《超迷宮奇譚伝 『このアイテムは裝備できません!』》相棒 オム・オント
「よう、お疲れ」
サクラは山賊の親分、クシュを縄でグルグル巻きの簀巻き狀態にして、擔いで山を下りるとオントが待っていた。
オントの足元には、意識がない男たちが転がっていた。
よく見れば、クシュとの戦いの最中に逃げ出していた山賊たちの殘黨たちだった。
「流石に早いね」とサクラは稱賛した。
サクラがクシュを捕らえて、山を下りるよりも早く、山中をバラバラに逃げ出した山賊の全員を捕えて待っていたのだ。
そのスピードは人間技ではない。 いや、そんなことよりも山中に逃げ出した山賊の正確な場所をどうやって把握したというのだろうか?
「あの……すいません。そろそろ、引き渡しの方を……」
あらかじめ待たせていた衛兵たちが山賊の引き渡しを要求してきた。
「いいよ。ただし、報酬と引き換えですよ」
「はい、もちろんです。彼たちも喜んでいますよ」
「彼たち?」とサクラは小首を傾げる。
すると――――
「サクラさまがお待ちだ。もう出てきても構わないよ」
そう、衛兵の掛け聲に反応して、ぞろぞろとが現れた。
ぞろぞろと數十人も……
「……これは?」
「はい、ご希の踴子風の褐です」
「えっと? 何か勘違いをしてますよね?」
「いえ、そんなことはありません。伝説の探索者トーア・サクラの嫁探し旅の話は、この田舎でも有名です」
「間違って広まっている!!」
そうんだサクラの背後でオントがゲラゲラと笑い聲をあげた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「今回も空振りか……」
曰く最強の探索者。
曰く神話の住民。
曰く神殺し。
曰く龍の化……
しかし、トボトボと力なく歩く姿から、數々の異名を連想するのは難しいだろう。
あの日、『教會』との戦い。 神を再現した人と毆り合い、そして勝った。
しかし、その戦いの直後、最の人であったドラゴンは姿を消した。
いや、ドラゴンだけではない。 僕のことを父親と慕ってくれた――――クリムもいなくなった。
原因はわからない。
どうして、2人は姿を消したのだろうか?
2人の実力から言って他者に連れ去られたとは思えない。
あくまで自発的に2人同時に姿を消した。
心當たりは……ない。
だから、サクラは2人を探す旅に出た。 親友のオム・オントと共に――――
しかし、誰が信じるだろうか? 今まで誰も足を踏みれることができなかった迷宮ダンジョンの最深部。この2人が4つもの迷宮で最深部まで到達した目的が、行方不明になったドラゴンとクリムの手がかりを探すために過ぎなかったという話を――――
「まぁ、今回の報も空振りだったわけだが、そう気を落とすなよ。いつもの事じゃないか」
「いつもの事だから、気落ちしてるんだよ!」
そんないつも通りの會話をサクラとオントがわしていると……
「ん? サクラ?」
「なんだよ」
「その『転送の指』がってるぞ」
サクラは指に目をやる。オントが言うようにっていた。
この指がるときは、シュット國に殘した対となる指を通じて、誰かがコンタクトを取ろうとしてる時だ。 それもドラゴンとクリムの報を最優先に……
サクラはすぐに指を起する。
小さなの粒子が現れ、何かが送られてくる。
が消え、現れたは……
「紙? 手紙か?」
オントが言うように、それは手紙だった。
サクラは素早く容に目を通したかと思うと――――
「オント! 帰るぞ! すぐに」
そうんだ。
「まてよ。帰るって? どこに帰るんだよ」
「決まってる。シュット國だ。 未知の迷宮ダンジョンが発見され、ドラゴンの目撃証言があるらしい」
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