《超迷宮奇譚伝 『このアイテムは裝備できません!』》VSシャーマン戦開始
「……」と僕は考える。
火を囲み踴り狂っているゴブリンたち。
そのつきは、今までのゴブリンと大差がない。おそらく、戦闘能力も同じくらいだろう。
ラスボスの側近としては弱い部類だろう。
だが、問題は數だ。
全部で6匹……いや、7匹。なくはない。
「せめて、雑魚は任せてもいいか?」
「そうですね。儀式中のゴブリンは、數が多いほど、シャーマンも強化されているみたいですからね」
「あの儀式って、ダンジョン化だけじゃなく魔強化の効果もあるのか!」
「おそらくは……シャーマンは自が完全ラスボスではないとわかっているのでしょ。そのため、徹底的に自の強化と急長を促す儀式も同時進行で行っているみたいです」
「……なるほど。それじゃ、こういう作戦で行こう」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ゴブリンが1倒れた。
ドラゴンの指先から発されて極小の熱閃魔法。
音もなく、そして慈悲もなく、ゴブリンの心の臓を貫いたのだ。
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「ギィイ? ギギッイギ?」
他のゴブリンたちもきを止めて、倒れたゴブリンの周りに集まり始める。
だが、集まった順番にゴブリンたちが倒れていく。
僕は、その景を見ながら、小聲で―———
「そんな貫通力があるなら、シャーマン相手でも問題ないだろ」
「正直に言えば、あのレベルなら神異常系攻撃もたかが知れてる程度なのですが」
おい、前提條件が崩れているじゃないか。僕はそう思った。
でも、ドラゴンは舌を出して続けた。
「それではサクラさんの長につながらないかなぁ……って思いましてね」
「……」
「さぁ、すぐに倒して帰りましょう!」
「へっ……期待が重いな。それじゃ、僕は―———いや、俺は期待に応えてくるぞ!」
手の紋章が輝く。
『龍の足枷』が現化されていく。
僕の背後に巨大な鉄球が現れた。しかし、パニックになっているゴブリンたちは気づかない。
手にした鎖を振り回す。 風切音が心地良い。
本來なら柄の部分を分銅のように――― 鎖鎌の分銅のように―――
放った
狙いはキャンプフャイヤー。 つまりは儀式破壊。
さらには、その後ろに佇たたずむシャーマン。
業火をすり抜け、一直線に突き進むソレは、シャーマンの腹部を撃ち抜いた。
その手ごたえは上々。
高く積まれた燃料代わりの木々も崩れ落ちた。
さらに————
シャーマンの杖を落とした。
表は髑髏ドクロの仮面によって隠されているが、その下では激痛を表現しているだろう。
しかし―――シャーマンが痛みできを止めたのは剎那に等しい時間。
自に襲い掛かり、腹部に突き刺さる鎖を引き始めた。 それを勢いよく……
浮遊
その先で、鎖を摑んでいる俺のが浮かび上がる。
襲撃者である俺を鎖ごと引き付けるつもりらしい。
その巨が繰り出す怪力は凄まじい。 一瞬、オーク王の姿を重ね合わさせるオーバーラップほどの怪力。だが……だからこそ、冷靜になる。
(コイツ、オーク王ほどの怪力ではないな)
シャーマンの引く手が止まった。
超重量級スーパーヘビーの『龍の足枷』
「その本を引き付けるほどの腕力を有していないな!」
俺は飛び上がり、『龍の足枷』 その鎖部分に著地する。
これで鎖を手にしているシャーマンとの道が生まれた。
俺は、鎖の上を疾走する。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
雄たけび……咆哮に込めるは裂帛の気合。
それはラスボスであるはずのシャーマンにすら躊躇というものを覚えさせたらしい。
奴からは怯えが見えた。
そして、自の腹部に突き刺さっている柄の部分を引き抜き、鎖ごと地面に叩き捨てる。
自分に向かい來る敵。その道を封鎖するために―———
「だが、遅い!」
すでに俺のは飛び上がっている。
俺の姿を見失ったシャーマンをキョロキョロを顔をかす。
背中から短剣を抜き、落下と共に―———
「ここだ! ゴブリンシャーマンキング!」
俺の聲に反応して、シャーマンの顔が上を向く。
その仮面の下に浮かぶのは驚愕か?
落下の衝撃をそのままに、シャーマンの顔面に著地すると同時に逆手に持ち直した剣を下へと突き刺した。
手に伝わるは、その仮面の度。 おそらくは鉄製。だが————
俺の剣は、それも貫いている。
亀裂
仮面に亀裂が生じ始める。
「フン!」と力みを込めて短剣を抜く。
そのまま、後方へ反りかえりながら宙を飛び地面に著地した。
シャーマンの仮面は々に割れ、中から憤怒の表が現れた。
奴は地面に落とした杖と盾を拾い、襲いかかってきた。
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