を赤くして目をそらすというのを繰り返していた。
(激かわであります!)
と、調子に乗っているとハッとする。
(いやいや、レイン!お前はこういう時いつも失敗してきたのだ!己を出すな!あくまで朗らかにかつ誠実に!)
と心で念じ続ける。
そして庭までやってきたので、勇気を出して質問をする。
「さてと、お庭までやってきたことですし、し質問でもしてよろしいでしょうか」
キラッとした笑顔を向けてあげた。
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「は、はい!どどどどうぞ!」
と噛んだ後また顔が真っ赤になっている。
(どどどどうぞ?)
とりあえずさっきのことについて質問してみる。
「さっきはめられていたみたいだったけどどうして?」
そうすると急激に落ち込んでいくのがわかった。
裾をギュッと摑んで俯いてしまった。
(あ、こういう聞くのダメだったかな・・・
やベっ、対人スキルが全然ないからよくわらないな。
とりあえず謝っておこう)
「あ、ご、ごめんね。し無神経が過ぎたよ、あまりひ、人と話すことなくって、本當にごめんね」
と謝っている最中からどもってしまう。
「い、いえわ、私がどんくさいから、グスッ」
と半泣きになってしまう。
「ごごごごめんね、本當にごめんね、辛い記憶を呼び起こしちゃったみたいで、大丈夫?」
全然大丈夫じゃないがつい聞いてしまう。
(え?泣くほどか?ヤバい!どうすればいいのか全然わからない!誰か助けてくれー!!)
當然誰も助けてなどくれなかった。
前世の本やゲームの知識を総員して現在の狀況を打破するための行を考える。
(・・・そうだ!!)
と思いつき、手をばし彼の頭をでる。
そして、
「大丈夫、君は悪くないよ、今は僕がいるから安心して」
と安心させる言葉を言いながらとりあえず宥めてみる。
すると、
「あ、ありがとうごじゃいましゅ」
と謝の言葉を述べてくれた。
(ハアアアアァァァァァーーー、疲れた
王様の時並みに神経使った)
と外見には臆面も出さないように努力しながらも心で力する。
「あ、あの!な、なんで助けてくれたの?」
(え?特に理由なんてありませんが?
目に付いたから以上の理由なんてないんだが・・・
さすがにそんなこと言えないよな〜
ちょっとキザなセリフでも言ってみるか)
「君が可かったから、かな?」
(ウワァァァァ恥ずかしいよォォォォ!!!
なんて!なんて痛いセリフ吐いてんだ俺!!
こんなんで落ちるやついねーだろ!!)
と恐る恐る前を見ると、
顔を真っ赤にして頬や髪をるプリムの姿があった。
「・・・えっ?マジ?」
(あっ!やべ!聲に出た!
いやセーフ!顔を真っ赤にしながら俯いているから聞いてないな)
スゴイちょろかった。
今のうちにプリムを観察してみる。
クリッとした大きな目以外は全的に小さく小さな鼻、小さく真っ赤な、小さな顔、そして銀髪が肩まであり、ウェーブがかかっている。
はっきりと斷言しよう。
(無茶苦茶好みです!!)
顔がデレっとしないように太ももをつねって踏ん張る。
このままだと2人でマイワールドに旅立ってしまいそうなので聲をかける。
「プリムさん、あの大丈夫ですか?」
と自分の世界にっているプリムに聲をかける。
「あ、あ、だ、大丈夫です!!」
「そ、そうですか、それは良かった、もしよろしければこちらのハンカチで涙をお拭きください」
とポケットからハンカチを取り出す。
前世ではハンカチは持たない派だったが今日は用意された服に元からっていた。
「は、はい。ありがとうございます!」
「うん、どういたしまして。そのハンカチはお近づきの印に差し上げますよ」
上質な布で織られているので本來はおいそれとあげていいものではないが、気にすることなく渡す。
「あ、あのこれ。いいものじゃ・・・」
「構いませんよ。大事に扱ってくださればそれで」
「はい!大事にします!」
と、一段落したので今度はハーバー家について聞いてみる。
「ハーバーと言う家はどこら辺にある領地なのでしょうか?もしよろしければ教えてもらってもよろしいですか?」
伯爵以上の家柄の領地は覚えてるが流石に士爵領までの細かい位置取りまでは覚えてない。
(というか領地あるのか?)
「あ、あえっと、あの・・・」
と口籠ってしまった。
(・・・?
もしかしてないのか?いや違うな・・・
ああ、南とかがまだわからないのか)
「近くにある大きな領地や家は分かりますか?」
すると
「はい!あのコルディア公爵様の領地の左下にあります!!」
とちょっとを張ってに言った。
(目が輝きすぎておっさんには眩しい瞳だよ・・・
えーと、コルディア領の南西だからうちから見たら南東にあるのか)
頑張れば二日から3日くらいで行ける距離だ。
「へ〜、っとそろそろ戻らないとおひらきになってしまいますね」
宥めたりしていたから全然喋れなかった。
神眼で見たらなんとなく解散の雰囲気があったので早々に戻ることにする。
そして無事パーティー會場に戻る。
名殘惜しいが彼ともお別れだ。
(次はいつ會えるやら)
とさようならを言おうとしたら、
「あ、あの!も、もしよろしければお、お友達になってください!!」
と手を差し出された。
それを見ると微笑ましい気持ちになってくる。
(その勇気は前世の俺には無かったよ)
そう心でつぶやきながら手を握り、
「喜んで」
と言ってあげた。
満面の笑みで彼は自分の親のところに帰っていった。
俺もお父様のところに行くと、そこにはニヤニヤしたお父様の顔があった。
「おいレイン、狙ってたのか?うまくやったなお前」
とスゴイ絡んできた。
「いえ、まあたまたまですよ」
と言っているのになんかウンウンと頷いている。
「私もお前が自分で選んでくれて嬉しいよ。
あ、言うまでもないが王殿下にもちゃんと気を配れよ!」
「それはもちろんわかってはいますが・・・
いいのですか?」
「?
何がだ?」
「いえ、王殿下にあった後にすぐあの様な事を」
許婚って言われた後すぐに別のを引っ掛けている(周りからそう見える)のだ。
あまり褒められる事ではないだろう。
「そこは気にせんでよろしい!
何かあったら出來る限りは応援してやる!
それにそもそも別に問題にはならんよ」
「そ、そうですか、安心しました」
といい、そこでパーティーはお開きになり、貴族たちとまた挨拶をして帰る。
帰り道でお父様が話を聞いてきた。
「で、真面目な話お前はあの子の事を気にったのか?」
「は?」
突然何だ?
「だから気にったのか?と聞いておるのだ。
気にったのであれば家に呼ぶように取り計らってやる」
「ほ、本當ですか!?
い、いやええっとそうですね、なかなか可い子でしたから家に呼んでくれると嬉しいです」
とつい意気込んでしまった後取り繕う。
「わかった!では、明日ちゃんと王様のお相手ができたら考えてやろう!!」
「・・・」
(明日かよ・・・心の準備ができてないんだが)
先行きは長そうだ。
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