本當は今日はもう中央塔へ進もうと思っていたんだけど、

昨日の夜更かしと床で寢たのがたたって、風邪を引きました。

カイの回復魔法でだいぶ楽になったんだけどね。

浄化とか消毒を自分にかけるとさらに楽になった。

まだ完全じゃないね。ウイルスは除去できないんだろうね。

ちょうど室溫と度コントロールが出來るようになってよかったよ。

度を高めにして寢るしか無いね。

「ワタルさん大丈夫ですか？」

「ああ、おかげさまで魔法でだいぶ楽になったよ」

「もし食べられるようならコレ食べてくださいね」

カイがおかゆを作って持ってきてくれた。

奧では心配そうにリクとクウが見ている。

3人共自分のだと反省しているらしい。僕が悪いだけなんだけどね。

優しい味の卵と野菜のおかゆはに染み込むようでとても味しかった。

「おいしいよ、ありがとう」

「ごめんなさい私達がベッドを使ってしまって……」

こんなことを思うのは悪いことだとわかっているんだけど、

申し訳無さそうにしているカイは、獨特の魅力がある、とじてしまう。

「いいよ、気にしないで。明日にはすっかり元気になると思うし」

そんな背徳を隠すように言い訳をしてしまう。

「はい！　そしたらゆっくり休んでください」

満面の笑みを浮かべて僕が食べ終わった食をかたしてくれる。

ずっと扉のとこで心配そうに見ている二人にも軽く手を振って床につく。

早く治さないと……

「ん……」

目を覚ますと窓から水平な日差しが差し込んできていた。

夕方かな？　を起こすと額から濡れたタオルが落ちる。

ると気持ちがいい冷たさだ。

誰かが変えてくれていたんだろう。

調もすっかりと良くなっていた。

ん～～～～～～

をばすと一日寢ていたのでの節々がピシピシと音を立てる。

軽く運をしての調子を確かめる。

「うん。悪くないね」

ちょっと汗をかいていたら軽く汗を流すために水場へ向かう。

水場の扉を開けると、今まさに水浴びを終えて著替えている3人がいた。

こ、これが、ラッキースケベ……

思考が高速で回転する。

REC.

キャーーーーーーーーーーーー！！　上がる悲鳴、飛びう投げつけられる桶など……

そこまで想像していたけど、一向にそういう気配がない。

「もう、ワタ兄元気になってよかったけど大膽だなぁ～」

クウがするりと腕に手を回してくる。

「もう私達上がったけど背中でも流そうかワタル！」

反対の腕を引っ張るリク。

「わ、私が流しますよワタルさん！」

慌ててカイもそれに続く。

「あわわわ……す、すみませんでした。すぐ出ます！」

みんなの予想外の行に逆に恥ずかしくなってしまって踵を返して部屋から撤退を試みる。

が、摑まれた腕は微だにしない。

「いいから、ね？」

ステータスの差は歴然でそのまま水浴び場に連れていかれる。

あっという間にリクとクウにシャツとズボンをがされる。

この二人力が凄すぎます。てか、リクさん闘気を帯びて服がすのはやめて、

パンツもとられる。カイもキャキャーいいながら指の間から見ないで止めてください。お願いします。キャーーーーー……

全を3人にもみくちゃに洗われて、今はを拭いてもらっている。

お父さん、お母さん、僕汚されちゃった……

新しいシャツと下著、ズボンも著せてもらう。

「あのね、3人とも僕大分元気になったから自分で出來るよ？」

「んふふ～、そうだねーワタ兄、　げ　ん　き　になったね～」

があったらりたいです。

すっかり辱めをけた僕は味もわからない食事をして、

自室へ逃げこむように帰った。

あの時あの場所に行かなければ……うっう……

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時間はし戻って3人娘の部屋。

ワタルにおかゆを食べてもらって眠ったことを確認した後に、

今後のことを決める急會議がここで行われていた。

バイセツさんとメディアスさんは追い出されて散歩中だ。

「えー、それではワタ兄の貞を守るための急會議を始めたいと思います」

「おー！」「て、貞って……」

「カイ、カマトトぶってもダメ、

今ワタ兄はあの年増のせいで大変危険な狀態」

「そうだよ！　アイツあとから來たくせにワタルにキスしやがって」

「そうね、あの雌狐は危険。

戻ってきたら何をするかわかったものじゃないわ」

室の溫度が數度下がった。

「そう、私たちはもう爭っている場合じゃない、アイツが帰ってくる前に、

ワタ兄との間に確固たる関係つながりを作るべき」

「賛！　あんな年増にワタルは渡さない」

「的には？」

「ワタ兄はこの間の14歳で人という話にかなり揺していた、

そしてワタ兄は樸念仁じゃない普通の男の子、もう押せば行ける」

「どんどん意識させていくわけね、たしかに以前よりドギマギしているもんね」

「こないだも誤魔化してたけど、そういう狀態になってた。

ワタルさんは押しに弱い。次の塔攻略の後じゃあの年増が帰ってくる」

「ちょうどよくワタルが風邪引いた。塔攻略は明日以降になる。

ワタルは塔攻略が終わるまではダメと言っていたケド、もうボクたちにそれを待つ時間はない。勝負は今晩か明日」

「急いだほうがいい、勝負は今晩」

「でも的にはどうするの？　ワタルさんはなんだかんだ言って紳士よ？

うまいこと逃げられる可能が高いわよ」

「コレがある」

リクが取り出したのは何かの果の実をを乾燥させたようなだった。

「それは、もしかして」

「そうバイアングの実、トーチャンが持ってたのをこっそりと持っている。

量なら痛み止め、でも、3個以上使うと……」

「止まらなくなる」

「……行けるわね、フフフ……フフフフフフフ……」

「アッハッハッッハ……」

「ワタ兄、逃がさない」

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僕はベッドに橫になり月を見ていた。

この世界には2個の月があるんだな。

外に街燈がないこの世界の夜空は綺麗だった。

砂漠の街だから余計かもしれない。

數多の星と大小2つの月、幻想的な雰囲気だ。

部屋の明かりはつけていない。

あんなことがあったんだ、もう眠ってしまいたかったけど、

全く眠くない、それどころか目が冴えて仕方ない。

晝間にあんだけ寢たんだし仕方ないんだろうな。

それにしても、なんかが熱い。

まだ熱があるのかな？　またぶり返しても困る。

僕はタオルケットを被って布団に突っ伏せる。

だんだん頭もぼーっとしてくる。

今日の出來事がグルグルと映像と付きで再生される。

「これ、まずいな……」

の芯が熱くなってくる。

さらに頭がボーッとなってくる。

意識はぼやけたようなじなのに、

ある一部分は、雄々しく滾っている。

「や、やばいよ、なんか、おかしい……」

キィーーー

「ひっ……」

部屋に人の気配がってくる。

頭が熱いのに妙に周りの狀況がわかる。

ぱさっ、布が落ちる音、ぎしっ

ベッドが軋む。一人じゃない。

「だ、誰……？」

けない聲が出てしまう。その瞬間シャーッとカーテンが閉じられ、

室が真っ暗になってしまう。

目が慣れていない。真っ暗だ。

それと同時に溫かい気配が僕を囲む。

「ねぇ、ワタ兄？　ワタ兄はクウのこと嫌い？」

耳元で囁かれる甘い言葉、普段なら驚いて跳ねのけている。

でも、出來ない。その言葉が僕のの芯と脳の奧に火をつける。

「嫌いじゃない、すごく魅力的です」

口が勝手にく。自分の意志だけど自分の意志じゃない言葉を話している。

「リクのことは？」

反対の耳からも囁きがの中にり込んで來る。

「好きだよ、カイのことも3人共すごく魅力的で我慢するのが大変」

「大丈夫ですよワタルさん、私達3人共すでに人しています。

我慢しなくていいんですよ？」

正面から悪魔のささやきが、僕の自制の鎖に絡みつく。

「ボクたちみんなワタルのことが好きだから我慢しなくていいんだよ」

「ワタ兄の好きなようにしていいよ」

熱を帯びたがさらに押し付けられる。

れるの熱がを侵食していく、れた部分から融け合う……

「ワタルさん……」

近づいてくる気配を僕は避けることが出來なかった、

にれる。

を稲妻のような衝撃が貫く。

で燃え上がった炎を止めることはもう出來なかった。

「してるよ3人とも」

最後の理の鎖は砕け散った。

このあとムチャクチャ（自主規制）

目を開ける。

カーテンの隙間から日差しがうっすらと差し込んでいる。

冷靜に周囲を見渡す。

れたベットで寢息を立てる3人娘、僕を含め全員生まれたままの姿だ

「夢じゃ、なかったんだね……」

とんでもないことをしてしまった。

責任を取らないと。

僕は覚悟を決めて3人を起こさないようにを起こし、

著替えて部屋の外に出る。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

イチノセ　ワタル

Lv19　【敏腕家政婦】

HP　266

MP　117

Str　46

Agi　43

Vit　45

Dex　55

Int　45

Luk　32

【スキル】　神の盾　勇者の卵【孵化】New!　用Lv4　工夫　観察Lv7

忍耐Lv7　神の料理人　神のマッサージ師（隠しスキル：神の床上手New!）

言語理解　大晩（）　やりくり上手Lv3　魔力作Lv6 

微小魔力作Lv6　盾技Lv6　生活魔法Lv5　拷問

【稱號】　聖剣の聖との絆New!

リク

Lv12　【オーラバトラー】

HP　1950

MP　560

Str　172

Agi　129

Vit　150

Int　105

Luk　104

【スキル】　聖斧の力　鉄壁Lv4 魔力作Lv5　斧技Lv7

見切りLv6　忍耐Lv5　強化魔法Lv6　武裝闘気Lv3

溜め攻撃Lv6　自己活Lv7　生命力燃焼Lv3　幸運Lv5

鑑定　マジックボックス【極大】

【稱號】決意し者　闘気を纏いし者　神々の加護　勇者との絆New!

カイ

Lv11　【魔導を歩む槍士】

HP　1180

MP　2080

Str　106

Agi　145

Vit　110

Dex　141

Int　212

Luk　112

【スキル】　聖槍の力　聡明Lv6　忍耐Lv5　天賦の魔力

魔力作Lv8　魔力増幅Lv8　魔裝武Lv5　魔力暴走Lv5

回復魔法Lv7 四元素魔法Lv6　魔法合Lv4

複合詠唱LV6　槍Lv7　幸運Lv5　鑑定　マジックボックス【大】

【稱號】決意し者　暴走する魔力　神々の加護　勇者との絆New!

クウ

Lv11　【天才二刀剣士】

HP　1990

MP　1540

Str　149

Agi　179

Vit　128

Dex　159

Int　168

Luk　210

【スキル】　聖剣の力　天才　未來予測Lv4　忍耐Lv5

魔力作Lv7　環境魔力利用Lv6　剣技Lv8　二刀流Lv7

見切りLv7　魔法Lv6　闇魔法Lv6　空間魔法Lv5

時空魔法Lv5　センス○　鑑定　マジックボックス【無限】　幸運Lv5

【稱號】決意し者　神々の加護　勇者との絆New!

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