《3人の勇者と俺の語》15章 槍の塔突
部構造は剣の塔と変わらない。
皆の調もいい。テンションも最高!
絶好の攻略日和だね!
「よーし!張り切るぞー!」
「槍の使い方、しっかりと學びます」
「殺れる……」
なんか一人怖いこと言ってるけど、張り切って最初の部屋に突!
リザードマン。トカゲの顔して二足歩行して槍を構えている。
長槍ですね。至って普通の。片手持ちで小型の盾。
オーソドックスなスタイルだからこそ強い。
『先ずは間合いをきちんと摑むこと。攻めるのはそれからでいい』
「あまり一気に魔法で殲滅じゃなくて槍の対応をある程度練習するのよ」
いつもどおり戦闘開始だ。
自然と一対一での戦闘が始まる。
一階は個々の対応を學ぶ。
最初は僕も槍でお相手する。
一段階大きくした盾で慎重に相手の攻撃を見ていく。
払い、突き。槍の攻撃は端的に言えばこの2點。
ただね、しばらく打ち合って気がついた。
これ、相手のレベルたぶん1だ。
攻撃が軽い。僕でも攻撃で簡単に盾を弾ける。
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『ある程度なれたら倒していいぞ』
先生のお言葉どおり殲滅する。
『基本的なつくりができていれば、
攻撃に慣れたら進んだほうが良さそうじゃの。
あまり溫い攻撃に慣れると後で苦労するじゃろ』
ドロップはクウが銅の剣。売卻だね。
サクサク攻略。
次はコボルトさん一行。武は短槍。
しかも紐がついてるから投擲してくるなこれは。
『離れて油斷してくると投げてくると思うが、
まぁ今の主らなら問題無いじゃろう』
「油斷はしないようにね、手から槍が離れれば逆にチャンスよ」
短槍は素早い突きが持ち味。
中距離くらいから短く投げてきて間合い把握がしにくい。
突きの延長でぐいっとびてくる。
でも、弾かれると戻るまで無防備になる。
自分で使うなら使いドコロを大事にしないとね。
相手に慣れさせないようにして、ここぞという時に使う。
連発すると、飛んできた槍に盾で強撃、そしてすぐ突撃。
あとは間合いで斧でも剣でも攻撃。
簡単に沈む。
「うん、大わかった」
みんな危なげない。
次の部屋はオークが両手持ちの長槍を持っていた。
基本通りに対応して難なく倒す。
未だにレベルアップはなし。
4門目、スライム。
これはもう、問題ない。
5門目階層ボスはリビングアーマーが長槍、ラージシールドを裝備。
槍はどちらかと言うと高い防力と組むのが相いいよなー。
カイは魔法を併用することで牽制と高い攻撃力を兼ねている。
趙雲ってじかなぁーって見てて思った。
三國志には魔法は無かったけど。
レベル差があるのであっという間に殲滅だ。
僕が久々レベルが上った。
これ、僕だけレベルが上がりやすすぎるね。
大晩()とはいったい、むしろ早レベルでレベルが上がる。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
イチノセ ワタル
Lv14→15 【有能な家政婦】
HP 228→236
MP 81→87
Str 32→34
Agi 28→30
Vit 31→34
DexNew! 36→39
Int 29→31
Luk 23→25
【スキル】 神の盾 勇者の卵 用Lv4New! 観察Lv6 忍耐Lv7
神の料理人 神のマッサージ師 言語理解 大晩()
やりくり上手Lv1New! 魔力作Lv4 微小魔力作Lv4 盾技Lv5New!
生活魔法Lv3
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
盾技 Lv5 吸収盾 魔法やブレスを吸収して任意のタイミングで放つ。
なんか前のと合わせて強技続きだね。
結局あっさりと階層制覇。
銅の剣×1 銅の斧×2 階層制覇寶箱から20,000zを手にれた。
『今までの基礎があるからこれだけ楽に戦えるのじゃ』
「このまま慢心せず進みましょう」
締めるところは締める先生達。
まだお晝前なので、休憩がてら二階の食堂で晝食。
汗を流して二階に突撃。
二階第一部屋。
ゴブリン。集団戦。長槍と盾が2に短槍が2。
スペック差がありすぎるよね。
カイとクウは魔法縛りで戦っているけど、
それでも圧倒しちゃう。
まぁ、なんだ。
次は二階のボス部屋です。
特に苦労もしなかったよ。
三叉の槍も矛も対応に苦労はしなかったです。はい。
『やはり、こうか。剣と違って槍は集団になるとかなり手強いぞ』
「セオリーなら遠距離攻撃ね、魔法を有効に使ってね」
真っ赤な絨毯の上でたくさんの騎士と王様戦。
槍衾みたいに統率の取れたきをする騎士、
これは流石に歯ごたえがありそうだ。
槍衾って厄介極まりない。
メディアスさんの言うとおり魔法か遠距離攻撃に任せたほうがいいね。
僕が盾2つを最大にして前に立ちふさがり牽制して、
カイの攻撃魔法でしづつ削る。
遊撃部隊はリクに翻弄してもらう。
王様はクウ。王様の連続突きとか雙剣で難なく捌いている。
でも流石に槍と剣だとやりにくそう。あ、別にダジャレじゃない。
しだけ腕とかに赤い筋ができている。
槍衾は固まらないと構できないからどうしても範囲攻撃に弱いね。
エアトルネードにファイアーウォールを混ぜるとかカイさん……
怖い。
灼熱の竜巻に飲まれて鎧が溶けて消えていってる。
炎に風を吹き込めば當然火力は上がり溫度も上がる。
部屋もかなり溫度上昇している。
僕も汗だくだよ……
そんなこんなで、最後は王様を4人で攻める。
盾巨大化パイルバンカー地面で支えるバージョン。
が功して槍を折ってからは一方的な展開になった。
『あの技は止。あまりに隙が大きすぎる! いきなり地面に寢っ転がって何事かと思ったぞ!』
バイセツさんにはこっぴどく怒られました。
僕とリクがレベルアップ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
イチノセ ワタル
Lv15→16 【敏腕家政婦】New!
HP 236→246
MP 87→92
Str 34→36
Agi 30→33
Vit 34→35
Dex 39→42
Int 31→34
Luk 25→26
【スキル】 神の盾 勇者の卵 用Lv4 観察Lv6 忍耐Lv7
神の料理人 神のマッサージ師 言語理解 大晩()
やりくり上手Lv2New! 魔力作Lv5New! 微小魔力作Lv5New! 盾技Lv5
生活魔法Lv4New!
リク
Lv8→9 【戦斧の戦士】
HP 1180→1410
MP 260→350
Str 108→126
Agi 81→93
Vit 85→100
Int 59→72
Luk 59→72
【スキル】 聖斧の力 頑丈Lv4New! Lv4 魔力作Lv4New!
斧技Lv6New! 見切りLv5 忍耐Lv5 強化魔法Lv3New!
溜め攻撃Lv4 自己活Lv4New! 鑑定 マジックボックス【極大】
【稱號】決意し者
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
やった、生活魔法がびた!
Lv4 クリーンアップ 洗浄の上位スキルみたいだね。広範囲のエリアを一気に綺麗にする。更に消毒も出來ている。一家に一臺ほしいね。
槍の塔も殘すところ一階層!
この階の収集品も目新しいがないので売卻、階層寶箱と合わせて資金が潤沢になってまいりました。何よりも嬉しいね。
やりくり上手に恥じないようにしっかりと管理していきます。
【書籍化】幼馴染彼女のモラハラがひどいんで絶縁宣言してやった
【コミカライズ決定しました!】 一個下の幼馴染で彼女の花火は、とにかくモラハラがひどい。 毎日えげつない言葉で俺を貶し、尊厳を奪い、精神的に追い詰めてきた。 身も心もボロボロにされた俺は、ついに彼女との絶縁を宣言する。 「颯馬先輩、ほーんと使えないですよねえ。それで私の彼氏とかありえないんですけどぉ」 「わかった。じゃあもう別れよう」 「ひあっ……?」 俺の人生を我が物顔で支配していた花火もいなくなったし、これからは自由気ままに生きよう。 そう決意した途端、何もかも上手くいくようになり、気づけば俺は周囲の生徒から賞賛を浴びて、學園一の人気者になっていた。 しかも、花火とは真逆で、めちゃくちゃ性格のいい隣の席の美少女から、「ずっと好きだった」と告白されてしまった。 って花火さん、なんかボロボロみたいだけど、どうした? ※日間ランキング1位(総合)、日間・週間・月間・四半期ランキング1位(現実世界戀愛ジャンル)になれました 応援いただきありがとうございます!
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8 70ドン底まで落ちた私
25歳でドン底を見た私がもう一度這い上がる為の決意をする話
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